信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成27年第1回生坂村議会3月定例会の閉会の挨拶

2015年03月20日 | 議会の挨拶
 

 それでは、平成27年第1回生坂村議会3月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 10日から始まりました3月定例会でしたが、上程しました議案を慎重にご審議を賜り、全議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
さて例年、今定例会の閉会時にご報告しています3月分の特別交付税ですが、丁度先ほど金額が発表になりました。金額は、101,801千円で、12月分と合わせますと129,997千円となりました。
 よって、17日に上程させていただきました3月補正予算で、43,000千円程の余剰額がございましたので、年度当初の基金取り崩し分の94,000千円は、今回の特別交付税で全額基金に戻せることができました。
 しかしここ数年は、さらに過疎債ソフト分も全額基金に積み立ててきましたが、今年度は認められましたソフト分54,000千円の内、10,000千円ほどを積み立てられることになりました。また、雪害の被災農業者向け経営体育成支援事業補助金の村負担分は、来年度の特別交付税に算入されることになりました。
 来年度の当初予算も基金からの繰り入れが多い状況ですが、引き続き将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図り、財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと存じます。
 そして、「まち・ひと・しごと創生法」における地方創生の取り組みにつきましては、2060年に日本の人口が1億人を維持することを目標に、一つとして、「人の定住、移住につながる安心・安全な住みよいむらづくり」。二つとして、「その地域で暮らし続けていく事、出産や子育てをしようという事などを人が意思決定できるサービス環境の充実」。三つとして、「その地域で働くことのできる仕事がある事などの雇用の確保」。これら三つの柱で、人口維持・増加につなげていきたいとしております。
 そこで、今定例会に追加上程しました、今年度の国の補正予算「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」によります財政措置につきまして、地域消費喚起・生活支援型は、村内に居住する65歳以上の村民税非課税世帯、15歳以下の子どもがいる世帯、障がい関係世帯等を対象にしまして、「生坂村地域振興券」交付事業に、3,014千円と、毎年度実施しています「生坂マル得商品券」の発行補助に2,000千円をお認めいただきました。
 次に、地方創生先行型は、村外からの就農希望者を受け入れ、農業経営による定住農家を確保するため、受け入れ体制の居住整備と経営のための農業環境整備を実施します「集落及び農地再生事業」に4,000千円、新生児から18歳まで全ての子どもと親、家族を対象に、保健師や保育士による育児相談・支援などの総合的な子育て支援を行うための「いくっこ子育て支援」に7,207千円、国・県・村が協力して、5年間の目標を定め、計画的な取り組みを行っていきます「生坂村総合戦略策定事業」に8,000千円をお認めいただきましたので、来年度早々からそれぞれに取り組んでまいります。
 特に、「生坂村総合戦略」の策定に関しましては、議会全員協議会や先ほどの一般質問でも議員各位から、生坂村の資源・人材等を活かした独自の特色ある総合戦略を策定すべきとご提言をいただいていますので、是非、議員各位からもご提案をいただきながら検討協議をお願いする次第でございます。
 また、「第5次総合計画」にあります、村の目指すべき将来像を実現するために、喫緊に取り組んでいく課題もありますし、中長期的に解決していく課題もございます。
私たち執行側も、生坂村のため、村民のためを常に念頭に置き、村政運営を進めております。どうか村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と各課題の解決・方向付け等について、建設的なご提言を頂戴しながら、引き続き検討協議をお願いする次第でございます。
議員各位には、ご健勝にて、ご指導、ご支援を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
誠にありがとうございました。



