信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

9月議会定例会一般質問&下生坂上空からの風景

2023年09月12日 | 生坂村の会議

 12日(火)は雲の多い空でも日差しが届き、ムシムシと厳しい残暑になりました。

 午前10時からは、9月定例会一般質問の二日目があり、4名の議員各位から下記の内容で質され、それぞれ私、副村長、教育長、教育次長、課長が答弁をさせていただきました。

 6日(水)に答弁書をお渡しした内容で答弁をさせていただき、再質問に関しては、今回もその場での答弁と、前もってお聞きした内容等の答弁なりましたが、ほぼ答弁がかみ合ったと感じました。

順番   質 問 議 員     質    問    内    容                  質問の相手

5     望月典子     1.住民の緊急時の際の連絡先の資料の管理について  健康福祉課長

6     字引文威      1.山頂ログハウスの老朽化に対する村としての今後    副村長

                の利活用の考え方について  

              

               2.スカイスポーツ拠点をPRするためのイベント     村長

                開催について                 

7     藤澤幸恵     1.やまなみ荘・かあさん家等の人材確保について     村長

               2.小中一貫教育について                教育長

8     太田 讓      1.児童・生徒の自転車用ヘルメットについて       教育次長

               2.県道276号について                  振興課長

               3.高津屋森林公園の観光促進について          村長

 今回も答弁した内容によって対応してまいりますが、各事業の実施、検討・協議、調査・研究、関係機関への要望等をしてまいります。

 しかし、財源の問題、交付金や補助金の活用、費用対効果、緊急性、必要性、公平性などを加味しまして進めてまいりますので、引き続きのご理解とご指導をお願いいたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生坂の高台に行き、朝霧が残って雲が多い上空からの風景を撮影しました。

下生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で誕生会(未8,9月生まれ)、こころの相談会、4班の皆さんの元気塾などが行われました。


9月議会定例会一般質問&大久保集落上空からの風景

2023年09月11日 | 生坂村の会議

 9月11日(月)は雲が広がって時々雨の降り、昼間はムシムシとした体感でした。

 午前10時からは、9月定例会一般質問があり、4名の議員各位から下記の内容で質され、それぞれ私、副村長、各課長が答弁をさせていただきました。

 6日(水)に答弁書をお渡しした内容で答弁をさせていただき、再質問に関しては、今回もその場での答弁と、前もってお聞きした内容等の答弁なりましたが、ほぼ答弁がかみ合った議員各位と、自分の考えだけを言って議論が深まらなかった議員もいました

順番   質 問 議 員     質    問    内    容                 質問の相手

1    吉澤弘迪     1.電力会社送電線下の土砂流出の現状について      振興課長

              2.土砂崩落流出を防止する対策について         総務課長

                                         村長

2    山本吉人     1.生坂村消防団へのバイク配備について          総務課長

              2.長野県骨髄バンクドナー助成事業補助金         健康福祉課長

               について

3    島 幸恵     1.脱炭素先行地域事業についての村民説明会を終えて   村長

              2.事業を行う上での情報公開、対話についての考え方

              3.会議録の共有の仕方について

              4.脱炭素事業と議員の関わり方について

              5.地域住民との協議について              総務課長

              6.(株)いくさかてらすにおける共同出資者間の合意に

               ついて、また損失補填をしない条例作成について

              7.マイクログリッド事業について

              8.公文章開示について

              9.情報開示業務にも関わる生坂村職員の人数について

4    平田勝章     1.相続登記が義務化されたことについて          住民課長

                                          振興課長

 今回も答弁書をお渡しした内容に沿って、各事業の実施、検討及び協議、調査及び研究、関係機関への要望等をしてまいりますが、財源の問題、交付金や補助金の活用、費用対効果、緊急性、必要性、公平性などを加味しまして進めてまいりますので、引き続きのご理解とご指導をお願いいたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大久保集落に上り、朝霧が深く立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。

大久保集落上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で縦割り清掃・家庭学習がんばり週間(~15日)・貯金日などが行われます。


