信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

出産祝い金贈呈&小立野区農業懇談会

2020年01月14日 | 報告
 14日(火)は日差しが届いても、午後は段々と雲が広がり厳しい寒さの一日でした。

 午前8時40分には、私が生坂村民を代表して出産祝い金をお母さんに贈呈しました。今回は11月にお生まれになった二人の男の子に、「当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っております。保健・福祉・教育など、若いお母さん方が安心して子育てできる体制が整っておりますが、さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指していきたいと考えております。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金を贈らせていただきました。






 午後7時からは、今年度初めての農業懇談会を小立野区公民館で開催させていただきました。
 最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業委員会長、地元担当の農業委員、農業改良普及センター、JA松本ハイランドの生坂担当理事・課長、農業公社理事長・事務局、振興課長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。



 藤澤産業係長から、人・農地プラン、今後の地域農業のあり方。県営中山間総合整備事業等の説明と道の駅いくさかの郷への農産物等の出荷のお願いをし、農協の小原課長から、夢づくりサポート事業について、鳥獣被害防止柵設置事業を担当から説明させていただきました。


 小立野区の今後の地域農業のあり方は、「当区は、中山間直接支払事業や集落の有志でつくる営農組織(まめってえ会)があり、遊休農地の再生や農地保全を積極的に行っている。この組織が今後も継続して活動できるよう、組織体制の整備や収益率の高い作物体系の研究などを進め、組織力の強化に向けた支援を行っていく。」となっております。


 主なご意見・ご要望に対しては、鳥獣被害防止柵設置後の管理については、下生野区と調整し、相談する機会を設けること、地元負担金5%は下生野区でお支払いすること、一年ごと歳を取っていくので、5~10年後は厳しいため、省力化の機械の紹介をしてほしい、畔を刈る機械を使いやすくするために、耕作面積を減らしても良いので、畦畔をなだらかにする事業はないかなどに対しては、状況を確認し、国の事業等を研究すること、県営中山間総合整備事業終了後と堤防の築堤工事後の圃場整備については、県の中間管理機構に貸し付けて、小立野区の任意団体が借り受け、圃場整備と用水路の整備ができること、国の土地の問題につては、千曲川河川事務所と協議を進めること、堤防の水路などの内水氾濫については、モーターを回す発電機等に対して、国の補助事業等がないか検討するなど、質問・要望等に対してお答えさせていただきました。


 農業公社で大豆と小麦をもっと買い取って貰いたいことについては、大豆は多く作ってもらいたいが、小麦粉は単価的に高くつくので、安価で仕入れられることと保冷庫を整備して保存したいこと、フォークリフトの導入、農業公社から払い下げの機械等の提案については、任意団体の何方かが人・農地プランの認定農業者になっていただくと国から半額補助があること、製粉機の導入や農協の製粉機の対応については、高価であり技術が必要で難しいこと、灰焼きおやきの製造は手づくりであり、特に夏は暑くて大変であること、パイプハウスで栽培の野菜等で集客に繋げたいこと、集客策として、アイドルの育成、第3土曜日の月例イベントの充実、かあさん家は11月~12月の昼どきは昨年に比べ伸びていること、下生坂で芋煮会を行ったように、各区・集落・団体によるイベントなどを行って、マスコミに発信いただくこと、おやきの予約注文を承っていること、農産物直売所のぶどうや竹の子の時期以外の話題づくりなど、多くの意見・提案もいただき、和やかに話し合いができました。
 小立野区の皆さんには、多岐にわたり建設的な意見・提案を頂戴しましたので、その内容を今後生坂農業未来創りプロジェクト会議等で反映して検討協議してまいります。

▽ 朝の写真は犀川河原の風景です。





 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校でALT、出産祝い金贈呈、下生坂の皆さんの元気塾、やまなみ荘村内無料入浴日などが行われました。