伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

パワーアンプTEAC MA-7 Armoniaの導入、見事にタンノイⅢLZが鳴った!

2017年05月21日 | クラシック音楽・オーディオ


悪友から連絡がありパワーアンプでMA-7がTANNOYのⅢLZとは頗る相性がいいアンプと宣う、彼は昔、某電気メーカーの音響事業部に席を置いたことがあり、可也の音楽好き?オーディオマニアの人物です。

実に珍しいアンプがヤフオクに掲載されていてタンノイには相性が良いと宣う。当時彼の務める音響技術の技術屋さんの間ではかなり評価を集めたアンプらしい。

そんな事を聴くと虫が起きる!彼自身は実際は聴いた事は無かったそうですが、 TEACのパワーアンプでMA-7と言うらしい、プリとメインで発売してようだ。私は当時TEACはオープンデッキしか筆者は知らないので、少々の不安もあるが、そのように話題になったのなら・・・

インターネットで解説を見ると特にプリアンプは「良質のMCカートリッジを使用してTANNOYスピーカーを品位の高い音で再生する」というテーマの下、TEACとTANNOYが共同開発したArmoniaシリーズのパワーアンプ。

このアンプは、当時のTANNOY社社長ノーマンJクロッカー氏により、TANNOY社製品の重要な試聴テストのシステムとして使用するという評価を得ています。

MA-7は新開発の保護回路を内蔵した完全DCパワーアンプ構成となっており、左右チャンネルの相互干渉を防ぐため、ダブルモノラル構成を採用しています。

5Hz以下を急峻にカットする新開発の保護回路を搭載しています。

フィードフォワード回路を採用しています。 負荷ショート保護回路を搭載しています。とあります・・・・これは筆者の持論だが、このダブルモノラル構成の所が気に入ります。

モノーラルパワーの良いところは相互干渉が出来ないようにモノーラル構成のパワーアンプが音の分離がよく透明感のある音になる!構造的にそのような回路担ってない場合はモノーラル仕様が音質が良いと思う。

早速オークションで競り落とし、今日配送された。意外と躯体は大きく、ダブルモノラル構成のためか重量があり重い、パワーアンプは重さで買えと言った先輩の言葉を思いださす、昔は良いトランスはたしかに重かった事で証明される。

只、デザインは全く良くない、メインスイッチも裏側についている。かなり扱いにくい・・・・取り敢えず拙宅のタンノイⅢLZに接続して、スイッチを付け暫く放置してから音出しをする。勿論接続部分はよく清掃をし磨き音出し試みる。そして途中からKEFに替えて聴いて見ます。

性能については次の通リである。

 型式       ステレオパワーアンプ

 回路型式     BクラスDCアンプ(完全モノラル構成)

 実効出力     150W+150W(8Ω、7Hz〜100kHz)

 全高調波歪率  0.003%(8Ω、定格出力、10Hz〜20kHz)

 混変調歪率    0.002%(8Ω、定格出力、SMPTE)

 出力帯域幅    7Hz〜100kHz(8Ω、THD 0.02%)

 周波数特性    DC〜200kHz +0 -1dB

 入力感度/インピーダンス 1V/50kΩ SN比(IHF、Aネットワーク) 120dB

 残留雑音(入力ショート、Aカーブ) 35μV

 ダンピングファクター   100(DC〜20kHz)

 チャンネルセパレーション 120dB以上(1kHz、入力ショート)

 スルーレート  ±120V/μsec

 電源      AC100V、50Hz/60Hz

 消費電力   300W 外形寸法   

 幅432×高さ148×奥行440mm

 重量      22kg

先ずはピアノ曲から聴いてみる、グランドピアノの音はやはり基本ですので、テストはピアノ曲が良いと思う。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲/イルマ・イサカーゼ(Irma Issakadze)(ピアノ)1976年生まれ正直筆者はグレン・グールド余りは聽かないが、色々な雑誌等「彼女こそ、グールドの再来」と評価される、話題の新人!と褒めています。

例えば、彼女の演奏は、アリアの冒頭から実に心地よく響く。装飾音の付け方には少々驚く人もいるかも知れませんが、この独特な味付けに慣れていくとどんどん彼女の世界にはまっていくことでしょう。

