ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

山笑う

2016-03-26 16:53:11 | フォト日記

 
大井川流域フォトコンテストの表彰式があった 
審査員は写真家白旗史郎氏 式後には先生の総評がある

応募はしても選外で入賞ではなかったが 評価が聞きたくて式に参加した
先生は16枚の入賞作品すべてを1枚づつ丁寧に説明してくれた

「静寂に包まれて」という画題で関ノ沢の鉄橋を列車が通るのを待って撮った写真は
画題は「静寂」だけにして列車を入れないほうが良いという 意外な評価だった

ほかの作品も表情が必要とか 顔だけでよいとか
一般的にもう少し的を絞れということだろうと思った

16作品のうちに15はスナップ写真が入選している
白旗史郎といえば山岳写真なのでそのあたりを伺った

スナップ写真のほうがそれに付随するものが写るときがある
風景は構図などで難しいとのことだったが

今回の応募作品で風景写真には評価に値するものがなかったということだろう
ちなみに私は風景写真で応募した 

総評後は 先生と一緒に近くの桜を撮りに行った
先生はデジタルカメラはあまり好まないようだった

私はデジタルカメラで撮った
というよりフイルムカメラがない

  


川根温泉笹間渡駅周辺に桃の木植栽

2016-03-25 11:20:06 | フォト日記


風が冷たいと思ったら 上越地方は雪だったとか
こちらはそれでも日が当たれば暖かい

温泉がある笹間渡周辺には 桃の木が紅い花をつけている
前回の菜の花の植栽につづき 線路周辺に桃の木を50本植えた

線路脇の土地は石ころなどで堅くて掘るに苦労したが
苗より多い人数が出役して 一時間くらいで終了した

それだけでも新聞社やテレビ局が取材していたので
広く広報すれば大仕事に見えるはず 植えたこと以上の

皆が地域を盛り上げようとする心は伝わるはず
かってこの辺りには桃の木が多く点在していた

それを復元しようとする温泉支配人が地域を動かし
役所を動かし大井川鐵道の協力も得た 

それに賛同する人々の手で植えた桃の苗が大きく成長するのが楽しみだ


満月の日に咲いていた山桜

2016-03-24 08:47:56 | フォト日記


きのうが満月薄曇りの中ぼやけた月が見れた 
きょうは15夜曇っていて午後からは雨予想

満月と15夜は別の日だったが桜はやはり満月までに咲いた 
標高240メートルの茶畑の横 すでに満開を過ぎていた

240といっても家の標高は170だから 歩いても10分もかからない場所
花は咲いても茶畑の持ち主ぐらいしか見に来る人もいない

誰に見られるわけでもないのに誇りもせず見事に咲く
「花見事に咲けど誇りもせず」新井狼子 また書いてしまった


桜は満月に向かって咲く

2016-03-22 13:56:06 | フォト日記


東京の桜は開花宣言したとか 近くの山も桜が咲きだした
風が少し冷たいが ずいぶん暖かくなり山笑うころとなった

桜は満月に向かって咲くと佐野藤右衛門さんは言う
満月は明日3月23日だ そのあとの満月は4月22日だ

どちらの満月に向かうのかまではわからない 
満月から新月に向かう時は咲かないのかも定かではない

ちなみに新月は4月7日だから これ以降に咲くのか
満月に向かう期間にカミナリが鳴れば一気に開花だ

 立春からの最高気温の積算温度が540度くらいに達した時に開花する
とも云われているが これでは開花予想は立てづらい

きょう 桜並木を見ると 花が数枚みられただけで桜のトンネルには見えない
それでも町の桜まつり期間は19日からとなっている 土日祭日と続いたからそうしたのだろう

まつり期間だからと安心してよく調べないで出かけても 外れる場合があるということだ
どうも 桜の開花予想などは 旧暦の暦を見て決めるほうが良さそうだ

ただ佐野氏はソメイヨシノは桜じゃあないという人だから 
満月に向かって咲く桜は 山桜のことかもしれない