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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

宇留賀上空からの風景

2021年09月11日 | 生坂村の風景
 11日(土)は雲が優勢の一日でしたが、時々ウッスラ日差しが届いて、昼間は少し暑くなりました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、宇留賀谷の水田がまとまっているところに行き、上空から日本の原風景を感じさせる風景を撮影しました。

宇留賀上空からの風景



 宇留賀の金熊川沿いには、江戸時代から用水路があって、米を作り米のご飯を食べられたが、近くの村々では米が作れなかったので、「花の宇留賀は銀の飯」と威張っていたと言われています。


 この用水路も、県営中山間総合整備事業により改修され、ここの水田は用水を心配することなく、江戸時代からの稲作が続けられると思います。


 その他生坂村では、保育園で保護者会作業、少年少女バドミントン教室、暮らす・働く信州まつもと広域圏まるごと移住相談会などが行われました。



議会社会文教常任委員会&下生野上空からの風景

2021年09月10日 | 生坂村の会議
 10日(金)は青空が広がり日差しが届いて、朝晩は過ごしやすくも昼間は蒸し暑く感じられました。
 午前9時からの議会社会文教常任委員会は、最初に健康福祉課から、令和2年度生坂村歳入歳出決算の認定などの付託議案について説明をさせていただき、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要を報告いたします。

▽ 議会社会文教常任委員会で健康福祉課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言を多岐にわたりいただきました。

 議員各位からのご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要は、扶助費の不用額については、犀龍小太郎助成金の不妊治療費の不用額であり、新生児は一人目6人、二人目2人、三人目1人、四人目1人であったこと、委託料の不用額については、妊婦健診が少なかったこと、工事請負費については、新型コロナ対応の臨時交付金を活用しパーテーションの設置、Wi-Fiや電話工事などであったこと、国保税の滞納者については、全部で13名で新規の滞納者はいないこと、雑入については、給付費の清算分であること、退職被保険者については、平成27年度から廃止になっていて滞納分が残っていること、基金積立金の端数については、利息分の端数であること、人間ドックの補助については、日帰りドックは、男性24人、女性18人、一泊二日ドックは、男性3人、女性1人、脳ドックは女性1人であったこと、肥満に対しての指導(肥満が原因の膝の痛み、脂肪肝など)については、保健師の指導によりメタボなどの改善を図るように指導していることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 介護保険料の収入未済については、普通徴収であり毎月15件ほどあり、全部で91件であること、介護予防・日常生活支援総合事業以外については、補助事業であり、法定で12.5%と19.5%の割合で分かれていること、滞納者の保険証については、面談して短期保健証を交付していること、地域密着型介護サービス給付費については、住所地特例が3~4名いること、国保・介護保険は一般会計から繰入しても、介護保険料が上がっていて、8月までの経過については、令和元年度と比較して介護給付費は減額しているが支援サービス費が伸びていること、介護傾向については、介護施設に入る方が多く、支える家族の意向が反映されていること、社協は介護予防には努めていること、介護保険料の値上げで村民が大変であることについては、社協との連携で予防介護に努めているが、3月末で特別養護老人ホーム(特養)が24名、介護老人保険施設(老健)が11名であること、介護予防事業のコロナ禍の影響については、元気塾は中止しているが、個別に電話で対応していることと、ずくだせサロン、認知症の対応は予定通り実施していることなど、ご質問・ご提言をいただき回答をさせていただきました。


 給付費が500万円ほど減っていて、社協の運営が成り立つのか一般質問で行うので、この議案は反対することについては、社協と内容を詰めていて、3年間で対策を練っていきたいことと、社協で運営努力していただく中で、村からの繰入については検討していくこと、介護施設の認知症対応の施設の改善については、認知症対応型で建設していて、県で検査し認可は下りているので、基準は満たしているが、危険な箇所は修繕していくこと、出産費については、40万円以下から70万円ぐらいで平均50万円くらいであること、減免の対象の新型コロナウイルスの変異株については、ベータコロナウイルス属のコロナウイルスとなっていて含まれること、新型コロナの繰越明許については、全部使用済みであることなど、ご質問・ご提言をいただき回答をさせていただきました。


▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位からご意見・ご提言に対して、教育長、次長、児童館長、保育園長、係長達が説明しているところです。