微妙に揺らす右手のメロディと左手のメロディが交錯したところに現れる不思議な響き。これは一体バッハに内包されるべき音なのだろうか? と戸惑ううちに、あっさりと終結部に至ります。アリアだけでここまで心が揺り動かされる演奏はそうそうあるものではないでしょう。

例えば第3変奏での雄弁な左手の動きや、第4変奏での巨大な建築物がそそり立つような堂々とした音。曲が一つ進むたびに新たな扉が開いていくようです。音楽評でも「グールドの再来」と言われています思わず納得する。

ゴルトベルク変奏曲/エディット・ピヒト=アクセンフェルトの演奏。

筆者の耳には彼女の演奏が評価基準になっているようで試聴にははずせない。やはり安心して聴ける演奏は凄さを感じ、前のアンプより透明度は高まったようです。

此れだけ聴くのならそれは素晴らしい演奏ですが、大御所を散々聴くと分かるようです。今回は演奏のことじゃ無く、ピアノの音ですが、一音一音正確に出してます。今までNEC,オーレックス、LINN等のアンプ を聴いてきましたが、実に音に深みが音に出てグランドピアノらしい音がします。

ペタル使いも良く分かる!ボリュームを絞り音量を小さくしても変わりません。ひょっとすると凄いアンプかも知れない。確かにクオードのアンプとも違い英国の音に日本の精細さが交わった感じの音が聴ける、

筆者の愛用のオーレックスアンプと比べかなりの癖はあるが、TANNOYの鳴るすツボを分かっている感じのアンプMA-7かもしれない、今後聴き込めば解明するでしょう。

先週どうしても残しておきたかったLPレコード100枚程を聴くのが楽しみになります。次に筆者の好きなシューベルト:二重奏曲/イザベル・ファウスト(vn)とアレクサンドル・メルニコフ(p)実に上手いこと鳴るんです。

当分アンプは此れで収まるかも知れません。但し使用上の注意点は此のアンプの下にインシュレーターをするべきです。

欲を行ったら切りがありませんが、TANNOY社製品の重要な試聴テストのシステムは伊達じゃないようです。何か嬉しくなって

アンリ菅野(梅山静子=うめやま・しずこ)のスイートメモリーのアルバムを聴く、実に大人の女性の感じで実に上手く聴こえる、そう言えば癌と戦った女性で有名か?

彼女の歌声は昔から好きで、良く聴いたが実に良いバランスで歌う、ヴォーカルも実に美味く奏でる。テイクファイブ実に上手聴こえる。この音質はタンノイ向きかもしれい・・・・・

タンノイⅢLZよ其処まで鳴らさなくても・・・てな塩梅です。

 (笑)でもオケはやはり得意じゃないようで室内楽以下小編成は実に良い。オケ、オペラはアンプ以外の問題か?オペラの歌声は実に安心して聴けるがダイナミックな感じの部分は不満が出る

そして筆者にとっては定番中の定番、グスタフ・レオンハルト(Gustav Leonhardt)のバッハ:ゴルトベルク変奏曲を聴く。

 Gustav Leonhardt plays Bach Goldberg Variations BWV 988

今までと変わったところは高音部の抜けが更に良くなったようです。アリアだけ聴いても変化が分かる。又低域のチェンバロ独特の深みも出ます、やはりパワーの違いかな?

同曲でズザナ・ルージチコヴァーの演奏も良くなっています。レオンハルトとは対照的で優しさに満ち溢れる此れはお買い得のアンプのようですよ。

流石TANNOYが共同開発したArmoniaシリーズのパワーアンプである。音楽をよく知った 技術者が多くいないとこの様なアンプは出来ないのかも知れない。

昔、筆者もTEACのオープンデッキ2トラ38(A-7400)を使用して購買当初は2トラ38の良さを実感したが後日、友人の購入したルボックス等と比べ唖然とした経験があり余り良いイメージは持ってないのが正直な意見でしたが・・・ですので、最初TEACのアンプと聞いた時は少し怯んだのですが、経緯が分かり導入しましたので踏み切った訳です、 想像以上の音はでるようです。永い間聴けば、その内欠点は見つけるでしょうが、このアンプなら合格のようです。

