信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

日岐と小舟上空からの風景&長野県町村会第39回定期総会

2024年10月15日 | 生坂村の風景
 10月15日(火)は日差しが届いて穏やかな空が広がり、朝は寒くても、昼間は過ごしやすい体感でした。
 午前10時30分からは、脱炭素先行地域づくり事業について打合せをしました。
 EV車導入検討、EV充(放)電器設置、デマンドレスポンス、龍と子10月号、予算執行状況、電力メーターなどについて、検討協議と今後の対応を確認しました。
 午後2時からは、長野県町村会第39回定期総会が開催されました。
 最初に長野県町村会副会長の私が開会のことばを申し上げました。

 続いて、長野県町村会長の羽田長和町長が、国政においては、今月1日、初代 地方創生担当相をご経験された、自由民主党の石破総裁が新たな首相に選出されました。さらに11日には「新しい地方経済・生活環境 創生本部」を設置し、年末までに基本的な考え方を取りまとめるとの方針を示しております。
しかしながら、石破首相は新しい内閣を信任してもらえるのか、主権者たる国民に問うことを大義として衆議院を先週9日に解散し、本日公示、27日投開票を行うこととなりました。地方行政の一端を担う我々町村長といたしましては、国政の行く末を注視するところでございます。

 現在の我が国では人口の減少や、東京一極集中、頻発・甚大化する災害への対応など、多くの課題に直面しています。新たな内閣には、地方の元気と活力を生む施策を推し進めていただくよう強く願うところであります。
町村会といたしましても、県内町村の声と現状を国政にしっかりと伝えるべく、国や関係機関に対する提案・要望 活動を積極的に展開してまいる所存でありますので、町村長の皆様の一層のご協力をお願い申し上げます。

 一方、県政では、県民の希望を叶える少子化対策と人口減少を前提とした社会づくりに向けた取組をさらに 深化・加速されております。
 阿部知事は、現在、全国過疎地域連盟の会長を務められ、過疎市町村等の人口減少率や、若年者比率等の改善に向け、ご尽力いただいておりますが、活力ある地域を次代に継承していくため、課題是正に向け、強いリーダーシップを発揮いただくようお願い申し上げます。
 さらに、「HOPE 2050」と題した若者との県民対話をはじめ、積極的に県民対話を実施されておりますが、今後も県民の声を取り入れた県政運営を行っていただき、引き続き町村の振興発展のためご支援・ご協力をお願いするところでございます。

 我々町村長は、地方自治の第一線で住民の安心・安全のため、日々取り組んでいる所でありますが、町村は厳しい財政状況の中で、多様な課題に直面し、絶えることがありません。
 それらの課題の解決に向け、県や市長会など関係機関と情報を共有し、一層の連携を図りながら共に取り組んで まいりたいと考えておりますので、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 本日の総会には、国や県に対する要望事項を提案いたし ますが、要望は政務調査会の各部会において、ご審議いただいた項目であり、いずれも町村が今求めている最も重要な課題であります。何卒、慎重なご審議と適切なご決定をお願いいたしますなどの挨拶をされました。

 町村長在籍10年以上の長野県町村会自治功労者表彰では、阿智村 熊谷村長、喬木村 市瀬村長が表彰され、代表して熊谷村長が謝辞を述べられました。


 来賓祝辞として阿部知事、山岸県議会議長、県市長会福田事務局長、県町村議会議長会 下出会長がそれぞれの立場から祝辞を頂戴しました。




 次に議事は、令和5年度長野県町村会会務報告、一般会計等3会計の歳入歳出決算、国・県に対する提案・要望事項、決議、要望運動方法など上程した各議案が原案の通り承認されました。

 そして3人の部会長から国・県に対する提案・要望事項の説明があり、原案通り承認されました。



 また建設部会長だった貴舟大桑村長が勇退し、副部会長の北村青木村長が欠席のため、建設部会会員で副会長の私が、「道路等交通網の整備促進」として、道路の均衡ある整備促進や災害時における緊急輸送路と物流道路の確保を要望するものと、「河川・砂防施設の整備促進」として、護岸の整備や堆積土砂の撤去、樹木伐採等の河川の整備促進と、砂防施設等の土砂災害対策の促進を、重点提案・要望事項として説明し、原案通り承認していただきました。

  最後に富井副会長が、「災害に備えた治山・治水・砂防等の公共事業を一体的かつ効果的に推進するとともに、災害発生時には、迅速な人的支援や災害査定等を踏まえた復旧を実施すること」など9項目を朗読説明し、町村長各位の総意として決議されました。

 定期総会の前に長野県町村会中信地区町村長会議を開催し、理事の貴舟前大桑村長の後任に中村小谷村長が選任され、定期総会で紹介され就任の挨拶をされました。

 総会終了後は、政治ジャーナリスト 泉宏氏が「石破新首相の課題と政局展望=自民総裁選分析と10・27選挙情勢予測=」と題して講演をされました。

 石破政権の発足、石破対高市の決選投票、森山・菅の動向、決選投票の演説が結果的に決めた、キングメーカー争いは岸田さんの完勝、政治日程予測、森山と菅が3年前と同じ日程、党首討論会7人、官邸の仕来り、秘書官、人事の対応、危機管理の能力、統率力、目玉閣僚、安倍派の反発、石森政権、権力闘争、自公で過半数が割れた場合、発足時の支持率、事実上過去最低、トレンド調査、与野党伯仲状況、政治に緊張感、11月6日アメリカ大統領選、ノーベル賞受賞の被団協、円安株高、統一教会の記念写真、中国深圳の日本人殺害、裏金議員の影響、蓋を開けてみないと分からない、自民党が215±15、独自調査も同様、公明党が25~27、215+26=241で過半数を超える、自公過半数ギリギリ、3年前は251・260、出口調査の結果、NHK期日前投票の出口調査、東京都知事選、自民党が単独過半数を割るか?衆議院議員選挙465、350±5、立憲アッパーリミット150、投票率5%上がる自民党は10議席減る、60~70代の投票率など興味深く多岐に渡っての話でしたが、写真・ビデオ撮影禁止、録音禁止でしたので内容は大まかな概要でご容赦ください。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めて朝日が差し始めた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。
日岐と小舟上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で体験保育、小学校でマラソン大会事前健診(低)・6年村内地層見学・金管練習、中学校で2年振替休業①・特別スライド(上段1年・下段3年)、児童館でマラソンクラブ、集団健診結果返却会、塩筑地区初任者研修、選挙管理委員会臨時会、5・6班の皆さんの元気塾外出、JA年金感謝デーなどが行われました。