            平成27年第1回3月定例会の追加議案説明

 3月定例会の会期中に毎年度お願いしています今年度最終の補正予算案を上程し、ご説明をさせていただきご審議をお願いするものでございます。
 それでは、議案説明につきましては、補正予算案8件でございます。
 議案第28号 平成26年度生坂村一般会計補正予算【第5号】
 この議案は、1,705千円を減額し、総額を1,893,593千円とする補正予算であります。
 歳入の主なものは、村税は5,876千円、地方消費税交付金は3,693千円、地方交付税は940千円の増額、分担金及び負担金は事業の確定により2,189千円の減額、国庫支出金は21,853千円を増額、県支出金は9,655千円の減額、財産収入は2,392千円の増額、基金繰入金は42,546千円を減額、諸収入は4,187千円の増額、村債では事業の確定等により8,800千円を増額、寄付金はいくさか応援寄付金4,300千円を増額するものなどであります。
 歳出の主なものは、基金積立金へ6,294千円、企画費の地方総合戦略計画策定に伴い、委託料等に8,209千円、負担金及び交付金に7,780千円を増額、県議会議員一般選挙は4月3日告示のため、今年度分505千円を増額、民生費の繰出金は介護保険と福祉センターに8,131千円を増額、国民健康保険事務費は委託料が実績により418千円と繰出金を1,636千円減額、子育て支援事業費は地方創生先行型の事業により7,207千円を増額、診療所費は修繕料170千円、備品購入費345千円を増額、水道運営費は簡水と農集特別会計への繰出金で5,906千円を減額、農業振興費は工事請負費528千円、備品購入費388千円、負担金補助及び交付金14,686千円が事業確定により減額、商工振興費は地域消費喚起・生活支援型事業のマル得商品券の発行補助金に2,000千円を増額、土木費の道路維持補修及び除雪分として13,000千円を増額、公債費の利子は利率見直し方式の借換えにより6,570千円を減額するものなどであります。
 議案第29号 平成26年度生坂村営バス特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、479千円を減額し、総額を33,434千円とする補正予算であります。
 歳入の使用料収入300千円の増、国庫補助金は679千円の減と繰入金は100千円を減額するものであります。
 歳出は一般管理費で47千円と運行管理費432千円を減額するものであります。
 議案第30号 平成26年度生坂村福祉センター特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、4,102千円を減額し、総額を113,718千円とする補正予算であります。
 歳入の使用料を9,902千円減額し、一般会計から5,800千円を繰入れるものであります。
 歳出は一般管理費の不用額1,441千円を減額し、繰入金5,800千円を財源とし、維持管理費を不用額2,660千円減額するものなどであります。
 議案第31号 平成26年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第3号】
 この議案は、2,479千円を減額し、総額を60,800千円とする補正予算であります。
 歳入は使用料1,866千円と雑収入26千円を増額し、一般会計からの繰入を4,371千円減額するものであります。
 歳出は一般管理費で722千円、維持管理費で1,757千円を事業確定により減額するものであります。
 議案第32号 平成26年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、22,500千円を減額し、総額を267,553千円とする補正予算であります。
 歳入の国民健康保険税1,748千円、国庫支出金3,646千円、療養給付費交付金2,865千円、県支出金4,702千円、共同事業交付金11,827千円が減額となり、基金からの繰入金2,224千円を増額するものなどであります。
 歳出では保険給付費を6,209千円、共同事業拠出金は5,122千円、基金積立金は12,535千円を減額して、諸支出金は1,658千円、総務費は454千円を増額するものなどであります。
 議案第33号 平成26年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第1号】
 この議案は、800千円を減額し、総額を87,100千円とする補正予算であります。
 歳入は使用料を460千円、繰越金を275千円増額し、一般会計繰入金を1,535千円減額するものであります。
 歳出は農業排水事業費41千円、経営管理費759千円を減額し、公債費は財源更正をするものであります。
 議案第34号 平成26年度生坂村介護保険特別会計補正予算【第2号】
 この議案は、2,264千円を追加し、総額を256,716千円とする補正予算であります。
 歳入の国庫支出金は4,120千円増額となり、支払基金交付金は5,400千円減額、県支出金は722千円、繰入金は一般会計繰入金2,331千円と基金繰入金90千円を増額するものなどであります。
 歳出では総務費は130千円、保険給付費は2,233千円の増額、地域支援事業は100千円を減額するものなどであります。
 議案第35号 平成26年度生坂村後期高齢者医療特別会計補正予算【第1号】
 この議案は、2千円を追加し、総額を28,102千円とする補正予算であります。
 歳入は後期高齢者医療保険料を501千円増額し、繰入金を458千円、繰越金を1千円、保険料還付金を40千円減額するものであります。
 歳出では総務費で250千円減額し、後期高齢者医療広域連合納付金は292千円増額と諸支出金の保険料還付金は40千円を減額するものであります。
 以上の議案でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。