道の駅いくさかの郷「ぶどう部屋」開設&山清路の風景

2023年09月10日 | 生坂村の風景

 10日(日)は日差しが届き昼間は厳しい残暑が続きましたが、午後は雨が降り暑さが和らぎました。

 前日東京日帰りで銀座NAGANO PRイベントを行いまして、本日は公務がなく毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を終えて、会社の決算事務を手伝っている間に、道の駅いくさかの郷が今年もぶどう部屋を開設し、土曜日はとても売上が良かったので寄ってみました。

 今年はぶどうの生育が早く、生坂村産ぶどうの193カラットの露地物が8月末から出荷が始まり、9月に入り出荷量が増えてきたため、昨年よりかなり早くぶどう部屋を開設しました。

 道の駅いくさかの郷は多くのお客様で賑わっていて、ぶどうをはじめ地元産の新鮮野菜、かあさん家の加工品などを買い求めるためレジに並んでいました。

 ぶどう部屋には、地元産の巨峰、ナガノパープル、シャインマスカット、クイーンニーナ等々の193カラットが次々と売れていました。

 今年は早くも生坂村産ぶどうの193カラットの最盛期になり、売上も昨年を上回っていますので、昨年以上に多くの皆さんにお買い求めいただくように取り組んでまいります。

▽ 毎朝恒例の撮影は、信濃十名勝「山清路」に行き、大きな奇岩や犀川の清き流れの風景を撮影しました。

信濃十名勝「山清路」の風景

 本日生坂村では、マイナンバーカード休日交付申請窓口開設などが行われました。


銀座NAGANO PRイベント「信州生坂村 ふるさとの味届けます!!」午後の部&日岐上空からの風景

2023年09月09日 | 生坂村の報告

 9月9日(土)午後1時30分からは、午後の部を行いました。

 午前の部と同じ内容で、中山振興課長の進行により、私が撮影した動画を生坂村讃歌「山紫に空が澄み」の1番と3番のBGMにて、一年間の山紫水明の自然豊かな生坂村をご覧いただき説明させていただきました。

▽ 私が撮影・編集した動画を生坂村讃歌「山紫に空が澄み」の3番のBGMにて、新緑の季節から紅葉までの山紫水明の風景をまとめました。

生坂村の山紫水明

 その後、引き続きパワーポイントにより、生坂村の概要、各団体の活動内容、子育て支援事業、福祉の村づくり事業、スカイスポーツ公園、やまなみ荘、道の駅いくさかの郷、脱炭素先行地域づくり事業などについて説明させていただきました。

 次に太田議長が議員各位のそれぞれ生坂村を盛り上げている活動の様子を、午前より少し長めに説明していただきました。

 次に農業公社の小林理事長から、農業公社、かあさん家、生坂村産ぶどう193カラット、全国放映された灰焼きおやき等の取り組みと商品などの説明をしていただきました。

 続いて、ハチクの会について、コーディネーターの竹本さんが、竹の子ハチクのことやハチク加工品の各商品の説明していただきました。

 生坂村の概要、施策、移住・定住の取組、空き家バンクの紹介などを、藤澤室長と石井さんが行いました。

 鈴木さんが、いくさか農泊体験ツアーの説明をし、「ENJOYいくさかの郷」と「CM 行くぞ!」の放映をして、最後はカラットリンが登場し、皆さんがそれぞれ記念撮影をしていただき、特に子どもさん達には人気がありました。

 それぞれの説明をさせていただきながら、ナガノパープル、巨峰、梅漬、灰焼きおやき、巨峰ジュース、竹の子すし、きんぴらの試食品を召し上がっていただきました。

 皆さんにアンケートを書いていただき、今後意見等を集約して生坂村の情報や特産品の向上に反映したいと考えています

 今後のいくさか農泊体験ツアーのお知らせが欲しい方には、住所を書いていただきましたし、早くも帰り際に移住等に関するご質問があり、生坂村に関心を持っていただけたと感じました。