 午後1時からの教育委員会の説明に対しては、保育所費備品購入については、未満児室の増築に関して購入したもので、スライドゲート、未満児室の10人用ロッカー、空気清浄機などであること、会計年度任用職員については、ご指摘の箇所では、保育士のフルタイムは1人で、他は調理員を含めて5人であり、時給も月給も会計年度任用職員であること、奨学金貸付金の要項の減免対象者については、現在までに一人で30%減免している方がいること、修繕費と工事費については、小学校が雨漏りの天井の改修、室内消火栓の配管工事、送水ポンプの修繕、工事費は小・中学校のインターネットのLAN工事、中学校の修繕費は自動火災報知器、消火栓のホースの更新などであること、AEDの賃借料については、小学校は子ども用のパットがあり高いこと、備品購入費の不用額については、値段を聞いて購入しているが、大きいなものは入札しているため不用額が出ること、小学校の備品購入費については、新型コロナ対応の自動水栓、プロジェクター、サーマルカメラなどであること、参考見積りを取っているが、差額出てしまうので、見積りの段階で精査することなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 文化財保護委員会の活動内容については、令和2年度は特別の活動はなく、地区の文化財の協議をしていること、看板が汚れているので回って清掃するべきについては、10地区に割り当てでなく、文化財に見識がある方をお願いし文化財の啓発すること、保健体育費の補助金の不用額については、体育協会の補助金であり、活動による実績補助で年度末に精査したためであること、B&G海洋センターと児童館の間の通路が凍結するため人工芝を敷くことについては、入札した後に検討させていただくこと、子どもの遊び場の増工など必要か、事前に教育委員会で調整することについては、プロポーザルで設計業者を決めた中で、屋根を張り替えに変えて、当初予算内で子どもたちが安心して玉遊びができるスペースを整備することに決めて増工をお願いしたこと、張り替えについては、10年に一度くらいで、今回は1千万一寸であることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。


▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位に住民課の課長・係長達が説明しているところです。


 午後2時40分から住民課の説明に対しては、固定資産税の困難案件物件については、現年度、過年度分を不納欠損にしたこと、人権擁護費の減額補正については、コロナ禍で6月の人権相談を中止し、人権啓発物品も在庫があったためであること、穗高広域施設組合の前のゴミ処理施設の解体については、松糸道路に掛かるか分からないが、し尿処理施設は掛かるので一緒に検討していること、就労センターの作業がなくなっていることについては、新製品を考えていて、工賃がもらえるようにしたいことで、今でも山菜を直売所に出荷、しいたけのほだ木の販売、梅漬けや干し柿の作業手伝いなどを行っているが、みんなで相談して進めることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 納税の不納欠損を条例改正で法的に除外できるかについては、監査委員からご指摘をいただき、飯田市に聞いて要綱の範囲で課税保留しているが、地方税法では負荷を掛けて不納欠損することであり、今は研究中であること、コロナ禍で医療費が減ったかについては、当村は減っていないこと、子育て世帯生活支援特別給付金のような支援金については、昨年度は特別定額給付金の他に子育て世帯に1万円はあったが、今年度は当給付金だけであることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。


 議会社会文教常任委員会では、付託された令和2年度生坂村歳入歳出決算の認定【関係部分】、一般会計補正予算【関係部分】、事件案1件、条例案2件につきまして、慎重にご審議いただき提出した議案通りに承認していただきました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の高台に行き、澄み切った空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景


 
 その他生坂村では、保育園で園庭開放⑧、小学校でALT・貯金日、中学校で休業日、新型コロナウイルスワクチン接種などが行われました。

議会総務建経常任委員会&草尾上空からの風景

2021年09月09日 | 生坂村の会議
 9日(木)は朝少し雨が残りましたが、段々と日差しが届き、昼間は蒸し暑さが復活しました。
 午前9時から、議会総務建経常任委員会が開かれ、前日の本会議で付託されました総務課と振興課の関係議案の審議をしていただきました。
▽ 議会総務建経常任委員会で最初に総務課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言をいただいているところです。


