信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

歯科診療所運営委員会&社会就労センター運営委員会&上生坂区農業懇談会

2020年01月23日 | 生坂村の会議
 23日(木)は朝から段々と雨が降りだし、昼間には本降りの雨になり、夕方には止みましたが冷たい雨の一日でした。
 午前10時からは、長野県地域発 元気づくり支援金の申請予定事業のヒアリングを行いました。全部で6事業ですが、細部で調整することがありますが、全部採択していただき生坂村の活性化につなげていきたいと考えます。

 午後1時30分からの歯科診療所運営委員会は、令和元年度運営状況について、年度の患者数、調定額が若干増えている状況等の説明していただきました。
 社保診療が増えていて、国保診療が減っていることは、若い患者さんが増えて、当村の国民健康保険特別会計は助かっていること、保険料が減っていることは、後で確認すること、現状の患者数は患者さんの状態によりちょうど良いことなどが話し合われました。
 令和2年度は、長年使用し老朽化してきた、卓上小型高圧蒸気滅菌器、ハンドピース用滅菌器、ハンドピースを過疎債の起債で更新したいとの説明を受けました。
 ハンドピースの洗浄は、以前オイルで滅菌していたが、今回更新する滅菌器は性能が良く、ハンドピースは高額なので、洗浄して使っていくことが経済的であること、今回購入予定のハンドピースは、金属を切るものであり、当歯科診療所は全部で5種類のハンドピースを使用して治療をしていることなどの協議をし、提示させていただきました内容でお認めいただきました。

 午後3時からの社会就労センター運営委員会は、令和元年度の社会就労センター運営状況、今後の運営等について、宮川所長から説明をし、検討協議をしていただきました。
 運営状況では、施設利用状況、施設授産事務費など、運営の課題では、認定者・利用者と取引先の開拓、村独自商品としての柿作業、椎茸駒打ち・原木販売、竹の子・山菜などについて協議をしました。


 引きこもりや知的障がい・精神障がいの方々が働きに来ますが、勤まる方が難しいこと、生活保護の方でも認定になるが、勤労意欲がない方がいること、収入が少ない方も認定者になること、パラグライダー場の自走式草刈り機での草刈りや農業公社と連携しての農作業等も新規作業として検討していきたいなどの協議をしました。


 後任の指導員に仕事に慣れてもらうために、前の指導員にお手伝いいただいていること、農業公社に福祉と農業のコラボを提案したが、時間的に余裕がないとのこと、どぶろくのシール貼りは一時的な期間で、1回の仕込みで250本位であるので今後検討したいこと、竹林の情報をいただき、竹の子、山菜を採取して、道の駅いくさかの郷に出荷したいこと、竹パウダーや竹チップづくりを研究したいこと、独自製品販売収入と補助金等の収支については、一般会計から80万円位の持ち出しであり、通所者の作業賃金ではなく、今後も村独自商品の製造と販路の開拓を進めていきたいなど、ご意見、ご質問に対して回答させていただきました。 

 午後7時からは、村民会館で上生坂区の農業懇談会を開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農地整備課、農業改良普及センター、農業再生協議会、JA松本ハイランド、地元農業委員、農業公社理事長、副村長、振興課長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 上生坂区の今後の地域農業のあり方は「当区はもっとも人口が多い地区で、水田、ブドウ栽培を主として取り組んでいる。ブドウについては地区の担い手に加えて、新規就農者が取り組んでいるが、水田について5年後には高齢化が進み耕作放棄地の増加が予想されるため、農業後継者の確保と収益率の高い作物体系などの研究を進め、地域の担い手育成も推進していく。」となっています。
 主なご意見・ご要望は、県営中山間総合整備事業の地元負担については、5%が地元負担ですが、設計後に事業費が確定してから協議をさせていただきたいこと、パイプハウス5地区の内上生坂については、生坂シルバーセンターでしいたけ栽培などで使う予定であり、今パイプハウス1棟に余裕があるのでご利用いただきたいこと、野ねずみの駆除の補助は安曇野市にはあるが生坂村にはない件については、強い薬でないとのことですが検討すること、この時期は野菜などが少ないので出荷をしてほしいこと、昨年11月の芋煮会の収穫祭のように、各区や団体でイベントを行っていただきたいこと、できれば10区で行っていただきたいなどと、ご質問、ご提案に対してお答えさせていただきました。


 道の駅いくさかの郷の窓があるのに中が見えないのが勿体ないことについては、高い棚の配置をガラス側に設置していることと、西日が当たるのをさけていること、営業しているか分からないことについては、動かせないものもあるがレイアウトを考えたいこと、大城・京ヶ倉からの風景写真や名所の写真などを張ることについては、検討させていただきたいこと、生坂橋の草尾ラインのバルブについては、東京電力が直してあるが使用できるように話し合いをすること、いくさかの郷が1月6日までの休みであったことは、事情を考慮して今後営業を考えたいこと、上生坂耕地のバルブの図面が欲しいことについては、確認させていただくこと、農業女子の活動については、現在農業公社の職員として働いている方と、4月から農業女子として働く予定であること、田舎暮らしに憧れて来る方がいるが、見極めて受け入れし、結婚して定着していただければ有り難いこと、受け入れた以上はシッカリ対応させていただくこと、できれば家族で来ていただき、ライフスタイルにあって、地域の皆さんのご協力をいただき定住していただきたいこと、防護柵の中にいる野生獣については、囲っている状況であり、ワナの設置や電気柵等で農地を囲うことが良いが、ワナや狩猟での固体調整4月から12月に鹿、猪など数10頭捕獲したこと、地道に良い方法を探して進めていきたいなど、ご意見・ご提言・ご要望をいただきそれぞれに答えさせていただきました。 


 上生坂区は、当村では農業の条件が良い所ですので、各集落や団体等で力を合わせて、色々と取り組んでいただき、道の駅いくさかの郷に農産物等を出荷してくださいますようお願いいたします。本日は多く有意義ななご意見・ご要望をいただきありがとうございました。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。







 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド・体験保育、小中学校で6年生体験入学、中学校2年生が発育測定、なのはなで子育て聞いてよ相談会、生坂おとこ塾、ヘルスアップ教室、頸動脈エコー、民生児童委員協議会、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。