これまでタンノイⅢLZには球のアンプがと、迷信の如く信じて、良質の球のアンプと信じていましたが、このアンプを聴き納得しましたが、まだヴァイオリン等の弦楽器は十分聴いていませんので、結論は先になりますがTEACは昔タンノイの正規代理店になっていたので、タンノイ社の交流も深いパイプがあったのでしょう。

少し聴いた感じは中々の優れもののようです。発売は1980年に発売された37年前のアンプですが古さは感じない音質です。

試作段階で英タンノイ社に送り、試聴テストを繰り返し理想のアンプとして完成した。とあり、音楽を良く弁えたアンプである、落札価格は意外と低額で手にいれたかも知れません。

これでやっと球の呪縛から開放されることができるのかも知れません。感謝!ブラボー!


早朝の江川海岸、日本のウユニ塩湖か?やっと撮れた!

2017年05月21日 | 写真撮影

先日東京湾アクアライン連絡道「木更津金田インターチェンジ」から国道409号経由で、

江川海岸に撮影に行ったが生憎風が強く満足する写真は撮れませんでした。

筆者は広角レンズが少なく、今回はワイドコンバージョンレンズで撮ってみました。

LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.と併用しました。

今回のベストショット!潮が引いているのが残念ですが、満潮時のショットは又の機会か?

早朝は風もおだやかで何とか満足する写真が撮れた。若干フイルターで補正はしましたが・・・・

風が無いと良いショットが期待できる!

自宅を朝3時に出発する、道路は全く渋滞もなく江川海岸到着は3時45分

未だ暗く、前方の明かりが綺麗です、良いのは風が弱く条件は良いようです。

今日のレンズはワイドコンバージョンレンズ装着してアンバランスです。

少し明るくなる、いい感じに映る!

そして夜明け、太陽が顔を出します。

江川港から朝焼けを撮ります、オレンジ色が奇麗だ!

日が昇ると、風が吹き始める!風の出る前野ショットです。

現状のアサリの監視所です。感と無くいい感じに撮れる。

今のうちに、風の弱いうちがチャンスなんです!

6時近くなると風で波が出る。先日の波よりマシなんですが・・・

風の無い冬場の撮影が良いのかも知れない、次は冬場風のない時に来てみよう!

朝もやがない冬場の写真もと、思わず次回を期待してしまう。

何となく満足出来ました。家に着くと7時、少し眠気が・・・・今日はノンビリ昼寝かな?


『京成バラ園』に初めて行って見ました。

2017年05月18日 | 写真撮影

連休は家でノンビリしたいましたが、連休後の天候は思わしく無いようです。

昨夜は深夜まで仕事になり、朝遅めに起きると、ランチしながら『京成バラ園』にと言うので

家から25分程度で見学出来るので、初めての『京成バラ園』に出かけた。

京成バラ園は、千葉県八千代市にある1,600品種10,000株のバラが咲き誇るバラの園です。

入場料はトップシーズンなので大人1,200円シニア900円となっていました。勿論シニア料金です(貧困老人)ですから・・・

園内は季節ごとの草花で構成されているイギリス式庭園です。

流石バラの最盛期か?満開です。

平日にもかかわらず駐車場は満車状態で、園内も人が多いようです。

この様なアーチも多々あり実に綺麗だ。

順路の通りに進むと池があります。散歩気分で新鮮です。

此の池には蓮の花が多く今丁度見頃です。

勿論園内にも池があり風も無く静かなので景色の映り込みも大変美しい

蔓バラの種類も豊富で見る価値はあるようです。

それと咲と、入がグラデーションになる色が綺麗なバラもありました。

綺麗な赤のバラなのですが、中心部に白が残っているバラ

その蕾が良い混んたラストを出している。

最近の流行りかも知れない、グラデーションが綺麗な花が多い!

次に撮った写真は、この様なバックのパターン使えそうな感じで、ピンク、黄色など撮ってみた、。

デザイン的に処理すれば使えるかも知れませんネ!

次はツリータイプがいい感じでした、赤のバラ

色のバラって良いですね!

