伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

違いの分かるジャズピアニスト、ビル・エヴァンスBill Evans「ワルツ・フォー・デビイ」を聴く

2017年07月22日 | JAZZ・ボサノヴァ


最近JAZZピアノ余り聴かなくなった、装置を替えてからかな・・・・・・?

今週は仕事もなく、外は暑い、部屋での音楽三昧を・・・其れもJAZZを・・・その昔好きだったビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ」を聴いてみる。

その前にパワーアンプをSC-M15(約40年前)×2BTL接続のモノーラルで聴く、このアンプの特徴は実に綺麗な、素直な音がします、少しクセのあるエバンスも綺麗に鳴らす。

相当古いSC-M15アンプだがBTL接続のモノーラルで聴くと実に快く鳴る、優しく聴かせてくれる癖の強いエバンスのピアノな刺激が良い方向に聴こえる、

 

長期で聴く時は重宝するアンプである、エバンスなどの癖のある演奏にはうってつけのパワーアンプかも知れない、思うに40年前の技術にもまだ聴けるところは素晴らしい。

流石大手メーカーが本気で作ったアンプは違う、オーディオはスピーカーを決め其れに会うアンプを探すのが一般的ですが、いつぞや誰かがパワーアンプの差は余り無いので、と言っていたがアンプによっての違いは大きい、そんな阿呆なことを言う人もいるが・・・・このSC-M15と言うアンプは実に真面目に東芝技術人が作ったアンプのようです。

但し最大の不満はBTL接続のモノーラルで2台無いと本領を発揮しない所かも知れない、当時はA4サイズが売りで販売したいたのでまさか2台のアンプが必要とは言えず、そのまま販売したそうです。

当時は大メーカーが面子をかけ量産して採算を合わしたような物で、このアンプは掘り出し物が多いと聞く。

でもTANNOYでJazzを聴くにはTEACのMA−7は格好のアンプかもしれない。同時期に発売した、TEACTANNOYが共同開発したArmonia MA−7(約37年前)に変えると、あの癖のあるエバンスが顔をだす、ドラムの歯切れも良く少しオーバー目なベースが気になる所ですが・・・全体には合格ですかね・・・。

音楽のツボを良く心得ていて、凄い説得力が顔をだします、此れがこのアンプの特徴かな?今現在この様な物を作れば倍でも無理であろう。

ライブ感一杯のビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ」は楽しめる。

勿論ビル・エヴァンス・トリオは、1961年当時、ライブハウスの「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライブをしばしば行っていた。

19616月にも連続ライブが行われ、最終日に当たる625日のライブは、リバーサイド・レコードによって特にライブ録音されていた。

ビル・エヴァンスのレコード、CDの中でも筆者はこのライブ盤が好きです。

同じタイトルで絵柄が違うジャケットもあるようです。

 ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ」

 Bill Evans Trio at the Village Vanguard - Waltz for Debby 

 01 My Foolish Heart 

 02 Waltz For Debby (Take2) 

 03 Waltz For Debby (Take1) 

 04 Detour Ahead (Take2) 

 05 Detour Ahead (Take1) 

 06 My Romance (Take1) 

 07 My Romance (Take2) 

 08 Some Other Time 

 09 Milestones 

 10 Porgy (I Loves You Porgy) •

Bill Evans(p) ・Scott LaFaro(b) ・Paul Motian(ds)

recorded 6/25/1961

ワルツ・フォー・デビイ。姪デビイに捧げた、ビル・エヴァンスの自作曲です。CMなどにも採用されているので、ジャズに馴染みがなくても聴き覚えがあるかもしれません。

「エバンスのジャズを初めて聴いたのは、このアルバムから」という方も多いくらい、時代も世代も超えて愛され続けているアルバム「ワルツ・フォー・デビイ」。

タイトル曲は、日本のCMでもカバーソングが流れていたので、ご存じの方も多いかもしれません。エヴァンスのめいっ子のデビイにささげられた曲で、当時(56年)、彼女はまだ2歳。そのかわいらしい様子を、愛情たっぷりに映し出しています。デビイがライブに顔を出すと、必ずエヴァンスはこの曲を演奏していたとのこと。

このアルバムはニューヨークの老舗ライブハウス、ヴィレッジ・ヴァンガードでライブ録音されたもので、会場のお客さんの話し声やグラスの音が一緒に聞こえてきます。

信頼の置けるベースのスコット・ラファロ、ドラムのポール・モチアンとのピアノトリオでの演奏で、息の合う3人の寄り添った演奏がたっぷりと聴けます。

この日にしかない、この日だけの演奏。

一期一会という言葉をジャズの生演奏を表現するのによく使いますが、まさにこの日のライブがそうであったように、ほどなくベースのスコットは交通事故で亡くなり、このトリオでのライブはこれがラストになってしまったのです。

いろんな思いが詰まった3人の演奏を偲んでみました。 

 

後は筆者が20代の頃購入した、俗名「お城のエヴァンス」

BILL EVANS AT THE MONTREUX JAZZ FESTIVAL

Bill Evans - At the Montreux Jazz Festival (1968 Album) 

冒頭のフランス語の司会から始まるライブ盤はゴキゲンです。モントルー・ジャズ・フェスの名前を世界的に広めた傑作ライヴ盤。

ジャック・ディジョネットの参加によって、ビル・エヴァンス・トリオの作品の中でも、いつもよりクールで躍動感が漲るアグレシッヴな演奏となった。

モントルー・ジャズ・フェスの名前を世界的に広めた傑作ライヴ盤。

ジャック・ディジョネットの参加によって、ビル・エヴァンス・トリオの作品の中でも、いつもよりクールで躍動感が漲るアグレシッヴな演奏となった。

心に沁みるソロ演奏も素晴らしい。JAZZはヴァーヴ盤が多かった時代です。

ヨーロッパの装置で聴くエヴァンスって味がありますよ! ブラボー