 職員2名は閉店の7時まで販売予定でしたが、早めにぶどうが完売したとのことでした。多くの方に生坂村の特産品を購入していただけたと思います。

 ご参加していただきました皆さんとお世話になった銀座NAGANOのスタッフの方々に感謝を申し上げますとともに、早朝から夜までご協力いただきました当村のスタッフの皆さんに御礼を申し上げます。

▽ 毎朝恒例の撮影は、日岐の犀川対岸から朝日が差してきた生坂ダム湖と日岐上空からの風景を撮影しました。

日岐上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で保護者作業、公民館で地域未来塾などが行われました。


銀座NAGANO PRイベント「信州生坂村 ふるさとの味届けます!!」午前の部

2023年09月09日 | 生坂村の報告

 9月9日(土)日は雲の広がる時間があったものの穏やかな天気でしたが、まだまだ厳しい残暑でした。

 銀座NAGANOで生坂村PRイベント「信州生坂村 ふるさとの味届けます!!」を行いました。

 午前5時頃に生坂村を出発し、予定より若干早く9時15分頃に着いて準備に入りました。

 コロナ禍前は5年連続実施してきましたが、今回は4年ぶりの開催となり、太田議長、農業公社、役場、いくさか大好き隊の皆さん14名の参加で行いました。

 銀座NAGANOに着いて荷物を搬入して、さっそくみんなでラベルを貼ったり、試食品の用意などそれぞれの準備を始めました。

 「生坂村の農園が丁寧に育てたぶどうや、村内産のタケノコを使って 開発された商品をはじめとする特産品の試食をお楽しみいただきながら、村の農業や商品開発のこだわりなど多彩な魅力をご紹介します。」などとイベントを紹介し、午前と午後の各24名ずつの募集は、予約で一杯になりましたが、当日数名のキャンセルがあり残念でした。

 2階のイベントスペースでは、生坂村のPRとして、午前11時と午後1時30分からの2回、1時間30分近くを掛けて生坂村の自然、特産品、様々な取組などを説明させていただきました。

 中山振興課長の進行により、最初にパワーポイントで私が撮影した動画を生坂村讃歌「山紫に空が澄み」の1番と3番のBGMにて、一年間の山紫水明の自然豊かな生坂村をご覧いただき説明させていただきました。

▽ 私が撮影・編集した動画を生坂村讃歌「山紫に空が澄み」の1番のBGMにて、今年の初日の出から4月の桜の時期までをまとめました。

生坂村の山紫水明

 その後、引き続きパワーポイントにより、生坂村の概要、各団体の活動内容、子育て支援事業、福祉の村づくり事業、スカイスポーツ公園、やまなみ荘、道の駅いくさかの郷、脱炭素先行地域づくり事業などについて説明し挨拶に代えさせていただきました。

 次に太田議長が議員各位のそれぞれ生坂村を盛り上げている活動の様子をパワーポイントにより説明していただきました。

 次に農業公社の小林理事長から、農業公社、かあさん家、生坂村産ぶどう193カラット、全国放映された灰焼きおやき等の取り組みと商品などの説明をしていただきました。

 そのお話の時に、ナガノパープル、巨峰、梅漬、灰焼きおやき、巨峰ジュース、竹の子すし、きんぴらの試食品を召し上がっていただきながら聞いてもらいました。

 続いて、ハチクの会について、コーディネーターの竹本さんが生坂村の歴史や竹の子ハチクのことやハチク加工品の各商品の説明していただきました。

 生坂村の概要、施策、移住・定住の取組、空き家バンクの紹介などを、藤澤室長と石井さんが行いました。

 鈴木さんが、いくさか農泊体験ツアーの説明をし、「ENJOYいくさかの郷」と「CM 行くぞ!」の放映をして、最後はカラットリンが登場し、多くの皆さんが記念撮影をして盛り上がりました。

