今まで何故点灯しなかったか?不思議である。オーディオマニアやはり気になるRCAケーブル。
折角スピーカーコードを交換してのだから高額なRCAケーブルはとんでも無い価格ですが、現在使用している安価なVictorの既製品よりは良くなると思う。
なるべく安価で質の良いRCAケーブルを、機械音痴の筆者は偶に知り合った某氏に相談すると、beldenのMILSPECという軍用のもかなり良いです。との返事ですが、此れにはハンダで接着しなければならない?
それと今までPCからオーディオインターフェイスUR22の接続はプラグなので変換しないで直接繋ぐと音が変化するか興味もある。
取り敢えずRCA BELDEN88760は既製品があるので取り敢えず購入し、其れに交換する。
その後ゆっくりRCAコードをハンダ付けして交換して見よう。
先ずはハンダの購入です。パーツを取り揃え制作して同様な音になるか楽しんで見よう。
TEAC MA-7とTANNOY IIILZ in Cabinetで聴く音楽にやはりピアノの音は実に旨く鳴るようになった。最も上質の真空管で鳴らすのが一番だが、今はヴィンテージ真空管等は高価でとても購入は無理である。
筆者の好きなピアニストに、コルネリア ヘルマンCornelia Herrmann オーストリア出身のピアニストザルツブルク・モーツァルテウム音楽院卒業両親ともに弦楽器奏者で、母親は日本人。8歳でモーツァルテウム音楽院に入学、ウィーンやブダペストなどで研鑽を積む。
1996年バッハ国際コンクールで最年少最高位受賞。’99年モーツァルト国際コンクールで特別賞。2002年ザルツブルク音楽祭にデビュー。
2006年には「N響アワー」にも出演。近年の活躍には目を見張るものがあり、ソロ活動の他、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとの室内楽、クリストフ・ゲンツ(テノール)とのコンサートなど、若手ピアニストのホープとして注目を浴びている。勿論ファツィオリ・ピアノによる演奏で、バッハの協奏曲や“イタリア”に関わりのある作品を収録。ヘルマンのピアニズムは非常に爽やかな印象を与えてくれる。
各音が明瞭かつ豊かな響きを伴って歌い上げられるのだが、とりわけ「イタリア協奏曲」では演奏と作品とが見事に手を取り合っていると思う。
《イタリア協奏曲》イタリア趣味によるコンチェルト(独語:Concerto nach Italienischem Gusto)『1735年、バッハは『クラヴィーア練習曲集』第2巻を世に送り出した。二段鍵盤のために書かれたその第1曲が ヨハン・アドルフ・シャイベ「イタリア趣味による nach italienischem Gusto」、こんにち通称《イタリア協奏曲》とよばれる作品である。
この曲はバッハが存命時にも人気があり、バッハの作った曲を「誇張や過度の技法」「自然に反し、くどくどしく理解し難い」と批判したヨハン・アドルフ・シャイベでさえも、この曲に対しては「単一の楽器で演奏する協奏曲の最大、最高の曲である」と賛辞を送ったほどであった。
Cornelia Herrmann: Bach Italian Concerto BWV 971 1&2 Mvt
イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV 989 - Aria variata in A Minor, BWV 989この作品はバッハの若い頃の作品で、曲の副題が示す如く非常にイタリア的である。
後期の作品に比べれば構成的には劣るものの、若いときの作品にはそれらには無い若々しさがあふれていて魅力的である。
アリア、変奏曲10曲の合計11曲。子供の練習曲だって。そんなことはない。でも練習曲には違い無いようです。Aria 四声。あっさり流すのがいいのだろうか。
Variation 1 - Largo
二声。これも軽快に。若い頃の作品の為か装飾音の指示が多い。曲の進行上過剰なものは適当に省く。この曲に限らず特に低音部に動きは重要になる。低音部(左手)は伴奏でなくメロディーの一部であることを認識しなくてはならない。
Variation 2
二声。八分音符とそれにつづく16部音符の三連符がまさにイタリア的。この曲は一見簡単であるが、粒がそろってないと話にならない。早いパッセージの中に装飾音が入っているところは注意。
Variation 3
二声。左手も右手も模倣が特徴的。右手も左手も同じように動くことが要求される。左手の動きにとくに注意。
Variation 4 - Allegro
四声。低音部を少し強く弾くときもちいい。
Variation 5 - Un poco Allegro
二声。とても快活な変奏曲。若干スイングしてもいいかもしれない。
Variation 6 - Andante
三声。メランコリーな感じが漂う。付点のリズムはさり気なく。
Variation 7 - Allegro
三声。特徴的な八分十二拍子。このリズムに慣れてないと苦労するのではないだろうか。
Variation 8
二声。技巧的な変奏曲。まるでスケルッツォ。
Variation 9
二声。こちらも技巧的で無窮動。ショパンの練習曲に出てくるものと違い、対称になることが少なく難しい。旋律がずれて進行する。
Variation 10
四声。最初のAriaのような変奏。中間の声部が美しい。最初のAriaより荘厳に。コルネリア ヘルマンの演奏するフランス組曲、パルティータ1集も実に良い演奏である。
Cornelia Herrmann: J.S.Bach, French Suite No.3 BWV 814
録音も良いと思うがファツィオリ・ピアノの音が素晴らしい、最近このファツィオリ・ピアノを使用する演奏者が増えたようです。石のアンプでの音はまずまずで聴けるが弦楽器は首を傾げるところもあるようです。
実にピアノを奏でるコルネリア ヘルマンも楽しめる演奏です。ブラボー!