 午前9時からの議会総務建経常任委員会は、最初に総務課の令和2年度生坂村歳入歳出決算の認定などの付託議案について説明をさせていただき、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、
 財産管理費の需用費の不用額については、燃料費、光熱水費であり、企画費はふるさと納税支援委託料を多めに計上した不用額であること、ふるさと納税支援委託料については、サイト運営、収納などの業務管理であること、返礼品の経費については、負担金の中で業者の手数料を計上して、返礼品については、村を通し業者が農家に行って、ポータルサイトに掲載してもらうこと、監査会で指摘を受け、返礼品取扱希望者を9月の広報に掲載すること、ぶどうなど生坂村産として誇れるものを村で吟味し、生産者と協定を結ぶこと、ふるさと納税は、返礼品の以外は村の財源として活用できるので、一星亭などの財源は、企業版ふるさと納税を検討していること、個別受信機については、10台は配布済みで、新規品か修理品であり、型が古いので業者に確保してもらっていることなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 公共施設等総合管理計画は今年度中に見直して、農集、上水道、やまなみ荘、小学校などを維持するために改修するなどの資料を示して欲しいことについては、今年度業者と協議中であり、公共施設の修繕費用などを見直し、完成したら提出すること、繰越明許分の不用額が多額にならないように各課に通知することについては、教育委員会のGIGAスクールは法定事業費で算出し、繰越は予算上補正ができないが、各部署に予算計上を注意すること、建物など公共施設の更新費用などは、公共施設等総合管理計画の見直し後、公営企業会計、経営管理計画と一緒にお示ししたいことなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 委託料の不用額については、26便だけ運行が定期でないので不用額が発生すること、村営バスは収入の7割近くを補填しないと運行できず、県の合理化事業の協議会の参加については、市町村、民間で連携して広域的に運行することなどに取り組むので参画して協議をしていきたいこと、運行管理費の修繕費の内容については、エンジン、エアコンなど空調関係であり、毎年度修理代が多く掛かっているので、前回のような補助事業を調べて、来年度はバスを更新したいこと、昼間の運行を減便することについては、運行には福祉の面があり、交通の足の確保と利便性により継続していきたいこと、村営バスは福祉的に運営しているが、特別交付税で8割が交付されること、福祉の面から上水道、村営バス、やまなみ荘などを広報することについては、来年度の村づくり計画策定時に検討することと区長会でも説明することなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 新しい過疎法には地域の振興のため人材育成やボランティアの皆さんの様な人材供給については、過疎法の地域振興の人材供給を拾えるようにすること、ぶどう栽培をしている草尾上野や大日向では圃場が足りないので圃場整備について、基盤整備の中で拾うことができること、木材はシイタケの原木だけでなく、いくさか大好き隊が取り組む工芸品など多面にすることについては、広く拾えるようになっていること、いくさかの郷直売所の農産物の販売額については、生坂産の野菜、ぶどうなどの農産物であること、公共施設等総合管理計画の議論する場については、今年度見直しをし、事業実施する前に協議したいこと、人材供給の文言を記載せずに、新しい教育など大きなものを拾えるようにすることについては、細かに具体的に記載せず、大まかに記載してあることなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 生坂村空家等対策協議会のメンバーの村民代表が少ないことについては、案ですので調整させていただくこと、協議会委員の費用弁償については、他の協議会とのバランスにより、今まで通りのお願いしたいこと、修繕料の落雷の避雷器の安全装置と修理代が多額であることについては、ブレーカーが付いていて、保険も入っているので降りてくること、避雷器の整備については、費用対効果を確認して検討すること、免責10万円で保険金が下りてくるが、確定していないため計上していないこと、村営バスの購入補助金を探し、公共交通が必要であるから、デマンド率を上げて細かい対応については、県で行う広域の協議の動向を加味して検討することなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


▽ 議会総務建経常任委員会で、議員各位に振興課の課長・係長が説明させていただき、ご意見・ご提言をいただいているところです。


 午後1時からの振興課の説明に対して、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、
 工事請負費の100%は、入札していると内輪の数字になるべきについては、入札して執行していて事業費が確定し不用額は3月定例会で減額補正をしていること、住宅建設費の工事請負費の補正については、地盤改良の補正であること、いくさかの郷の需用費については、仕入れの原材料費であること、農業公社からのレジの一人分については、公社の賃金で払っていて、生坂農業未来創りプロジェクト会議で承認していること、経理上にどの様に示すかについては、農業公社の人件費がどの位掛かっているか、プロジェクト会議で示すことなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 水道施設復旧原材料費については、工事中に突発的に破損した場合に役場にある材料を使ってもらい、後で請求していて、また自衛の場合の材料費であること、送配水管布設替工事については、牛沢ポンプ設備の更新、7箇所の送配水管布設替え、山清路大橋の点架工事であること、経営管理費の繰越明許費については、今年度に農集の機能診断調査と更新計画などを作成してもらったこと、農産物集出荷施設の指定管理については、無償で農協と使用貸借契約をして今回条例案を提出し、村直営を考えていること、施設の維持管理については、光熱水費と用地賃借料を計上しているが、当初予算の20万円から15万円に減額してもらったこと、ぶどう部会で指定管理できないかについては、ぶどうの集出荷時以外の時に、何か活用できるか検討していきたいことなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 山清路公園整備事業の廃屋の撤去工事については、裏からの土砂が多く、土砂撤去と整地の増工の補正をお願いしたいこと、受益者負担については、2人が対象で1人は難しいこと、倒壊しているため、手選別で撤去しているので費用が掛かっていること、いくさかの郷の農産品の内ぶどうの割合については、調べてお示しすること、昨年度の要望の施工の時期については、草尾、昭津はもうすぐで進めること、スカイスポーツ公園への村道開通については、8月中の予定が10月中に完了して、1~2か月様子をみた後、道路管理者の判断で通行できること、河川の合流点で牛沢は工事が行われているが、金熊川の対応については、浚渫工事を要望していること、旧国道の排水については、現地確認をすること、スカイスポーツ公園下の排水施設については、犀川砂防事務所に調査してもらうこと、水道施設の生活基盤施設耐震化等交付金については、基幹整備を計画的に進めて、経営戦略を基に申請して交付していただくこと、国の交付金であり要望活動をしていくことなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 議会総務建経常任委員会では、付託された決算の認定【関係部分】、事件案1件、条例案2件、生坂村一般会計補正予算【関係部分】、生坂村営バス特別会計補正予算【第1号】、生坂村簡易水道特別会計補正予算【第1号】につきまして、慎重に審議の結果、提出した議案通り承認していただきました。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影真は、草尾対岸から雨上がりの霧が立ち込める上空からの風景を撮影しました。

