10月13日(日)は穏やかな秋晴れのお出かけ日和で、昼間は過ごしやすい体感でした。
歴史と伝統があります上生坂日置神社の秋の例大祭の勇壮な山車の曳航が、宮司さんからお祓いをしていただき始まりました。
我が上生坂日置神社の秋の例大祭の夜祭りが、13日(日)に例年通り体育の日の前日に行われました。
私は秋の例大祭の小舟常会の祭典委員と幟立ての当番になり、朝7時30分から日置神社の一番前にある我が集落の歴史ある幟を飾り、その後祭典委員として舞台の掃除をしました。
当村各地のお祭りなどの伝統行事は、人口減少・少子高齢化の影響が表れていることに憂慮していますが、日置神社の秋季祭典の夜祭りは里帰りをする方も多く、今年も盛大に行われました。
夜祭りは5台の山車が、お宮の境内を回って祭りを盛り上げます。それぞれの山車は戦国時代の戦いなど、趣向を凝らした手づくりの飾り付けをし、子ども達は山車に乗ってお囃子が鳴り響いています。
氏子達が御神酒を頂戴しながらの曳航は、力が漲りとても勇壮でして、掛け声で力を合わせて舞台の方向を変えながら引いている氏子の皆さん達に絆の深さを感じます。最後は宮司さんにお祓いをしていただき曳航が終了します。
昨年から日置神社でも「浦安の舞」と「豊栄の舞」が、生坂小学校の女の子達で踊られています。
浦安の舞とは、昭和15年に開かれる「皇紀2600年奉祝会」の奉奏に合わせ、全国の神社で奉祝臨時祭行うにあたり、神楽舞を新たに作成することが立案され、作られたのが始まりです。
日本の古語で「浦」は「こころ」、「安」は「安らぎ」を意味します。心の安らぎ、つまりは平和を願うために作られた神楽です。
豊栄の舞(とよさかのまい)は、乙女舞とも呼ばれ、太陽の恵みとそれに育まれる植物を喜び、神の恵みに感謝する歌と舞です。
作詞は臼田甚五郎氏、曲は「越天楽」と宮内庁楽部の初代楽長・東儀季凞氏の作曲による「風車」の旋律からなっています。
今回もくじ引き大会を行いましたが、我が家は残念賞のティッシュをいただき、相変わらずくじ運は良くないと感じました。
秋の例大祭に参加すると、村や地域を守り育てていくには、お祭りや行事などの伝統・文化を守り、次代に継承していくことの大切さを感じます。氏子総代、祭典委員、氏子の皆さんなど関係の皆さん、ありがとうございました。
生坂ダム湖上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、薄雲に覆われ朝霧が立ち込めていた生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。
本日生坂村では、中学校で2年生標津町交流学習③、各地で秋季祭典などが行われました。