 銀座NAGANOの10時30分オープンと同時に1階催事コーナーで、ナガノパープル、巨峰、梅漬、竹ノ子すしの素、きんぴらなどのハチクの加工品、クッキー、かあさん味噌、まめ太郎などを販売しました。


やまなみ荘テイクアウト昼食&生坂ダム湖の風景

2023年09月08日 | 生坂村の報告

 9月8日(金)は久しぶりにまとまった雨が降り、朝方は強い雨となりましたが次第に止み、ジメジメしても昨日より暑さは和らぎました。

 お昼には金曜日恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食を食べました。

 本会議が長引き写真はありませんが、今日もカツ丼、焼肉丼、チャーハン、野菜サラダなどの定番メニューに、まぐろ祭りのまぐろ丼、ネギトロ丼などを注文してもらったと思います。

 やまなみ荘の9月のチラシは、秋の味覚・団体プラン、秋祭り用料理、鯉料理、まぐろ祭り、ひやおろし、やまなみ通信などをお知らせしています。

 私は、お味噌汁、ミカン、コーヒー、水を持参して、づけ丼と野菜サラダを注文して食べました。色々なまぐろの赤身や中トロ、ミョウガ、ナス、ツマなどで、とても美味しく食べ応えのある丼でした。

 村民の皆さんも、やまなみ荘の宴会や食堂、テイクアウト、入浴などをご利用いただきますようお願いいたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、強い雨が降る中、生坂ダム湖の湖畔に行き、二箇所からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖の風景

 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校でALT・2,3年交流、中学校でトークタイム(集会)、議会9月定例会、地域支え合い事務局会議、3班の皆さんの元気塾、商工会で役員会などが行われました。


生坂村議会9月定例会開会

2023年09月08日 | 生坂村の会議

 9月8日(金)午前10時からは、生坂村議会9月定例会が開会し、毎定例会ごとに全員で「村民憲章」を唱和した後、私が開会の挨拶と提出議案の説明をさせていただきました。

   令和5年第3回生坂村議会定例会の開会の挨拶

 皆さん、おはようございます。令和5年第3回議会9月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。

実りの秋を迎え、生坂産ぶどうの193カラットは例年より生育が早く、今年も農家の皆さんの努力により糖度が乗り、とても美味しい露地物の出荷が始まり、それぞれにぶどうの集出荷、稲刈りなど農作業に大変忙しい時季となりました。

 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

 また9月定例会は前年度の決算審査について、ご意見を頂戴するために池本代表監査委員さんにもご出席をいただいていますことにお礼を申し上げます。

 それでは、9月定例会は、決算議会と言われるように、令和4年度の歳入歳出決算の認定をお願いする訳ですが、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」により、令和4年度決算における4つの健全化判断比率を監査委員の審査に付した上で、議会に報告させていただき公表することになっております。

 令和4年度は、村のすべての会計において、黒字決算となりましたので「実質赤字比率」や「連結実質赤字比率」の該当はありませんでした。

 次に、標準財政規模に対する普通会計の元利償還金及び準元利償還金の割合の3年間の平均であります実質公債費比率は、前年度より0.1%下回り、7.3%でございました。

 また、起債償還金額、退職手当支給予定額などから、基金、交付税算定額などを引いた自治体が将来負担すべき実質的な負債の割合の「将来負担比率」は、今年度も「数値なし」となっております。よって、財政健全化判断比率の財政指標は、良好に推移している状況でございます。

 次に財政状況を示す指標につきましては、財政の硬直度を示す経常収支比率は、前年度より3.3%下回り、80.4%でございました。

 また、公債費比率は5.3%、起債制限比率は3.6%となっており、それぞれに良好な状況となっております。

 よって、実質公債費比率につきましては、県営中山間総合整備事業などの過疎債の償還が続いておりますが、繰上償還など公債費対策を継続して進めており、3ヶ年平均の比率はほぼ昨年度並みとなり、良好な傾向を示しているところでございます。

