心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

夏の土用・土用の丑の日に薬湯・薬湯足湯

2020-07-21 19:58:35 | 季節の話(二十四節気他)

土用は、

立春、立夏、立秋、立冬の前の

約18日間のことで、

雑節のひとつ

 

 

今年の夏の土用は、

7月19日~8月6日だそうです。

 

夏の土用の風習は多いですよね。

 

 

土用のつく言葉をいくつかメモとして書いておきます。

「土用干し」:夏の土用に衣類の虫干しをする

「土用灸」:夏バテや病気回復などに効き目があるとされている

「土用餅」:夏の土用につく餅。力がつき、暑気あたりを防ぐという。
また、あんころ餅を食べることも土用餅というようです。 

 

 

「ジャパンナレッジ」さまより

夏の土用に入った3日目を土用三郎といって、この日の天候でその年の豊凶を占った。このころは1年でもっとも暑いときなので、土用干しといって衣服や書物などの虫干しをする。また土用の丑(うし)の日に丑湯といって薬湯に入ったり、夏負けしないためウナギの蒲(かば)焼きやどじょう汁を食べる風習がある。中国地方では、牛の祇園(ぎおん)といって牛を引いて行って海に入れる。また薬草は、夏の土用にとったものがとくに薬効があると、昔からいわれている。
 岡山県の各村では、夏の悪疫を退散させるために土用祈祷(きとう)を行う例がある。土用念仏ともいって大数珠(じゅず)を繰り回して念仏を唱える。同県高梁(たかはし)市備中(びっちゅう)町西山地区では、土用入りの日に家内安全と虫送りの祈祷のため、寺から僧がきて道中念仏を唱えて家々を回り、『般若心経(はんにゃしんぎょう)』を読誦(とくじゅ)するという。
[大藤時彦]

 

 

「暮らしの歳時記」さまより

土用の丑の日には、夏バテ防止や疲労回復のため、薬草を入れた「丑湯」に入る風習があります。といっても普通のお風呂なのですが、毎日入浴できなかった時代には、丑の日のお風呂は特別に爽やかなものだったようです。ドクダミや緑茶などさまざまな薬草が用いられましたが、江戸時代は桃の葉を入れた桃湯を丑湯としていたそうです。

毎日入浴が当たり前の現代ですが、土用の丑の日は特別。ハーブや薬草を入れて丑湯を楽しんでみましょう。


おすすめの丑湯ハーブ

・ドクダミ
日本三大薬草のひとつで、あせもや湿疹に良いようです。庭や路地にも生えてるお手軽ハーブです。
・緑茶
緑茶のサポニンとカテキンが、夏の暑さで広がった毛穴をスッキリ引き締めます。
たっぷり袋に詰めてお風呂に入れましょう。
・桃の葉
昔から肌に良いとされている桃の葉。入浴剤やローションなどでも「桃の葉エキス入り」をうたっているものがありますね。葉は漢方薬店や通販などで購入できます。


丑湯の入り方

1)お気に入りのハーブや薬草を準備します。

2)生の茎や葉は水洗いして、適当に刻むか、そのまま袋に詰めます。
網目の細かい洗濯ネットやお茶用パックなどを使うと手軽です。

3)浴槽に入れ、水から沸かします。給湯式の場合は、蛇口の真下において、香りを出しながら給湯するといいですね。

4)お風呂に入ったら、袋をよくもんで、薬草の成分を出しながら入ります。
丑湯でサッパリ、スッキリして無病息災!

 

 

全国の温泉地でも

「丑湯祭り」というものが行なわれているんですね。

今年はコロナで中止のところもあるようですが

自宅で薬草風呂もいいのではないかと思います。

 

今年の土用の丑の日は

7月21日だそうです。

薬湯、または薬湯足湯を

試してみます!

 

 

 

こういう風習から見ても…

疲れが出るころ・・

なのですね。

 

今から、

少しでも元気になれるよう

養生してください。

 

気功もお待ちしております!

 


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