草尾上空からの風景


 その他生坂村では、小学校で児童会などが行われました。

畔刈り応援事業のラジコン草刈機納入&下生坂上空からの風景

2021年09月08日 | 生坂村の報告
 8日(水)は朝から雲が優勢の空で、午後から段々と雨が降り出し、肌寒い一日でした。
 朝礼後には、元気づくり支援金を活用して「中山間地」の畔刈り応援事業を実施するための、ラジコン草刈機が納入されました。


 この事業の内容は、村内の集落営農組織や団体等が活用できるために、遠隔で操作する草刈機を整備して活動を支援する。また、農作業の事故防止のための講習会やチラシによる広報を行い、安全に作業を実施していただくための啓発を行うものです。


 このハイブリッド ラジコン草刈機 は、草刈りはエンジンで、走行はモータで動き、最大作業角度45度、刈幅は700mm、刈高は45~95mmとのことです。オペレーターは限定した方が良いということで、シルバーセンターの方にお願いすることになっています。


 農業の現場では、ロボット技術やビッグデータ、AIといった先端技術を活用する「スマート農業」の普及が進んでいますので、当村もできるところからスマート農業を目指していきたいと考えます。


 午後5時からは、知事と市長会・町村会との意見交換会が行われ、Webで参加しました。

 最初に阿部知事さんから、9月3日から12日迄「命と暮らしを救う集中対策期間」であり、県民の総力を結集してこの難局を乗り切るためにお願いし、全県の1週間当たり新規陽性者数はここ数日減少の兆しをみせ、10万人当たり14.3人となり、確保病床使用率も一時は50%前後と高止まりの状況でしたが、30%ほどに下がっていますので、今後確実にワクチン接種を進めて、社会・経済活動も動かしていくために、市町村長さん方と連携してしっかり取り組んでまいりたいなどの挨拶で始まりました。


 意見交換は、「命と暮らしを救う集中対策期間」の終了について、今後のワクチン接種についてなどの説明を詳細に受け協議をしました。


 9月13日から「医療非常事態宣言」を解除し、「医療警報」に切り替え、全県の感染警戒レベルを、レベル4「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」に切り替えること、その後も「ご自身と社会を守るための感染防止対策」をお願いしていくこと、県内全体の2回目接種率を10月末までに80%、11月上旬までに希望する方への接種完了を新たな目標としたいことなどの説明を受けました。


 当村は小さな村ですので、新型コロナワクチンの集団接種は、9月10日の2回目の接種で終了します。お陰様で、順調に医師、看護師など医療従事者が確保でき、ワクチンは長野県のご対応により発注通りお届けいただき、予定通り接種が進んだことに阿部知事さんはじめ関係の皆さんに心から御礼を申し上げます。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生坂の犀川対岸に行き、雲が覆っている上空からの風景を撮影しました。


下生坂上空からの風景



 その他生坂村では、議会9月定例会本会議、保育園で身体測定(未満児)、小学校で身体測定(高学年)、乳幼児健診などが行われました。



令和3年第3回生坂村議会定例会の開会の挨拶

2021年09月08日 | 議会の挨拶

 毎定例会ごとに全員で「村民憲章」を唱和しているところです。

   令和3年第3回生坂村議会定例会の開会の挨拶

 皆さん、おはようございます。令和3年第3回議会9月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 実りの秋を迎え、巨峰などぶどうは、8月お盆からの天候不順の影響で、例年より生育が遅れていましたが、今年も農家の皆さんの努力により糖度が乗り、とても美味しい露地物の出荷が始まり、それぞれに稲刈り、ぶどうの集出荷など農作業に大変忙しい時季となりました。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
 また9月定例会は前年度の決算審査について、ご意見を頂戴するために池本代表監査委員さんにもご出席をいただいていますことにお礼を申し上げます。