 昨年度までは、各比率が改善されるように、臨時財政対策債においては、減債基金を取り崩して繰上償還を実施するとともに、なるべく国、県の交付金事業の導入をすることにし、その補助裏に交付税措置の高い過疎債を中心とした起債の発行を図りながら、将来負担を下げる充当可能な基金の積立もしてまいりました。

 その結果、令和4年度の決算では、積立金現在高は2,095,114千円、地方債現在高は2,539,572千円となり、私が村長になって4期16年間で、村民の皆さんと議員各位のご理解とご協力、職員各位の努力により、基金を約13億円増やし、起債を約20億円減らすことができた次第でございます。

 しかし、今年度は環境省の脱炭素先行地域づくり事業が採択され、6月定例会で当事業の計画作成及び設備設計等の委託業務と事務局運営サポート業務の補正予算をお認めいただきましたので、今後、当事業計画に沿って様々な事業を実施してまいります。

 そして、民生部門を中心に2030年度までに、生坂村の特性に応じた取り組みにより、先進的かつモデル的に脱炭素の達成を目指すために、令和10年度までに約60億円の当事業を実施してまいります。

 その内約42億円を環境省の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を見込み、村事業の補助裏は過疎債を充当していきたいと考えております。

 生坂村始まって以来の最大の事業でございますので、財政状況の数値は下がっていくと思いますが、次世代につなぐ持続可能な生坂村を構築するために、私の政治生命をかけて取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いする次第でございます。

 それでは令和4年度は、引き続き新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、当村でも住民生活や村の行事、産業などで大きな影響を受け、多くの行事、イベント等の中止や縮小を余儀なくされてまいりました。

 村としては、引き続き村民一人当たり1万円の生活応援商品券を配布し、プレミアム率50%のいくさかマル得商品券スーパープレミアムを発行し、加えて物価高騰対策生活応援商品券も配布して、村民の皆さんの生活の一助と、村内の消費拡大を促し地域経済の活性化に努めてまいりました。

 公共事業のうち単独事業では、災害対策として緊急防災・減災事業債を財源に、さぎの平地区の防災拠点施設の新設、日岐区の防災公園整備の着手、上生坂区の防火水槽の新設、移動系防災無線のデジタル化を実施しました。

 人口減少対策としては、過疎対策事業債を活用し、石原団地の若者定住促進住宅2棟を建設し、5カ年計画の8棟の整備が完了いたしました。

 地域のデジタル化に向け住民票、印鑑証明書等の発行サービスの提供に向けたシステムを構築するとともに、安定した水道水の供給を図るため、建設から50年以上が経過しました上生坂第1配水池を更新いたしました。

 近年の異常気象や自然災害の激甚化・頻発化に起因する二酸化炭素排出量の削減のため、6月にゼロカーボンシティ宣言を表明し、雲根地区において、いくさか「創造の森」の脱炭素型ライフスタイルを実践するモデル地区として、元気づくり支援金を活用し、アースオーブンの製作、ワークショップ等のイベントを開催いたしました。

 また、ゼロカーボン推進プロジェクト会議等で協議を重ね、脱炭素社会の実現に向け、脱炭素ロードマップを策定し、2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指す取り組みを始めました。

 普通会計の歳入決算は、村税159,691千円、地方交付税で1,373,763千円等となっており、地方交付税のうち普通交付税は1,205,794千円の交付を受けました。

 ふるさと納税寄付金を積み立てた「いくさか」応援基金から55,053千円を繰り入れ、村の創生事業や福祉分野の財源として活用いたしました。

 財政運営の将来負担を軽減するため、村債1件、44,551千円の繰上償還を行い、地方債の過疎対策事業債は、総額135,400千円を借り入れ、その内ソフト分は40,800千円となっております。

