
3月11日(火)はスッキリしない空で日差しが乏しくても、この時期らしく過ごしやすい体感でした。
毎定例会ごとに村民憲章を唱和しているところです。

本日は東日本大震災から14年目の日に当たり、被災により尊い命をなくされた方々のご冥福をお祈りし、哀悼の意を表するために、皆で黙祷を捧げました。

令和7年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶
皆さん、おはようございます。令和7年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
二十四節気の啓蟄が過ぎ、今週に入り穏やかな陽気となり、春の訪れを感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り、誠にありがとうございます。
日頃は、村政運営に対しまして、ご指導、ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
それでは3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありまして、来年度に対する施政方針などについて、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。

さて、国は「経済財政運営と改革の基本方針2024」等を踏まえ、地方団体が、DX・GXの推進、人への投資、地方への人の流れの強化、能登半島地震の教訓を踏まえた防災・減災の取組の強化、こども・子育て支援や地域医療の確保など、地域経済の好循環や持続可能な地域社会の実現等に取り組むことができるよう、安定的な税財政基盤を確保するとしております。
令和7年度の当初予算は、こうした国の動向を注視しつつ、『生坂村第6次総合計画』で目指す将来像「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」の目標達成のため、重点施策に位置付けました4つの事業である「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」の施策の充実、また令和7年度は自営線マイクログリッド整備等の大型財政出動が見込まれるため、財源の優先的な配分を行うとともに 財政規律の維持に注力しつつ、村の目指す将来像を具現化するための予算を編成いたしました。

一般会計と特別会計、事業会計を合わせた令和7年度の予算総額は、4,600,915千円で、令和6年度の当初予算と比べて、437,055千円(10.5%)の増額となりました。
一般会計の予算は、3,602,000千円で、対前年度比較で465,000千円(14.8%)の増額となり、予算規模としては、 昨年度に続き過去最大となりました。
継続事業の脱炭素先行地域づくり事業と防災行政無線デジタル化改修工事、新規の村営やまなみ荘改修工事を予定し、普通建設事業費の増額が主な要因となっております。
一般会計の歳入の村税は、前年度の国の施策による定額減税を踏まえ、対前年度比80,3千円減の149,697千円、自主財源であるいくさか応援寄付金は、対前年度比 20,000千円減の45,000千円の計上、地方交付税は、国の地方財政計画上の財政措置を考慮し、対前年度比 60,000千円増の1,250,000千円を計上いたしました。

一般会計における村債発行については、投資的経費の増額に伴い、時限的かつ将来的に交付税措置の高い有利な起債を中心に財源活用を図り、各事業に取り組みます。
過疎対策事業債のハード事業では、脱炭素先行地域づくり事業ややまなみ荘の改修工事、定住促進住宅建設等の財源として、10事業で454,400千円の起債の発行を行う予定でございます。
過疎対策事業債のソフト事業発行限度額の36,500千円を計上し、防災行政無線デジタル化改修工事等の財源である緊急防災・減災事業債や単独債を含め、一般会計の起債発行予定額は、621,000千円で対前年度比305,000千円の増額となっております。
基金繰入金では、人件費の増額や物価高騰分の財源補填分として、全体で237,000千円、対前年度比4,500千円の増額となっております。また、ご支援いただいています『ふるさといくさか応援基金』からは35,000千円の繰入を行い、赤とんぼフェスティバルの花火大会の経費や納税者の使途の意向を反映させていただき、村づくりの貴重な財源として有効活用してまいります。