次に優しそうな感じのピンクから白へのグラデーションが綺麗でした。

そこで園内レストランは食べるのに行列が出来満席状態なので。

京成バラ園ならではのメニューといえば、「バラのソフトクリーム」(400円)凄くバラの香りたっぷりです。

最後に現在天皇陛下の后美智子さまの名前が付いたバラだそうです。凄く優しい色で

温かい感じと気品さを感じました。

後は蔓バラと普通のバラを直売所で購入し。良く行く寿司屋で食事して帰りました。

尚京成バラ園の

園内の開花時期はバラは品種によって開花時期が違いますので春の一季咲きのバラが一番賑やかなのは

5月後半あたりから6月初旬になります。まさしく今見ごろのようです。

色々撮っては見ましたが、本日のワンショットはバラでは無く池の畔に咲いた花が良かった。

素適な一枚が撮れました。

 


ユゲット・ドレフュスHuguette Dreyfusのバッハのチェンバロ作品を久しぶりに聴く

2017年05月16日 | バロック音楽・オーディオ一般

愈々衣替えの季節です、2階の納戸から夏服と40年前に購入したLPレコードを取り出してみた。

以前から一度整理してみようと思ってましたが、やっと長い眠りから開放させてみました。

それと輸入盤は写真のように黒の目張りがあり貴重なLPのジャケットは最初から傷ついていた、

バッハのヴァイオリン・ソナタです。

日本プレスのLP盤より音に艶があり、奥行きがあり良く聴こえた事は事実であるが、注文して日時がかかった。

 

その中からアルフィーフ盤のバッハ大全集勿論全巻欲しかったが、当時はかなり高額で、

この第11巻/チェンバロ作品2 / bach; works for harpsichord 2-MA9090/100 を購入した。

演奏者はユゲット・ドレフュス/ラルフ・カークパトリック / DREYFUS, HUGUETTE / RALPH KIRKPATRICK

ユゲット・ドレフュスの演奏はフランス組曲、イギリス組曲、6つのパルティータ、他 流麗で透明感ある演奏が素晴らしい。

ドレフュスの愛用楽器は、ドイツ人楽器製作者ヨハン・ハインリヒ・エムシュによるチェンバロのレプリカである。

エムシュの最良の楽器は、18世紀のパリで製造され、しばしばブランシェによるクラヴサンと比較されてきた。

YouTubeの配信があります。ヴァイオリンとチェンバロのソナタが実に素朴な感じで良いんです。

 

Silent Tone Record/バッハ:室内楽集/ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル、

クリスチャン・ラルデ、ミシェル・デボスト、ジャン・ラミー、ユゲット・ドレフュス/サイレント・トーン・レコード

 

ユゲット・ドレフュス(Huguette Dreyfus)】 1928年11月30日、フランスのミュールーズ生まれのチェンバロ奏者。

パリのエコール・ノルマル音楽院でラザール・レヴィにピアノを学び、1950年にパリ音楽院でチェンバロを専攻。

卒業後イタリアでルッジェーロ・ジェルリン(ワンダ・ランドフスカの門弟)に師事し、

1958年にはジュネーヴ国際コンクール・チェンバロ部門で優勝。17~18世紀のフランス、

イタリアの音楽を得意としていますが、バルトークなどの20世紀の作品にも力を入れています。

知的で優美なスタイルのフランスを代表するチェンバロ奏者で、

門下には、 クリストフ・ルセやオリヴィエ・ボーモンといった著名な古楽器奏者達がいます。

調べるとバッハ:平均律クラヴィーア曲集(1)がある、残念ながら第2集が無いのは残念です。

聴くと、苦労せずに録音しただろう・・・と思わせられるほど、彼女は巧い。どこが巧いかって? 

