毎日暑い日が続きますネ!最近好きな釣りも不漁続きで、出撃できず、外房の磯情報も振るわず
でもこの時期には、必ず聴きたくなる曲があります。
仕事場も大変暑くどうも水分取り過ぎ気味で少しバテ気味かな?
庭には紫式部の花がさき秋には綺麗な紫の小さな実を付けます。小さな清楚な花です
この時期は毎年この曲を聴きたくなります。
深い谷あいの清流に遊ぶTrout fishing何年か前にルアーで管理釣りで楽しみましたが
やはり、自然を相手に量はつれなくてもFly fishingで遊びたい・・・
この様な思いを込めてシューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 Op. 114楽しみむ
冷房の聴いた部屋で熱い淹れたての珈琲を頂きながら、
静かにレコードを楽しむ、その先には深い谷あいの清流にが現れるようです。
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 Op. 114
この曲はシューベルトが22歳、まだ若々しく希望と幸福にあふれていた時期の名作として知られる。
なおこれ以降には、シューベルトはピアノ五重奏曲を作曲していない。
第4楽章が歌曲『ます』D550(5つの版のうちの第3稿と考えられている)の旋律による変奏曲であるために、
『鱒』(ます、 Die Forelle)という副題が付いた。
先に作った歌曲が変奏曲であることとは別にこの作品(D667)の変奏曲もまた、
水の中に現れては消える鱒のモチーフを与えている。シューベルトはこれをピアノ伴奏の中で使用した。
作曲を依頼したのは裕福な鉱山技師で、
木管楽器とチェロの愛好家であったジルヴェスター・パウムガルトナー(Silvester Paumgartner)である。
シューベルトが依頼を受けたのは1819年7月、
29歳年上の友人で歌手のヨハン・ミヒャエル・フォーグルとともに
北オーストリアのシュタイアー地方を旅行で訪れた際のことであった。
フォーグルは、後に歌曲集『冬の旅』を初演した名歌手として知られる。
なおコントラバスを加えた編成にすることと、歌曲『鱒』の旋律に基づく変奏曲を加えることは、
このパウムガルトナーからの依頼であったという。
自筆譜は不幸にも紛失しており、上記の作曲の過程については友人の
アルベルト・シュタートラー(Albert Stadler)の回想録と筆写譜などによる推測が主である。
シューベルトは一般的にロマン派の枠に入れられるが、
その音楽、人生はウィーン古典派の強い影響下にあり、記譜法、基本的な作曲法も古典派に属している。
貴族社会の作曲家から市民社会の作曲家へという点ではロマン派的であり、
音楽史的には古典派とロマン派の橋渡し的位置にあるが、
年代的にはシューベルトの一生はベートーヴェンの後半生とほぼ重なっており、
音楽的にも後期のベートーヴェンよりも時に古典的である。
又この 鱒(歌曲)としても有名で小学校でも合唱しましたね!
でも本当の意味は、シューベルトの歌詞に曲付けされており、
歌詞はずる賢い漁師が罠を使って魚を釣り上げるさまを歌ったもの。
しかし実際には、「男はこのようにして女をたぶらかすものだから、
若いお嬢さんは気をつけなさい」という意味の寓意となっている。
しかしこの曲からは清き清流を泳ぐ鱒が縄にかかり捕まるさまは想像出来ませんがね!
YouTubeの配信はありませんのでやはりDECCA盤から雰囲気を代用して下さい。
*♪シューベルト: ピアノ五重奏曲 イ長調 「ます」 Op. 114, D. 667 / アンドラーシュ・シフ(ピアノ)、ハーゲン弦楽四重奏団 1983年12月
筆者が昔DECCA盤の直輸入盤を手に入れたレコードを聴いた見ました。
LP盤にモノーラルのヴァルター・パンホーファー (P)の演奏した
DECCA盤があります。かなり古いもので購入したのは40年程前と記憶します。
当時からウィーン・フィルとしばしば共演していたピアニスト、ワルター・パンホーファーとの
シューベルトのピアノ五重奏曲『ます』などの名盤を残し、
それらはMONO録音にも関わらず、現在でも決定盤といわれることもまれではない。
でもこのイギリス直輸入のDECCA盤と言うのは流石イギリスです、
装丁にはお金をかけないのか?相当ケチンボです、?録音もモノーラルが多い?装丁は凄くチープなんです。
これが、イギリス気質かもしれない。でもレコード盤事態は他の物より厚みがあります。当に実質主義なんですね。
でも音質は流石、名門な会社なのか、聴いてみると静かに聴こえるコントラバスの音がすこぶる良い。凄く自然に鳴るんです。
この様な聴こえ方はスピーカーコードの変更して良くなったことかも知れません。
DECCA設立は軍事物資供給で、第2次世界大戦中に、潜水艦の音を聞き分ける目的として、という当時としては画期的な高音質録音方式を開発する。
その後ffrr方式による高音質録音のSP盤を発売。テープ・レコーダーを使った録音を開始。次第にffrr方式を採用した高音質仕様でLPの発売を開始する。
そのような経緯のため、本音はDECCA独特のカートリッジが欲しい所なんですが、高嶺の花で貧困老人には手が出ません。
勿論筆者はモノーラル様の針を持ち合わせていないが、ortofonのAシェルのモノラールに興味が湧きます。
此れは多分落とし穴の用な感じがしますネ・・・・・・
考えるに今保存のLPレコード盤は意外とモノーラルが多いので考えても良いかもしれません。頭がいたくなる・・・
DECCA盤を心ゆくまで楽しみたいのなら、あのDECCA独特針で、音楽のプレゼンスを満喫してみたいです。
ヴァルター・パンホーファー - Walter Panhoffer
ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団(Wiener Konzerthaus streicherquartett)は、
ウイーン・ファルハーモニー管弦楽団の第一ヴァイオリン奏者の一人、を中心として結成された弦楽四重奏団。
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 Op. 20/シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」
ウィーン・フィルとしばしば共演していたピアニスト、
ワルター・パンホーファーとのシューベルトのピアノ五重奏曲『ます』などの名盤を残し、
それらはMONO録音にも関わらず、現在でも決定盤といわれることもまれではない。
此処に解説書がありましたので興味ある方は御覧ください。
皆様は暑気払いはどの様な方法でおこないますか?音楽で爽やかな夏を過ごされては如何?
夏になると聴きたくなる一枚でした・・・・・・・ブラボー!