 それでは、9月定例会は、決算議会と言われるように、令和2年度の歳入歳出決算の認定をお願いする訳ですが、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」により、令和2年度決算における4つの健全化判断比率を監査委員の審査に付した上で、議会に報告させていただき公表することになっております。
 令和2年度は、村のすべての会計において、黒字決算となりましたので「実質赤字比率」や「連結実質赤字比率」の該当はありませんでした。
 次に、標準財政規模に対する普通会計の元利償還金及び準元利償還金の割合の3年間の平均であります実質公債費比率は、前年度より0.4%下回り、7.3%でございました。
 また、起債償還金額、退職手当支給予定額などから、基金、交付税算定額などを引いた自治体が将来負担すべき実質的な負債の割合の「将来負担比率」は、今年度も「数値なし」となっております。よって、財政健全化判断比率の財政指標は、良好に推移している状況でございます。
 次に財政状況を示す指標につきましては、財政の硬直度を示す経常収支比率は、前年度より6.3%上回り、82.5%でありました。また、公債費比率は5.5%、起債制限比率は4.3%となっており、それぞれに良好な状況となっております。
 よって、実質公債費比率につきましては、公債費対策を継続して進めておりますが、県営中山間総合整備事業などの過疎債の償還が始まり、単年度の公債費比率は上昇し、3ヶ年平均の比率も若干上昇しておりますが、ほぼ良好な傾向を示しております。
 今後も、各比率が改善されるように、臨時財政対策債において償還期間が10年を越えたものを対象に、減債基金を取り崩して繰上償還を実施するとともに、なるべく国、県の交付金事業の導入により、その補助裏に交付税措置の高い過疎債を中心とした起債の発行を図るとともに、将来負担を下げる充当可能な基金の積立もしていきたいと考えております。
 しかし、指標はあくまでもその年度の時点的なものでありますから、特に交付税に左右される村の財政の体質からも、継続的な財政健全化の取り組みは必要であると考えている次第でございます。

 それでは令和2年度は、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るう中、当村でも住民生活や村の行事、産業等で大きな影響を受けました。
 多くのイベント、催しの中止若しくは延期を余儀なくされましたが、国の特別定額給付金は迅速な事務手続きで全村民に支給できました。
 また、村としては、村民一人当たり1万円の生活応援商品券を配布し、プレミアム率50%のいくさかマル得商品券の発行、給与減額者、子育て世帯、学生、事業者に対して給付金を支給しました。
 合わせて、感染から村民生活を守るため、各自主防災組織の防災備品の配備や、村民会館、役場庁舎の会議室の改修工事、保育園未満児室の増築工事などを行い、ワクチン接種の体制構築や児童福祉施設、小・中学校の感染防止対策も講じました。
新型コロナウイルスワクチン接種は、明後日の10日で2回目の接種を行い、当村での集団接種は終了する予定でございます。
12歳以上の対象者1,586名に対しまして、村で1回目の接種をした方が、1,282名となっております。その内、他市町村在住の職員等の53名が接種しており、他市町村で接種を受けた村民の方が80名であります。
 よって、村民の接種率は82.5%となっております。
 また、1回目を接種後、体調不良等で2回目を接種していない方がおり、1回目と2回目で接種者数が違っております。

 さて、令和2年度の公共事業のうち主な補助事業では、草尾上野ぶどう団地の防護柵の改修、5橋の定期点検と3橋の測量業務、大日向奈良尾橋の補強工事を行いました。
 人口減少対策として石原団地の若者定住促進住宅2棟の建設、県営中山間総合整備事業による用排水施設整備、圃場整備等と、穗高広域施設組合の新ごみ処理施設の建設工事負担金などは過疎対策事業債を活用しております。
 防災・減災対策は、小立野の排水ポンプや避難所の無線システムの整備、ICNでLアラートの防災情報や村内雨量表示等の文字放送システムの通信環境整備を実施しました。
 積立金では財政調整基金、減債基金、ふるさといくさか応援基金等へ209,138千円の積立を行い、前年度比では135,050千円の増額となりました。
 普通会計の歳出全体では、2,718,529千円で前年度比29.3%増の、616,273千円の増額となっております。
 今後も限られた財源を施策の目標達成のため、有効かつ効率的に活用することが責務であり、これを念頭に重点事業の推進及び諸事業の充実を図ってまいりたいと考えております。


 令和2年度の各種村税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の収納状況につきましては、現年度分の収納率は0.21%、滞納繰越分の収納率は10.54%、全体では、1.76%の上昇となっております。
 これは、繰り返し行って来ました折衝による過年度滞納分の減少と滞納者からの徴収金を、極力、現年度分への納入とし、新たな滞納を作らないよう努めた結果であり、現在も月々決まった金額を分割納付していただくよう、引き続きお願いしている次第でございます。
 特に軽自動車税につきましては、現年度、過年度共に収納率100%となり、後期高齢者保険料につきましても、平成27年度より引き続き、収納率100%となっております。

 今後も納税義務者の公平性を保つため、税務担当課で滞納整理を進め、徴収困難な案件につきましては、県税徴収対策室や長野県地方税滞納整理機構と連携を図りながら、折衝機会を増やすことによって滞納者、滞納額の減少に努めていきたいと考えております。
 そして、当村の貴重な自主財源であります村税や公共料金等は、負担の公平性からも滞納を極力無くすようにし、各部署とも連携をして滞納整理に力を入れ、差押えや不能欠損等を適切に執行するように考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 今年度の普通交付税と臨時財政対策債の発行額が決定になりました。今年度の普通交付税は、前年度交付額より10.1%増、106,621千円増額の1,165,816千円となりました。
 また、臨時財政対策債につきましては、前年度比35.5%増、12,061千円増額の46,027千円となりました。

