伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

2週に渡ってケイト・アルドリッチKate Aldrichのカルメンを聴いてみた

2017年03月13日 | バロック音楽・オーディオ一般

今日は先週からの気になっているテレビ番組があります。

指揮:シャルル・デュトワのカルメン、 世界中のあらゆる主要オーケストラを長年指揮してきた、

今日最も人気の高い指揮者のひとり。

 先週よりの続きN響のライブ続き『カルメン』が見たいので早めに自分の部屋に・・・

注目はカルメン役のケイト・アルドリッチです。凄い圧巻で、ボリュミーナカルメンです。

 

Kate Aldrich - L' amour est un oiseau rebelle (Habanera) opéra de Carmen George Bizet

 

筆者の部屋には昔おまけで頂いた簡易なスピーカーがあります。

昔スマホ購入時におまけで頂いた音量増量機?此れがナローレンジの塊です

居間で聴くのがいいのでしょうが、何時でも寝られる寝室でノンビリ見たい(笑)

此のスピーカーってのが相当曲者で、音質、レンジ等全く安物の音でテレビの音で聴くよりマシ程度です。

でも聴く内に慣れて来るんですね(笑)

 

あのカルメンのメゾソプラノが聴けるんです・・・

勿論、ケイト・アルドリッチ(Kate Aldrich, 1973年10月31日 - )は、

アメリカ合衆国のメゾソプラノ歌手。

前回のハイライトシーン、カスタネットでの熱演、中々のシーンですよ!

 

Kate Aldrich - Carmen, Bizet: Verbier Festival 2016

 

ケイト・アルドリッチの舞台映えする美しい容姿と体当たりの演技力が評判になり、

世界各地でカルメンを歌っており、 2010年にはメトロポリタン歌劇場でヨナス・カウフマンと共演して大成功を収めた。

名曲がギッシリでストーリーもわかりやすいのでオペラ初心者にもお薦めですが、

初心者だけではなく本当のオペラ好きにも愛される名作中の名作。

よく知られた曲はどれもスペインのフラメンコ風のメロディーですが、

それはフランス人の異国情緒好きのなせる技であって、

根底にあるのは、やはり優しく流麗なフランス音楽。

 

元々此の主役はドン・ジョゼ。日本では「ドン・ホセ」と呼ばれていますがこれはスペイン語読みで、

原語のフランス語では「ジョゼ」(José)と発音して歌われますので、そう記載します。

ジョゼは・・・いわゆる「ダメ男」です。

 

(3幕)気晴らしにカード占いをする女たち(カードの歌)

    を真似てカルメンも占うと、出るカードはすべて「死」。    

    何度繰り返しても出る死のカードに、運命を悟ります。

(4幕)「もう脅し疲れた、これが最後だ、俺について来るか!」     

    「ノン! ほら、昔くれた指輪!」(指輪を投げ捨てる)     

     ジョゼは短剣でカルメンを突き刺す。     

     闘牛場からはファンファーレと闘牛士を讃える歌。ジョゼの絶叫。

 

 スチール写真とオペラで見る彼女とは相当違いますね?女性は本当に恐ろしいです・・・

ハイライトシーンを迎え終焉、非常に解りやすくオペラの楽しさを味わいました。

次は劇場で観てみたいです。

でもカラスのカルメンと聴き比べると、カラスが断然良いのがわかります。

何となく中途半端な感じがしたカルメンでしたが・・・・・・

 

アルベール・ヴォルフ(Albert Wolff)指揮のカルメンを聴く

最近筆者の愛用のiTunesでカルメンを探すと・・・

アルベール・ヴォルフ指揮の(Albert Wolff, 1884年1月19日 - 1970年2月20日)

カルメン抜粋盤を発見、ヴォルフはフランスの指揮者、作曲家である。

SP盤を補修して配信していますが、カルメンファンは是非聴くといいでしょう。

あの五味先生も随分褒めていた演奏です。

女工たちがさざめきながら出てくる場面、カルメンの登場、そしてハバネラ、

ホセが几帳面さを嘲りながら女工たちが再び工場へ引揚げるまでの、

音楽構成と旋律の美しさは比類がない。)と言ってます。

アルベール・ヴォルフ指揮でBoleroも聴く

いや、此れが音楽なんだと、妙に納得させられる、

目頭が熱くなる・・・・レコード好きだった親爺を思い出します。

いや懐かしい竹針にてまさしく蓄音機の音のようです。KEFではこうは行かないんだ!

難点レコードの傷か?偶にプチプチと雑音が?聴けばわかります、其処には素晴らしい芸術があります。

此れについてはオールドタンノイTANNOY IIILZの音が勝ってますよ!

TANNOY IIILZってやはり只者ではないラッパかもしれない、

此れはSP(78回転)でモノラル聴けるプレイヤーを探さなくては行けないかも知れない。

それにオルトフォンのAシェルを付けSPレコードが聴けるシステムか?

音質を重視するか?音楽内容を重視するかの違いを解明出来るかも知れません。