それでは、歳出の「福祉の村づくり事業」では、健康寿命の延伸を目的に高齢者の保健事業と介護予防事業の一体的な取り組みを継続し、昭和59年の建設以来、増改築や修繕等を重ね現在に至る福祉センターやまなみ荘は、バイオマスエネルギーへの転換に向けた木質チップボイラーの導入、照明のLED化、省エネエアコンへの更新による脱炭素化、厨房や浴室等の改修工事を行い、村民の憩いの場である当館の充実を図ってまいります。
平成22年12月に開所しました認知症対応型デイサービスセンターはるかぜは、今年度から、毎月月末の木曜日に「お茶処つむぎ」を開催し、交流の場として開放しております。
来年度は社会福祉法の改正により、複雑化・複合化した課題や制度の狭間にある支援ニーズに対応するため、相談者の属性や世代を問わない相談支援、多様な参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施し、包括的な支援体制を整備するために「準備委員会」を立ち上げ、令和8年度からは重層的支援体制整備事業を活用し、地域住民の交流の場として利用しやすい施設運営を目指してまいります。
地域支え合い推進会議では、今年度から、気軽に交流できる場が少ないことから、村内10区で「いどばたキャラバン」を開催し、サロンに集うことをきっかけに地域資源を再認識し住民相互の支え合いによる地域づくりにつながるよう進めてまいります。
在宅で生活している要介護と認定された高齢者を介護していますご家族に、介護用品の購入に係る費用の一部を助成します「家族介護用品支給事業」は、要介護1・2と認定された方から助成対象であり、助成額の増額と対象となる介護用品を拡大した助成を継続してまいります。
また、高齢者帯状疱疹予防ワクチン接種助成制度の新設や社会福祉協議会の運営補助を拡充し、今後も「福祉の村づくり事業」により、住み慣れた地域で安心して自立した生活が長く続くよう支援してまいります。

「子育て支援事業」では、すべての妊産婦、子育て世帯、子どもへの切れ間のない支援を推進するため、教育委員会と健康福祉課を横断する「生坂村こども家庭センター」を設置し、サポートプランの策定や合同ケース会議の開催などを行います。
また、子育てに対する経済的負担を減らすため、低所得及び多子世帯の保育料の軽減や入卒園お祝いギフトの贈呈、こどもの医療費助成を拡充いたします。
保育園では、園庭遊具の更新や給食機器の整備、保育体制の充実、学校教育では、1人1台タブレット端末の更新による情報教育の推進など、多様な子どもたちを誰ひとり取り残すことなく、資質や能力が確実に育成できる子育て環境、教育環境を実現いたします。
また、児童生徒の郷土愛や自立心などを育む小中一貫教育を推進するため、Ikusaka学(地域学)による他地域との交流学習、豊かな人間関係づくりの形成を図り、将来地域を支える担い手につながるよう予算立てしております。
授業や部活動の質の向上、教員の担当授業時数軽減による学校教育活動の充実及び教員の負担軽減を図るため、小学校に専科教員の配置、水泳指導員の活用、中学校に部活動指導員の配置、テスト採点システムを導入いたします。
保護者の利便性の向上と教職員の業務の省力化や負担軽減のため、施設・保護者間連絡システム「CoDMON(コドモン)」を活用し、アプリを通しての出欠席の連絡や通知の配信などを行います。
今年度新たに策定しました「生坂村こども計画」に基づき、こども真ん中社会の実現を目指し、子供の貧困対策、少子化対策、若者支援などを含む総合的な子ども施策を推進いたします。
以上の「子育て支援事業」により、子どもが健やかにたくましく成長できる環境づくりや子育て世帯の経済的負担の軽減を図ってまいります。

「産業振興事業」では、道の駅いくさかの郷は農産物直売所とかあさん家により、村内で生産した安全・安心な農産物の販売や地元産の食材を使った料理を提供するとともに、特産品の安定した原材料の確保のために農業公社の農業機械を整備して、今後も地産地消や6次産業化を推奨し、「いくさかの郷」を拠点として、農産物等の出荷増により、農業振興、観光振興を進め、村民の皆さんの所得向上を図ってまいります。
農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)を活用し、地域内外から農地の受け手を幅広く確保し、農地バンクを活用した農地の集約化等を進めるため、村内各集落で地域農業の将来の在り方を検討するための話し合いを行い、この3月に地域計画を策定いたします。引き続き、村内各集落での話し合いを継続し、農用地の効率的な利用を推進してまいります。
また、新規の畑作等促進整備事業では、上生坂区万平常会の農地集積を促し、ぶどう等の産地拡大のため、圃場整備の実施設計に着手し、下生坂区雲根常会においては、営農活動の継続、農地耕作条件の改善を目的に、農道拡幅工事の用地測量の予算を計上し、当村の基幹産業である農業の基盤整備を進めてまいります。