 また、一般単独事業債130,200千円 の借入、臨時財政対策債11,922千円等で、地方債全体では繰越分を含み、288,022千円の借入となりました。

普通会計の歳入全体は、2,653,096千円で、ハード事業の増額に伴い地方債の借入も増え、前年度比2.4%増、61,883千円の増額となりました。

 歳出の状況は、普通建設事業で防災拠点施設や防災公園の整備、消防自動車等の移動系無線のデジタル化、定住促進住宅建設事業、県営中山間総合整備事業、社会資本整備総合交付金事業等の実施により、全体で397,142千円となり、前年度比153,497千円の増額となりました。

 義務的経費では人件費で会計年度任用職員の増員等により、12,703千円の増額、扶助費で7,362千円の減額、公債費で繰上償還44,551円除き、14,251千円の増額となりました。

 物件費で79,471千円増、積立金では財政調整基金、減債基金、ふるさといくさか応援基金等へ168,941千円の積立を行い、基金残高は前年度比73,338千円の増額となりました。

 普通会計の歳出全体は2,620,030千円で前年度比1.8%増、46,870千円の増額となっております。

 今後も限られた財源を施策の目標達成のため、有効かつ効率的に活用することが責務であり、これを念頭に重点事業の推進及び諸事業の充実を図ってまいりたいと考えております。

 令和4年度の各種村税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の収納状況につきまして、現年度分の収納率は前年と比べ0.92%低下し、98.81%、滞納繰越分は12.87%低下し、15.10%、全体では、0.76%低下し、97.36%となっております。

 全体的に収納率が低下する結果となりましたが、当村の貴重な自主財源であります村税や公共料金等は、負担の公平性からも滞納を極力無くすようにし、各部署とも連携をとりまして滞納整理に力を入れ、差し押えや不能欠損等を適切に執行するように考えております。

 そして、徴収困難な案件につきましては、県税徴収対策室や長野県地方税滞納整理機構と連携を図りながら、折衝機会を増やすことによって滞納者、滞納額の減少に努めていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 今年度の普通交付税と臨時財政対策債が決定いたしました。今年度の普通交付税は、前年度交付額より4.2%増、49,896千円増額の1,231,989千円となりました。

 また、臨時財政対策債につきましては、前年度比54.5%減、6,495千円減額の5,427千円となり、普通交付税と臨時財政対策債の合計では、前年度比3.6%増、43,401千円増額の1,237,416千円となり、安定的な財政運営を行うことに資する内容となっております。

 村民の皆さんの安全で安心な住み良い生活を守るために、様々な分野で課題は尽きないところですが、村民の皆さんのご理解とご協力をいただきながら、引き続きしっかりとした行財政運営を進めていかなければと考えております。

 どうか、議員各位に於かれましても、生坂村のために、格別なるご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げます。

 それでは、今議会定例会に提出させていただきました議案は、報告4件、決算認定1件、事件案1件、予算案3件の計9件であります。

報告第10号 令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 この報告は、令和4年度の健全化判断比率及び資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものであります。

報告第11号 令和4年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類の報告について

 この報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定により同法第221条第3項に規定する法人について、経営状況を説明する書類を作成し報告するものであります。

報告第12号 令和4年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営に関する書類の報告について

 この報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定により同法第221条第3項に規定する法人について、経営状況を説明する書類を作成し報告するものであります。

報告第13号 専決処分の承認を求めることについて

 この報告は、令和5年度生坂村一般会計補正予算(第4号)で、既定の額に1,646千円を追加し、総額を2,257,693千円とする補正予算であります。

 いずれも県事業の生活困窮世帯緊急支援金、子育て世帯生活支援特別給付金に係る経費を補正するもので、歳入で県支出金を1,646千円増額し、歳出で民生費を1,646千円増額する補正予算の専決処分であります。

議案第54号 令和4年度生坂村歳入歳出決算の認定について

 この議案は、令和4年度各会計の歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、議会の認定に付すものであります。

議案第55号 生坂村さぎの平防災拠点施設の指定管理者の指定について

 この議案は、生坂村さぎの平防災拠点施設の指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

議案第56号 令和5年度生坂村一般会計補正予算【第5号】

 この予算案は、既定の額に35,549千円を追加し、総額を2,293,242千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入では地方交付税 25,253千円、国庫支出金 5,343千円、諸収入 2,577千円などを増額いたします。

