「心身元気になる料理生活」Y's foodしんぶん

横浜の料理教室・食と健康の企画事務所です。食・料理を通じて「伝える」お手伝いをしています。

外食で親が分かる

2011-09-16 | 介護予防ウェルエイジング
母は歯が悪いので硬いものが苦手です。

仕事柄、年配の方向けの料理提案をさせていただいている
私としてはたまに実家に帰って彼女の料理の工夫や私が
作ったものを食べてもらうことはすごく良いリサーチ
になっています。

彼女の工夫は
・煮物を柔らかく煮る

・きゅうりの浅漬けなどは皮をむいて漬ける。

・もともとやっていたことだけど薬味の大根おろし
 おろし生姜、刻んだシソなどを上手に取り入れて
 野菜を補っている。

などです。

そういった工夫があるので欠食することもなく
ちゃんと食べているな、という印象なのですが
外食すると「苦手」なものが分かるのもまた
事実です。

地元で有名なラーメン店に行った時のこと。

だしの利いたあっさりした醤油ラーメンで母も
私も大好きです。

が、

「これは食べられない、あんたにあげるわ」

と言ったのが

チャーシューとシナチク。

本人は麺とスープが美味しいので満足してい
ましたがなかなか満喫しきれない感じがよく
わかりました。

全般的に噛む力が弱い場合は硬めのものでも
特に弾力のあるものが食べにくいんです。
(シナチクしかり、たくあん、ベーコン、いか
など)

歯ごたえがあってもさくっと歯切れのいい
長いもとかリンゴ、生のきゅうりなどは厚さ、皮をむく
など工夫すると難なく食べられます。

歯は治療できればそれが一番ですが、栄養の偏りが
ないよう、今まで通り好きなものが食べられるよう
硬さの工夫、調理の工夫のし甲斐があります。


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