オーストリアのロマン派を代表する作曲家。シューベルトのヴァイオリンを聴く歌曲の作曲に優れ、又多数の歌曲を残したため「ドイツ・リートの王」と言われているが又室内楽や交響曲等も多数作曲。古典派とロマン派を融合したと言われて居る。
1828年、前年のベートーベンの死に続くように腸チフスで死亡。
最近彼の晩年の作品をよく聴く、ヴァイオリンとピアノの幻想曲 ハ長調 D-9341827年冬に作曲された最晩年の曲。彼の死後世に出たと言われる。
全楽章が切れ間なく続いていく形式をとることから、ソナタではなくファンタジーとの名がついた。
現実と、非現実の世界との間を行ったりきたりする感覚を含んでいる。
CDではユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)/ヘルムフィン(ピアノ)の演奏
Julia Fischer, Milana Chernyavska - Schubert Sonate A -Dur D. 574, für Violine und Klavier
今、最も注目されるヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの演奏も良いが、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)/アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
同時代音楽の重要性を認識し積極的な姿勢を見せ、アバンギャルドなレパートリーの演奏や世界初演も豊富ですがやはり筆者おすすめは、ヨゼフ・シゲティ(1892~1973)の演奏が断然良い聴けば納得する
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)/デイム・マイラ・ヘス(ピアノ)ハンガリー出身の名ヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティ(1892~1973)ハンガリーの名教師フーバイに学び天才少年として活躍しますが、その後、大作曲家、
大ピアニストのフェルッチョ・ブゾーニと出会い、華美な技巧を駆使するスタイルから音楽の内容を重視するスタイルへと変貌を遂げます。
聴けばわかるが名人芸であるヨゼフ・シゲティ勿論モノーラルだがヴァイオリンの品格が違う最新版と比べれば音質はおちるが、特にピアノの切れ味不足気味だが、でもヴァイオリンの音色は別だ、聴きながら文句は出るが、それでも途中では終われない全て聴き惚れてしまう。
シューベルトは晩年健康的にも優れず苦労したと聴くがこの曲の華やかさはまるでファンタジーである、ヴァアイオリンの豊かな音色、華やかさは全くシゲティには敵わない、古い録音でもやはりベストのようである当に名人芸の息に達していて、音質が、録音状態がとかは差し置きやはりこれが一番か?
シゲティ以降数多のヴァイオリストの演奏を聴くがこれ以上の演奏は見つからない。
庭にはオカワカメの蔓が伸び涼しい日陰を作ってます、部屋の東側にあり部屋には優しい環境です
健康の為葉っぱを細かく千切りにして納豆の様に良く混ぜ頂きます。
それと最近よく聴くヴァイオリニストにミシェル・オークレール(Michèle Auclair)は、フランスのパリに生まれたヴァイオリン奏者。その芸風から「女ティボー」と称された。1924年、パリ生まれのヴァイオリニスト。
パリ音楽院で名教授ジュール・ブーシュリに師事し、1943年、ロン=ティボー国際コンクールで優勝を飾った。これが彼女使用のヴァイオリンだそうです。
その後、巨匠ジャック・ティボーにも薫陶を受け、ジネット・ヌヴー以来の天才女流ヴァイオリニストとして華々しく国際舞台で活躍した。
Brahms: Violin Concerto, Auclair & Otterloo (1958) ブラームス ヴァイオリン協奏曲 オークレール
オークレール/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ウィーン交響楽団
指揮:ウィレム・ファン・オッテルロー
録音:1958年9月ウィーン
第二次大戦後、ヨーロッパやアメリカで華々しい活躍を展開したフランスのヴァイオリン奏者オークレールは、左手の故障のために1960年前半に惜しまれつつ第一線を引退しました。
彼女の演奏は繊細で優美な音色と洗練された音楽的センスが魅力ですが、ブラームスでもそうした美質や特徴が十分に発揮されています。
絶品は、又オークレールとアランによるバッハのソナタ全集
勿論この曲はオブリガードチェンバロとの演奏が多いが、このCDはチェンバロ部分がオルガン演奏で今までは再生が難しかったこの曲を我が愛機AXIOM TANNOYから響く演奏は実に素晴らしいマリー=クレール・アランはJ.S.バッハの見識は非常に高くオルガン演奏も充実しています。
今回はオブリガードオルガンとでも申せましょうが、オークレールのヴァイオリンとの対話が聴く処ですJ.S.バッハのヴァイオリン・ソナタは、伴奏にチェンバロを使うのが普通なので、オルガンを使うのは異例だが。しかし、音色の減衰しないオルガンと音の伸びるヴァイオリンの取り合わせは、バッハの記したハーモニーを明瞭に聴かせてくれる。元々チェンバロで演奏されるべきパートをオルガンで演奏するには、オルガニスト側でオルガンの音栓の選定をする必要がある。
アランの使ったオルガンは、ヘルファー=エルマン社製のポジティフ・オルガンとのことで、柔らかいというか、可愛い響きが特徴的である。
Bach: Sonata No. 1 for Violin and Harpsichord, Auclair & Alain (1956)
バッハ ヴァイオリンとチェンバロソナタ第1番
収録曲:J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全6曲
(第1番 ロ短調 BWV1014,第2番 イ長調 BWV1015,第3番 ホ長調 BWV1016,
第4番 ハ短調 BWV1017,第5番 ヘ短調 BWV1018,第6番 ト長調 BWV1019)
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)/マリー=クレール・アラン(オルガン)
録音:1956年12月、1957年1月、モノラル
使用音源:Japanese Lexington LEXC-1026/27 LP (Sonatas No. 2 ~5)、
French Les Discophiles Français DF 209 LP (Sonatas No.1 & 6)
もしアランがチェンバロ演奏をしたらと想像するが、最高傑作だったのかもしれない?
おまけの【ボーナストラック】が聴きたいですね!
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
(第1番ト長調BWV1027,第2番ニ長調BWV1028,第3番ト短調BWV1029)
ポール・ドクトール(ヴィオラ)
フェルナンド・ヴァレンティ(チェンバロ)
録音:1955年、モノラル
此のようなCDもあり早速注文しました。
音楽愛好家としての我が家のシステムはやっと良い塩梅に調整されました。今蘇る古い演奏の数々が次々新しい技術で再現され今後の楽しみが増えそうである。
アンプ等交換するより、自分にあった接続コードを見直すことで随分音が変わります、自分の装置にあったソフト類を見つけることもオーディオの醍醐味かもしれない古いエンクロージャーを使用している諸氏はWEの単線ケーブルが相性が良く一度お試しを
特に、筆者の持つAXIOM TANNOYには古い演奏家が心地よく聴けます、ブラボー!
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