歳出では総務費 15,074千円、衛生費 6,656千円、農林水産業費 3,597千円、土木費 6,000千円、消防費 4,455千円などを増額し、教育費 1,203千円を減額する補正であります。

議案第57号 令和5年度生坂村営バス特別会計補正予算【第1号】

 この予算案は、既定の額から2,641千円を減額し、総額を45,059千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入で国庫支出金2,282千円、繰入金359千円を減額し、歳出では総務費で3,608千円を減額し、運行費を967千円増額する補正であります。

議案第58号 令和5年度生坂村福祉センター特別会計補正予算【第1号】

この予算案は、既定の額に352千円を追加し、総額を96,352千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入で使用料及び手数料352千円を増額し、歳出では経営管理費352千円を増額する補正であります。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。


生坂村役場 令和6年新規採用職員募集&小立野と下生野上空からの風景

2023年09月07日 | 生坂村の報告

 7日(木)は日差しがまだまだ強く昼間は暑くなりましたが、風は心地良く朝晩の涼しさにも秋の気配を感じられました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小立野と下生野の犀川対岸から朝霧が立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。

 今年度も来年度から生坂村で働いていただける「行政事務」と「保育士」の新規採用職員を募集しています。詳しい内容は下記のアドレスをクリックしてご覧ください。

 自然豊かな山紫水明の生坂村で働きたい皆さんの応募をお待ちしております。

小立野と下生野上空からの風景

生坂村役場 令和6年新規採用職員募集 【行政事務】

http://www.village.ikusaka.nagano.jp/gyousei/soumuka/pdf/s_jimu.pdf

生坂村役場 令和6年新規採用職員募集 【保育士】

http://www.village.ikusaka.nagano.jp/gyousei/soumuka/pdf/s_hoikusi.pdf

 今日私は会議なく、エア・ウォーター東日本株式会社 執行役員 甲信越支社長の有賀公勝さん達と、御社と当村の脱炭素に向けた取組について話をさせていただき、当村の脱炭素先行地域づくり事業に参考になる内容でした。

 その後は、4月に赴任されたNHK長野放送局長が来庁され、新規就農者の放送をしていただいたことと、かあさん家の放送をしていただくことに御礼を申し上げ、生坂村などのことで色々な話をさせていただきました。

 本日生坂村では、保育園で体験保育、小学校でクラブ、中学校で2,3年合同体育日課最終日・標津町中学生修学旅行見送りなどが行われました。


北海道標津町中学3年生 生坂村での修学旅行2日目

2023年09月06日 | 生坂村の取組

 9月6日(水)、標津町中学3年生の修学旅行の2日目は、パラグライダー体験、蕎麦打ち体験、まんじゅうづくり体験、松本城の見学が行われました。

 午前中は、標津、川北、生坂中の3年生が2班に分かれて、パラグライダー体験と蕎麦打ち体験・まんじゅうづくり体験が行われました。

▽ パラグライダー体験は、天気が心配されましたが、晴天の中、スカイスポーツ公園の初級者コースを会場に行われました。

 生坂中の生徒も含め初めての体験という生徒が大半を占め、生坂パラグライダースクールのインストラクターからの説明の後、一人ずつ順番に体験しました。

 生坂ならではのアクティビティの体験がいい思い出になってくれたようでした。

▽ 生坂の特産品づくり体験は、蕎麦打ちとまんじゅうづくり体験に分かれて体験していただきました。

 やまなみ荘では、信州を代表する郷土食の蕎麦打ち体験が行われ、そば粉を捏ねるところから延ばして切るまでのひと通りの作業をおじさま倶楽部の皆さんから教わりながら、蕎麦打ちを楽しんでいただきました。