「音が、実に明快」此れほど完璧な演奏も珍しい。

最後にユゲット・ドレフュスの奏でるイタリアンコンチェルトBWV971はあるが、

ゴルトベルク変奏曲BWV988は知らない是非聴いてみたいものです。

 

 

前からピアノの事が気になり調べて見ると、製作者がバルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコである。

クリストフォリが生まれた当時、ピアノに似た鍵盤楽器はすでに存在した。

 

Kintzing Clavichord: Goldberg Variations by Bach, played by Michael Tsalka

 

チェンバロとクラヴィコードだ。クリストフォリ自身、もともとはチェンバロ職人としてキャリアをスタートした。

バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコ(Bartolomeo Cristofori di Francesco,

1655年5月4日パドヴァ - 1731年1月27日フィレンツェ)は、イタリアの楽器製作家であり、ピアノ技術者。

フィレンツェのメディチ家に仕え、ピアノを発明した人物として知られる。

クリストフォリの発明したピアノの正式名称は「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(Gravicembalo col piano e forte)。

イタリア語ができなくても「ピアノ」(弱い)と「フォルテ」(強い)は音楽の授業でおなじみだろう。

「強弱のつけられるチェンバロ」という意味である。

 

Cristofori Piano: Sonata K.9 by Domenico Scarlatti

 

現在のピアノに比べると音色はチェンバロに近いものの、音の響きがチェンバロとは明らかに異なっている。

なお、その後ショパンなどロマン派の音楽家が活躍した19世紀になると新しくモダンピアノが発明され、

現在のピアノの原型となった。

それと最近PC修理して依頼音質が低下している、

色々調べるとPC側にトラブルを見つける 筆者のMacProはメモリーを24GB装着しているのだが、

メモリーソケットがしっかり嵌って無く 12BGで動いているようなので、ソケットの清掃と装着を確実に調べ再起動した。

前のように良く鳴ってくれます。12GBではメモリー不足なんでしょうかネ!

当分、納戸から出した200枚近くの昔購入したLP盤を掃除しながら当時の音を楽しんで見ます。


グルジア生まれの若手ピアニスト、イルマ・イサカーゼの「ゴルトベルク変奏曲」を聴いた。

2017年05月13日 | バロック音楽・オーディオ一般

週末も雨模様です。庭の薔薇も雨で濡れている、雨の雫を撮ってみる。

マクロレンズが無いので撮るのに苦労する、でもなんとか仕上げて見ました。

此れが限界かな?マクロレンズは当分の課題です。

今日もバッハを聴いていますが、最近ピアノで奏でるバッハを聴くようなった。

考えて見れば、1740年代には練習曲としての用途が重視され、簡素なものが多く書かれるようになっていたが、

バッハの「ゴルトベルク変奏曲」は逆に、当時の演奏技術の水準を凌駕していたと言われる。

やはり普通の練習曲とは異なった最も完成度の高い変奏曲何でしょう。

第30変奏でバッハはこの魅力的な変奏曲の宴に別れを告げている。

イマー・イサカデゼはIrma Issakadze1976年生まれ 、写真の如くチャーミンである。

旧ソ連の最も著名な音楽家の一人として生まれました。

彼女の母親は、3歳の時に初めてピアノレッスンをし、イマーアは短いピアノ曲を作った。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番とジョージア州立管弦楽団による9歳の時にソリストとしてデビュー

した1996年から2003年のソロクラスの最後に、ハノーバー大学でロシアのピアニストと教育者

ウラジミール・クライネフに師事2008年7月に、ハルモニアムンディでバッハの

「ゴルトベルク変奏曲」を発表しました。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2SACD)イルマ・イサカーゼ(ピアノ)

「彼女こそ、グールドの再来」と評価される、話題の新人!彼女の演奏は、アリアの冒頭から実に快く。

筆者が一番の驚筆者がいたのは、実にピアノらしい響きに聴こえます。驚きは録音の良さか?