 村民の皆さんの安全で安心な住み良い生活を守るために、様々な分野で課題は尽きない訳ですが、村民の皆さんのご理解とご協力をいただきながら、引き続きしっかりとした行財政運営を進めなければと考えております。
 どうか、議員各位に於かれましても、生坂村のために、格別なるご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げます。

 それでは、今議会定例会に提出させていただきました議案は、報告4件、決算認定1件、事件案2件、条例案4件、予算案3件の計14件であります。

 報告第8号  専決処分の承認を求めることについて
 (生坂村手数料条例の一部を改正する条例)

 この報告は、関係法令の改正に伴い、手数料の取り扱いに変更が生じたため、必要な改正を行いましたので報告するものであります。

 報告第9号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 この報告は、令和2年度の健全化判断比率及び資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものであります。

 報告第10号 令和2年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類の報告について
及び
 報告第11号 令和2年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営に関する書類の報告について

 この両報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定により同法第221条第3項に規定する法人について、経営状況を説明する書類を作成し報告するものであります。

 議案第30号 令和2年度生坂村歳入歳出決算の認定について

 この議案は、令和2年度各会計の歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、議会の認定に付すものであります。


 議案第31号 生坂村過疎地域持続的発展計画の策定について

 この議案は、過疎地域自立促進特別措置法の期限切れにより、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づき、新たに生坂村過疎地域持続的発展計画を策定するため、同法第8条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。


 議案第32号 生坂村認知症対応型デイサービスセンターの指定管理者の指定について

 この議案は、生坂村認知症対応型デイサービスセンターの指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。


 議案第33号 生坂村農産物集出荷施設設置及び管理に関する条例案について

 この議案は、草尾区内にある農産物集出荷施設が、松本ハイランド農業協同組合より村に無償譲渡されたことにより、その設置及び管理について条例を制定するものであります。

 議案第34号 生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案について

 この議案は、生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬に生坂村空き家対策協議会の委員を加えるための条例の一部改正であります。

 議案第35号 生坂村国民健康保険条例の一部を改正する条例案について

 この議案は、関係法令の改正に伴い条例の一部を改正するものであります。

 議案第36号 生坂村国民健康保険税条例の一部を改正する条例案について

 この条例案は、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税の減免について、関係部分を一部改正するものであります。

 議案第37号 令和3年度生坂村一般会計補正予算【第2号】
 
 この予算案は、既定の額に10,595千円を追加して、総額を2,158,443千円とし、地方債の借入限度額を減額する補正予算であります。

 主な内容は歳入で、地方交付税19,152千円、使用料及び手数料23,515千円を増額し、国庫支出金11,161千円、繰入金6,000千円、村債19,373千円を減額するものであります。

 歳出では、総務費4,431千円、農林水産業費18,258千円、教育費4,478千円、災害復旧費2,230千円を増額し、商工費9,283千円、土木費14,216千円を減額する補正であります。

 議案第38号 令和3年度生坂村営バス特別会計補正予算【第1号】

 この予算案は、既定の額に950千円を追加し、総額を34,750千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入で繰入金950千円を増額し、歳出では運行管理費を950千円増額する補正であります。

 議案第39号 令和3年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第1号】

 この予算案は既定の額に6,146千円を増額し、総額を105,346千円とし、地方債の借入限度額を減額する補正予算であります。

 主な内容は、歳入で県支出金を15,646千円増額し、村債を9,500千円減額するものです。
 歳出では、建設改良費6,126千円の増額補正であります。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。



上生坂上空からの風景

2021年09月07日 | 生坂村の風景
 7日(火)の朝方は雲が覆っていましたが、段々日差しが届いて、久しぶりに気持ちの良い青空が広がりました。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、高台の万平集落に行き、朝霧が残る上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景



 私は、朝礼後に5橋の定期検査、設計などの振興課関係の業務開札を行った後は、会議などはなく、翌日開会の議会9月定例会の開会の挨拶の執筆と一般質問の答弁などの準備をしました。



 その他生坂村では、保育園で身体測定(以上児)、小学校でALT・身体測定(低学年)、中学校で体育館仮設ステージ設置、アクア運動教室⑧などが行われました。


山清路の風景&知恵の輪委員会

2021年09月06日 | 生坂村の風景
 6日(月)は雲が優勢の空で、時々日差しが届いても変わりやすい天気でした。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、山清路に行き巨岩を中心の風景を撮影しました。
山清路の風景