 打っていただいた蕎麦は、夕食に標津町の中学生の皆さんがおいしくいただいたようです。

▽ まんじゅうづくり体験は、農業公社で行いました。生徒たちは、かあさん家の職員に教わりながら、あんこ、なす、おからの3種類の具材を上手に包んでいました。

 作ったまんじゅうは、早速蒸かしていただき、昼食で食べていただきました。

▽ 午後は、生坂中の3年生も一緒に松本市へ移動し、国宝松本城の見学が行われました。

 松本城は日本を代表する城郭であり、大河ドラマ「どうする家康」に登場する石川数正が建築に大きく携わったと伝えられています。

 別名「烏城」とも呼ばれる黒と白のコントラストの天守閣の姿に、標津町の中学生も胸を打たれているようでした。

▽ 4日に集荷所がオープンした草尾地区でのぶどう収穫体験は降雨のため、バスからの草尾地区のぶどう畑の見学に変更となりました。

 村松農園さんから、大きく実った巨峰をたくさん提供いただき、やまなみ荘で試食していただきました。

 標津町と当村の中学生の交流事業は平成30年から実施しております。毎年、当村の中学2年生が10月に標津町を訪問し、新巻きづくりやカヌー体験、北方領土館の見学など北海道の伝統や文化、自然を体験させていただいており、今年から新たに、修学旅行で標津町の標津中学校、川北中学校の3年生が当村を訪問してくださり大変嬉しく思います。

 今後も、こうした取り組みが、標津町と当村の子どもたちにとって、良い体験や思い出になっていただければと思います。

 今回、標津町中学生修学旅行にご協力いただきました、やまなみ荘、農業公社、かあさん家、生坂パラグライダースクール、おじさま倶楽部、村松農園の皆さんに感謝申し上げます。


昭津上空からの風景&(株)いくさかてらす取締役会

2023年09月06日 | 生坂村の風景

 6日(水)は雲が多く、スッキリしない空で、午後は久しぶりに雨が少し降りました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、昭津の水が少なめの犀川と朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。

昭津上空からの風景

 午後3時からは、株式会社いくさかてらすの第2回取締役会を開催し、私から、生坂村脱炭素地域事業計画策定、設備設計等委託業務公募型プロポーザル審査で株式会社エコロミが選定され、議会の議決を得て現在各業務を始めていますし、また、生坂村脱炭素先行地域づくり事業事務局運営サポート業務についても、事業者選定審査委員会を9月4日に行いまして、業者を選定し進めていきますので、本日の取締役会の報告事項、議決事項の審議をお願いするとともに、当事業の実施についてご理解とご協力をお願いするなどの挨拶をさせていただきました。

 報告事項

・信州大学『信州100年企業創出プログラム』参画ならびに人材受け入れについて、過日面接を行ったところ採用までには至らなかったと説明がありました。また今後は長野県が行っている、くらしふと信州で人材を探していくと説明がありました。

・PPA事業の収支計画(案)について、脱炭素先行地域づくり事業申請時の資料を基に、事業開始から、26年目までの収支計画について説明がありました。

 この説明に対して、売り上げについての内容、支出内容について、期末バランスシート資金の流れについて示してほしいと意見がありました。

 議決事項

・第1号議案 生坂村内PPA方式による太陽光発電設備及び蓄電池設備導入に向けた調査、設計計画作成、ステークホルダー説明および電力小売り業開始に向けた準備等委託業に係る指名入札の実施についてで、中信地区で実績のある業者を5社指名して指名競争入札を行うと説明がありお認めいただきました。

・議案第2号 役員変更等を目的とした臨時株主総会の開催についてで、株式会社いくさかてらすの取締役の変更で株式会社平林建設の代表取締役社長から取締役専務への変更と、生坂村副村長を加えるために臨時株主総会を書面決議で行いたいと説明がありお認めいただきました。

 その他生坂村では、小学校でALT、中学校で3年標津町中学生交流会、児童館でしょうぎ教室、なのはなでママヨガ、松本山雅トレーニング講座、健康応援隊、一般質問打合せ・答弁書の提出、議会談話室など行われました。