最初のアリアから装飾音やリズム、歌わせ方などに独特のアイディアが織り込まれる。

また、随所でフレーズの流れや滑らかさを減じたり、積極的なアゴーギクを導入するのも特徴

(第30変奏はその典型)。最近登場した同曲の中でもとりわけ個性的と言えるだろう。

この独特な味付けに慣れていくとどんどん彼女の世界にはまっていくことでしょう。

微妙に揺らす右手のメロディと左手のメロディが交錯したところに現れる不思議な響き。

アリアだけでここまで心が揺り動かされる演奏はそうそうあるものではないでしょう。

Gv 988 Irma Issakadze

 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲

BWV.988 Disc1:アリア~第15変奏 [39:53]・Disc2:第16変奏~アリア(rep) [45:24]

イルマ・イサカーゼ(ピアノ)

何と使用楽器はフルコンに近づいたシリーズ最高峰と言っている、Grand Piano: Shigeru Kawai SK7

録音時期:2004年8月19~21日

録音場所:カリフォルニア、メディア・ハイペリウム・スタジオ

最近筆者はピアノで聴くバッハも徐々に多くなった事に驚く、でも最初から音の違いがあり、

此れはスピーカー(タンノイⅢLZ)を替えたのが原因か?KEFも同じ英国製なんだが??

最近はタンノイⅢLZの奏でるピアノの音も不満が多いが、KEFより聴く頻度は高い、

ピアノの弱音がタンノイⅢLZがより良く聴こえる感じです。同鳴きのするⅢLZが良いのか?

調べてみるとShigeru Kawai SK7(河合楽器)の違いかも知れない。楽器に日本製を・・・

筆者の良く聞くベアトリーチェ・ラナ等と比べて聴くと違いに驚く。

ピアノで弾くバッハを考えてみたが、実際バッハが50歳の頃ピアノは出来上ったそうです。

でもバッハはピアノには手の触れる感触が余り感じなくピアノ曲は生涯作ってないのが事実です。

その当時のピアノは多分完成されたものでは無く、今ピアノ音を聴けば違ったかも知れない?

特定の媒体に縛られない音楽の作り方を、バッハは好んだ、ということです。

バッハの作品には、特に楽器の指定の無い物が多いのです。

今ハ考えにくいが、現在のレコード、CDの売上すなわち、それが楽譜だったようで、

楽譜が売れれば収入が増える、聴衆の聴きたい曲を作り生計を立て生活するのが作曲家?

そのために演奏速度、楽器指定は別に示さなかったようです。

J.S.バッハはそのようなことを嫌い教会音楽の道を進んだのではないだろうか?

『平均率クラヴィーア曲集』『インヴェンション』『シンフォニア』などはその代表的な例です。

これらは、チェンバロでもクラヴィコードでも、場合によってはオルガンでも弾くことができます。

バッハが常住坐臥、使えた鍵盤楽器はチェンバロとクラヴィコードでした。

バッハの晩年、少なくとも二つのクラヴィコード(ギターの据え置き型の様な感じ)と、

何台かのチェンバロが彼の家にあったことが、その遺産目録から推測できます。

近年ビートルズは「フォー・ノー・ワン」(アルバム『リボルバー』収録)

でクラヴィコードを使用している(ポール・マッカートニーによる演奏)。

ビートルズも基本は心得て曲を作っていたことが伺える、基本は大切です。

この当時ビートルズ聴くのは不良だ等言われたが、今聴けば其れがロック?と疑う!此の4人は最高である。

彼らビートルズも近年の音楽史を変えたグループかもしれない、

今や我々の世代では想像もできなかった様に学校の教科書にもビートルズの名前が登場するようです

Beatles cover FOR NO ONE

筆者がバッハを聴くチャンスがこのビートルズを知らなかったらバッハも聴かなかったかも知れない。

最近どうも聴き方が極端でモノーラル時代のSP盤しか無い時代の演奏者ワンダ・ランドフスカ演奏者等

から急に最新のイルマ・イサカーゼの演奏を聴きバッハの奥の深さを改めて感じます。

イルマ・イサカーゼの演奏でJ.S.バッハ:パルティータ集 BWV.825-830此れが実に良い演奏です。

実はこの曲はオルガン曲のようであるが、いろいろな楽器で演奏されています。

それとバッハの「パルティータ」は17世紀にはほとんど「変奏曲」と同じ意味であったジャンルですが、

このバッハの作品も実に良く聴く曲です。じっくり聴くと彼女は丁寧に音にしていきます。

聴くとわかるが子供さんがピアノの基礎練習が終わり次の課題曲にもこの曲は良い練習曲かもしれない

ゆったりとした曲の叙情性がたまりません・・・・・・・最後に小声で・・・・ブラボー!