 午前10時からの知恵の輪委員会は、私の挨拶の後、課長会議の報告をして、環境に関するアンケートについて協議をしました。

 最初に、藤澤室長から「5月27日の村政懇談会で挙げられた意見をもとに、知恵の輪委員会で、6月から環境問題について検討をしてきて、これまで、村民の皆さんが、ご参加いただけるような内容の環境講座や学習機会の場といった議論で進めてきました。
 しかし、8月の知恵の輪委員会にて、検討の契機となったご意見をいただいた方へ納得いただける対応となりうるかということや、一部の方のご意見でなく全体の村民の意向について把握した上で、村の施策や取り組みとしてとらえていくべきという方向性から、村民アンケートの実施について検討するという結論に至った」ことの説明がありました。


 そして、大平主事から「アンケートの目的、項目例、課題と手法」について、参考例を提示し説明していただきました。

 続いてアンケートの内容や方法について、全員から意見を言っていただき、環境問題に絞らず、多くのアンケート項目を入れること、全戸配布し、常会長に回収してもらう方が、回収率がアップすること、村政アンケート方がしやすく、環境問題に絞ると関心のある村民の回答に偏る心配があること、各課でアンケートの設問を考えて、村民から幅広い意見を聞くこと、答えやすいアンケートにし、「やまなみ荘がお役に立っているか」などの回答を今後の運営の参考にしたいこと、アンケートに答える負担を少なくするために、各課2~3問にし、知恵の輪で協議し、課長会議で決定することなどを協議しました。


 アンケートの手法では、誰を対象にするか、郵送か全戸配布か、回答は紙ベースか電子申請かを決めること、男女共同参画のアンケートでは、300人を抽出し郵送して行ったこと、全戸配布文書とアンケート用紙を一緒に配っていただくこと、電子申請の無記名は重複しやすいこと、紙ベースは世帯1枚か、電子申請は個人で行うか、是非を問うには相応しくないこと、常会長が2度各戸に回るのは、コロナ禍と負担があるから、回収は別の方法を考えること、役場から来た封筒は開けない村民がいるので、封筒に工夫を凝らすこと、世帯の方が回収率は上がり、回答はYesか Noだと答えやすいこと、世帯向けアンケートにし、基本的には無記名で、景品を希望する方は記名してもらうことなども話し合いました。


 協議の結果、村政アンケートとして各課の質問をお願いして、25日の全戸配布日に合わせて配布し、電子申請で回答を受け付けるため、回答の重複を避けるためシリアルナンバーを付けて、回収は常会長のポスト入れていただき、いくさか大好き隊員や地区担当職員が回収すること、景品はやまなみ荘のテイクアウトの割引券で、景品希望者は記名していただくこと、11月の課長会議までに提出していただき決定し、議会に説明して、12月補正に計上することなどを決めました。



 来月の知恵の輪委員会は、コロナ禍が収まるか定かではないが、やまなみ荘の「忘新年会プラン」等の企画などについて協議することにしました。


 その他生坂村では、小・中学校でスクールカウンセラー訪問、地区担当職員会議、マンガ製作及び活用検討委員会事業打合せ、運動教室、選挙管理委員会、ずくだせサロン④などが行われました。

大日向上空からの風景

2021年09月05日 | 生坂村の風景
 5日(日)は朝から雲が多く雨の降りやすい空で、午後は強い雨が降り、ジメジメとした陽気でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、大日向北平の山の中腹に行き、上空から雨上がりの風景を撮影しました。

大日向上空からの風景




 大日向区は、県営中山間総合整備事業により、南平常会はぶどう畑に圃場整備をし、北平常会は水田を圃場整備して、農業振興に取り組んでいます。





 今日生坂村では、これといって行事などはなく、私は毎朝恒例の撮影をして、各SNSで発信した後、安曇野市長選挙に立候補予定の太田ゆたか候補予定者の後援会事務所が開設されるとのことで伺いました。


 長野県が3日(金)から12日(日)までを「命と暮らしを救う集中対策期間」として対策を強化していますので、「事務所開き」の神事などは延期され、後援会員の皆様も少なく、太田君は挨拶回りで忙しく、少し話ができただけでした。

 事務所には、太田ゆたか君に寄せる期待やお願いのメッセージが書かれた寄せ害きが飾られていました。


 後援会事務所は、後援会の皆様はじめ関係の皆様のお力添えにより、下記の場所に開設できました。

 住所  安曇野市穂高770−3  新鮮市場あづみ野内
 電話 0263−55−7852 FAX 0263−55−6784


 後援会事務所は、事務所内も駐車場もとても広く、どなたでも気軽に立ち寄ることができますし、事務所では、検温、手指消毒、記帳、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保などをお願いし、しっかり感染防止対策が講じられていますので、気軽にお越しいただきたいと思います。