村内の中小企業・小規模企業者の振興に関する施策について基本方針等を定めた「生坂村中小企業・小規模企業者振興基本条例」により、今後も、村、事業者、商工会、村民などが連携して、小規模企業者等の振興を図るとともに、融資制度の継続支援や商工感謝祭などの商工会事業を通じた商工業者の活性化による村内経済の発展と村の商工振興を推進してまいります。
また、来年度も消費意欲の喚起と地元消費の活性化、村内事業者と村民の生活を継続的に支援するため、今年度同様に50%プレミアム率の「いくさかマル得商品券スーパープレミアム」の発行補助を予定しております。
今後も「産業振興事業」により、農業や商工業の振興、観光振興、6次産業化等による地域経済の活性化を進めてまいります。

「地域活性化対策等事業」では、当村が抱えている『人口減少』の課題解決に向け、中山間地域への定住促進につなげる多様な施策に取り組みます。
喫緊の課題である地域の担い手不足解消のため、生まれ育った生坂村への定住の願いを込め、EV車両等の購入補助や住宅リフォーム補助等を拡充した『Uターン補助金』を創設いたします。
また、今年度から上生坂卒塔坂に太陽光発電等の環境に配慮した集合タイプの省エネ住宅1棟と、新たな住宅建設用地として上生坂上手常会に用地を取得して造成工事に着手し、既存の村営住宅及び新規村営住宅の建設では、ゼロ・エネルギー住宅への実現化を図るよう今後整備を行ってまいります。
防災・減災、災害に強い村づくりでは、自主防災組織との連携、防災士の養成とともに、今年度から来年度にかけ、同報系防災行政無線の更新を行っており、デジタル化に向けて役場庁舎内の親局や各地区の屋外子局、各ご家庭の個別受信機等の切り替えを行い、災害時における情報伝達手段の向上を図ってまいります。
また、地域の防災力の要であります消防団員の団員・出動報酬の拡充の処遇改善、分団運営交付金、消防団員応援商品券の交付による団員の確保と、昼間の火災や大規模災害に備え、特定の活動に従事する機能別消防団員制度を導入し、防災力の更なる強化を図ってまいります。

環境省から採択を受けて、3年目を迎える村の脱炭素先行地域づくり事業では、今年度は、地域エネルギー会社である(株)いくさかてらすによる公共施設17施設を中心とした太陽光発電、蓄電池の設置を進めてまいりました。
来年度におきましては、会社での電力小売事業が認可されることから、民家や民間事業所への設備導入は、一層の推進が図られることが見込まれます。
そのため、村内での再生可能エネルギーによる自給率の向上、安定した電気の供給が高まるとともに、民生部門における脱炭素化は、さらなる加速につながるものと考えております。
当村の事業としましては、PPA事業による太陽光発電、蓄電池の導入への補助を継続しますとともに、基盤整備事業においては、上生坂区内の災害時に拠点となる公共施設や各施設を自営線で結ぶマイクログリッド事業の実施、また太陽光発電に加えて、再生可能エネルギーによる安定した電力の供給電源となる生坂ダムの小水力発電事業の整備を進めてまいります。

省エネ施策におきましても、村営やまなみ荘の改修工事に併せて、LED照明や省エネ機器の導入事業を実施しますとともに、木質バイオマスの熱利用によるチップボイラーの稼働に向けた工事を継続して行います。
一般家庭への施策事業では、既存住宅の断熱改修費用の補助、機器の更新に加え、新設も含めた省エネ機器の導入補助を拡充して実施するほか、薪やペレットストーブの導入補助も継続して進めてまいります。
いくさか『創造の森』プロジェクトでは、今年度、生坂村リジェネラティブツーリズムの確立のため、第2のふるさとづくりプロジェクトとして、「生物の多様性と自然再生」を学べる事業を展開し、首都圏を中心に関係人口の創出を図りました。
また、「地域発 元気づくり支援金」を活用し、「創造の森」を舞台に地産素材を活用したワークショップを実施したほか、親子で参加できる野外パブリックビューイング付きキャンプの開催や京ヶ倉トレッキングツアーを開催し、今後もゼロカーボンを活用した地域づくりと村民への脱炭素型ライフスタイルの定着を目指して進めてまいります。
生坂村ゼロカーボンシティ宣言による2050年の温室効果ガス排出実質ゼロに向けて、村民・事業所・行政が一体となって、各分野での脱炭素事業の取り組みを進め、生坂村ゼロカーボンヴィレッジを目指してまいります。