信濃十名勝「山清路」の風景

2021年09月04日 | 私の挨拶
 4日(土)は雨が降ったり止んだりで、一時的に激しい雨になり涼しい一日でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行き、当村が発注した廃屋の解体状況を見ながら、雨の山清路を撮影しました。


信濃十名勝「山清路」の風景


 県道大町麻績インター千曲線の山清路大橋が完成し、旧道になった県道部分を、松本建設事務所により、法止工、舗装・橋梁の修繕などの整備をしていただいていますので、その工事の進捗状況も見てきました。


 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。
 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。


「山清路伝説」

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまった。

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができた。
 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」といった。
 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里とした。
 この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられている。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所である。そのおかげで生坂の地も人里と なった。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていた。

 山清路という地名は、昔この付近に山(三)清寺という寺があったことからつけられたといい、今も寺跡がある。山清路の名勝は明治以降、犀川下りの人々により有名となり、昭和3年新愛知新聞社 主催により、信濃十名勝の第二番に選ばれた。
 昭和62年には朝日新聞社、長野県、テレビ信州、森林文化協会の公募により、長野の自然100選の一つに認定された。


 当村としても山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕、百体観音の遊歩道の整備、廃屋の解体による駐車場整備などを行い、山清路を当村北部の観光名所にするための取組を進めています。


 その他生坂村では、少年少女バドミントン教室、地域未来塾⑭、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

草尾ぶどう集荷所開所式&議会全員協議会&下生野上空からの風景

2021年09月03日 | 生坂村の報告
 3日(金)は雲の多い空で、朝方から時々雨が降り、一時的にザーッと強まったりしました。

 朝8時30分から、草尾ぶどう集荷所で今年の開所式が行われました。
 安坂部会長さん、丸山担当理事さんから、今年は凍霜害と8月の大雨、盆明けの天候不順で、皮が裂けてしまう裂果や親子ぶどうがあり、生育が遅れているとのことですが、例年通りこの様に出荷できるようになったことは農家の皆さんのご苦労のお陰であり、今年も甘くて色も玉伸びも良く糖度も乗って美味しいですから、多くのブドウを出荷していただきたいなどと挨拶をされました。




 私からは、お二人のお話の通りで、天候に左右される栽培はご苦労が多い訳ですが、一年の栽培の成果が現れる収穫時になり、多くの皆さんに美味しいぶどうを召し上がっていただくことで、生坂村と山清路ぶどうの良さを発信していただき、なるべく良い価格で推移し多くの収益が上がることを願いますとともに、健康に留意してしっかりと収穫していただきたいなどと挨拶させていただきました。




 開所式の後は、出荷された巨峰を見ながら、天候に影響されての作柄や今後の出荷状況などについて話をさせていただきました。




 9月12日(日)と19日(日)には、道の駅いくさかの郷で農協主催の山清路ぶどう即売会を行いますので、大勢の皆さんのお越しをお待ちしております。


 お昼には恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食を食べました。
 今日は定番の焼肉丼、親子丼、中華丼、カツカレー、チキンカツカレー、サラダなどを注文してもらいました。




 私は、お味噌汁とデザートを持参して、中華丼(税込750円)とサラダ(税込100円)を注文して食べました。急遽鯉こくの試食を頼まれまして食べましたが、骨が柔らかく煮えていて、お味噌汁の味付けも良く美味しくいただきました。




 引き続きやまなみ荘の売上に少しでも貢献できるように、毎週金曜日に職員有志で注文したいと思います。


 午後1時30分からの議会全員協議会は、太田議長と私の挨拶から始まり、9月定例会の日程について、平田議会運営委員長が先日の議会運営委員会でお決めいただいた日程等を報告していただきました。


 一般質問については、引き続き2日間にし、1時間の質問時間にすること、大型のアクリル板を設置し不織布マスクをして、感染防止対策することなどの報告もあり、行政側からは提出議案及び議案要旨の説明をさせていただきました。




 行政側からの説明に対して、マイナンバーカードの取得率については、利便性が少ないですが啓発をして取得率向上に努めていること、本会議での説明は款・項・目でお願いし、過疎地域持続的発展計画の説明は概要を説明し、常任委員会で詳細に説明すること、やまなみ荘の売上は、当初予算の20%位しかなく、財源が10%以上減で運営できるかは、定例会で協議していて12月定例会で補正をお願いするか判断したいこと、新しいいくさか大好き隊員は、本人が来て紹介して欲しいこと、新型コロナウイルス感染症対策の臨時交付金については、影響のある事業者支援に対しての交付金の内示があり、今後どの様に活用するか検討中であること、延期された成人式や標津町との交流事業については、感染状況を加味して実施の可否等を検討することなどの協議をさせていただきました。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野がよく見える犀川対岸から、ドンヨリ曇っていた上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景



 その他生坂村では、保育園で避難訓練・献立会、小学校でALTなどが行われました。