簡易水道の有収率の向上に向けては、簡易水道有収率対策プロジェクト会議において、有収率及び漏水対策をいっそう強化し推進するとともに、簡易水道拡張事業や給水計画の検討及び施設の老朽化・耐震化対策を計画的に進めおります。
また、災害に強く持続可能な上水道システムの構築に向けては、対策が必要となる急所施設や避難所等の重要施設に接続する水道管路等について、より一層耐震化を推進するため、今年度に上下水道耐震化計画を策定しました。
今年5月7日より交付が開始されます安曇野ナンバーは、安曇野市、池田町、松川村、生坂村の4市町村で交付されるナンバープレートでございます。
安曇野ナンバーの特徴は、北アルプスを背景に、安曇野市の道祖神、池田町のハーブ、松川村のレンゲツツジ、生坂村のパラグライダーがデザインされております。
来年度は、安曇野ナンバーの4市町村で交付式やイベントなどが企画されており、安曇野ブランドを活かした広域観光にも取り組んでまいりたいと考えております。
今後も「地域活性化対策等事業」により、人口維持対策、安全で安心な生活の確保と地区と村の活性化に取り組んでまいります。

次ぎに、今年度当初の基金繰入見込額の残額は、現在の余剰分と今月の特別交付税を見込みますと、全額基金を崩さずに済みそうでして、更に、少しは基金に積み立てられる状況でございます。
そして、今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、脱炭素先行地域づくり事業を実施するなど、将来に向けて必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
来年度の「村政懇談会」は、10区に出向き行うとともに子育て世帯を対象の日を設けて開催させていただく予定でございます。庁内で協議をしてきました内容を議員各位に今定例会中にお渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や来年度の事業と予算、様々な課題の対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
今回提出させていただきました令和7年度予算案は、引き続き限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に考え、ご意見、ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を計上させていただいたものでございます。
そして、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、山紫水明の豊かな自然、先人が築かれてきた伝統文化を守り育てていこうという責任感を共有して、更なる村民の皆さんとの協働による村づくりによりまして、第6次総合計画の将来の姿「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

それでは、今議会定例会に提出させていただきました議案は、報告 1件、事件案 4件、条例案 7件、予算案 8件の計20件でございます。
報告第1号 専決処分の承認を求めることについて
(令和6年度生坂村一般会計補正予算【第8号】)
この報告は、令和6年度生坂村一般会計補正予算第8号で、既定の額に2,494千円を追加し、総額を3,446,441千円とする補正予算であります。
県の生活困窮世帯緊急支援金事業に係る経費を補正するもので、歳入で県支出金を2,492千円を増額し、歳出で民生費を2,494千円増額する補正予算の専決処分であります。
議案第2号 生坂村過疎地域持続的発展計画の変更について
この議案は、生坂村過疎地域持続的発展計画を変更したいので、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第10項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

議案第3号 村営土地改良事業計画について
この議案は、村営土地改良事業を実施することについて、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第4号 生坂村中山間地域特別農業農村対策事業施設(大日向農産物直売所)の指定管理者の指定について
この議案は、生坂村中山間地域特別農業農村対策事業施設(大日向農産物直売所)の指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第5号 生坂村山清路の郷資料館の指定管理者の指定について
この議案は、生坂村山清路の郷資料館の指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第6号 職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、関係法令の改正に伴う条例の一部改正であります。

議案第7号 生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬のうち、学校医の小中学校それぞれに整形外科医を追加する条例の一部改正であります。
議案第8号 生坂村パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当、勤勉手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、関係法令の改正に伴う条例の一部改正であります。
議案第9号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案
この議案は、関係法令の改正に伴う条例の一部改正であります。
議案第10号 基金の管理の変更に伴う関係条例の整理に関する条例案
この議案は、村の基金のうち13基金について、基金の管理方法を追加するための整理条例であります。
議案第11号 生坂村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案
この議案は、関係法令の改正に伴う条例の一部改正であります。

議案第12号 生坂村非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、関係法令の改正に伴う条例の一部改正であります。
議案第13号 令和7年度生坂村一般会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を3,602,000千円とする予算で、前年度と比較して465,000千円の増額となっております。

主な歳入では、村税で149,697千円、地方交付税1,250,000千円、使用料及び手数料124,082千円、国庫支出金926,260千円、県支出金118,790千円、繰入金237,000千円、村債621,000千円、寄付金45,000千円などとなっております。
歳出の主な予算は、
福祉の村づくり事業のうち新規事業で福祉センターやまなみ荘改修工事、社会福祉協議会補助の拡充など社会福祉事業で142,063千円、在宅での生活支援等サービス事業で12,818千円、新規に高齢者帯状疱疹ワクチン接種を加えた保健衛生事業で5,971千円
子育て支援事業では、新規事業で保育園環境整備事業、子ども家庭センターの開設、子ども子育て応援ギフトなどを加えた、子ども・子育て支援事業で79,409千円、妊婦のための支援給付金事業を新たに加えた保健衛生・扶助関係で11,182千円、小中学校へのタブレット整備、中学校部活動指導員の任用、小中一貫教育Ikusaka学の推進などの新規事業を加えた学校教育事業で29,853千円

産業振興事業では、有害鳥獣対策事業を拡充し、農業用ハウス等設置補助、県営中山間総合整備事業負担金、いくさかの郷運営費等の農業振興事業で139,741千円、新規に畑作等促進整備事業、農地耕作条件改善事業を行う農用地活性化対策及び遊休農地解消対策費で44,811千円、森林整備区域抽出業務を新たに加えた里山整備事業で12,081千円、農業・商工業等後継者支援事業、生坂マル得商品券、赤とんぼフェスティバル補助など商工業等振興事業で34,500千円
地域活性化対策等事業では、脱炭素先行地域づくり事業でやまなみ荘省エネ機器導入事業、民家断熱改修補助などを新たに加え、省エネ機器等の購入補助を拡充し、継続事業と合わせ環境保護で1,054,647千円、Uターン者を対象にした補助事業、定住促進住宅建設などを新たに行う移住定住対策費で52,300千円、新規に気象観測システム更新を加え、同報系防災行政無線のデジタル化を令和6年度から継続し、道路メンテナンス事業、消防団員の処遇改善経費など防災・減災事業で140,523千円、
企業版ふるさと納税の受入れ、地域おこし協力隊関係経費など安全・安心地域活性化で168,283千円となっております。

議案第14号 令和7年度生坂村営バス特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を54,500千円とする予算で、前年度と比較して6,500千円の増となっております。
主な歳入は、使用料及び手数料で2,000千円、繰入金で51,350千円です。
主な歳出は、総務費で50,974千円、運行費2,655千円となっております。
議案第15号 令和7年度生坂村福祉センター特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を107,200千円とする予算で、前年度と比較して5,400千円の減となっております。
主な歳入は、使用料及び手数料で84,700千円、繰入金21,771千円です。
主な歳出は、経営管理費で107,169千円となっております。

議案第16号 令和7年度生坂村国民健康保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を248,500千円とする予算で、前年度と比較して2,800千円の減となっております。
主な歳入は、国民健康保険税で36,383千円、県支出金197,852千円、繰入金14,220千円です。
主な歳出は、保険給付費194,050千円、国民健康保険事業費納付金で50,041千円となっております。
議案第17号 令和7年度生坂村介護保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を278,800千円とする予算で、前年度と比較して8,400千円の減となっております。
主な歳入は、介護保険料で52,903千円、国庫支出金で71,907千円、支払基金交付金で71,479千円、県支出金41,423千円、繰入金41,075千円です。
主な歳出は、保険給付費252,220千円、地域支援事業23,208千円となっております。
議案第18号 令和7年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を34,300千円とする予算で、前年度と比較して100千円の増となっております。
主な歳入は、後期高齢者医療保険料で22,219千円、繰入金で11,979千円です。
主な歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金で32,894千円となっております。
議案第19号 令和7年度生坂村簡易水道事業会計予算
この予算案は簡易水道事業会計予算で、収益的収入及び支出の収入は71,979千円、支出は76,893千円と定め、資本的収入及び支出の収入は59,963千円、支出は65,119千円と定めております。
議案第20号 令和7年度生坂村下水道事業会計予算
この予算案は下水道事業会計予算で、収益的収入及び支出の収入は109,468千円、支出は78,300千円と定め、資本的収入及び支出の収入は4,435千円、支出は55,303千円と定めております。

以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。

昭津上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲に覆われた昭津上空からの風景を撮影しました。

今日生坂村では、中学校で3学年特別日課開始、いくさか歩こう部、3班の皆さんの元気塾などが行われました。