心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

啓蟄

2025-03-03 02:21:17 | 季節の話(二十四節気他)

5日から「啓蟄」に入ります!

 

 

「国学文化網」さまより」

二十四节气之惊蛰养生篇

    惊蛰,一年中的第三个节气。农历书中记载:“斗指丁为惊蛰,雷鸣动,蛰虫皆震起而出,故名惊蛰。”所谓斗即斗纲,也就是北斗七星中的魁、衡、勺三颗星。它们随着天体的运行,斗纲指向不同的方向和位置,其所指的位置就是所代表的月份。在阳历中,斗指丁时,太阳黄经为345度。

    惊蛰,是“立春”以后天气转暖、春雷初响、惊醒了蛰伏在泥土中冬眠的各种昆虫的时候,此时过冬的虫卵也要开始卵化,由此可见惊蛰是反映自然物候现象的一个节气。但真正使冬眠动物苏醒出土的,并不是隆隆的雷声,而是气温回升到一定程度时地中的温度。惊蛰时节,我国有些地区已是桃花红、李花白,黄莺鸣叫、燕飞来的时节,大部分地区都已进入春耕季节。有谚语云:“惊蛰过,暖和和,蛤蟆老角唱山歌。”“雷打惊蛰谷米贱,惊蛰闻雷米如泥”。这是说惊蛰日或惊蛰日后听到雷声是正常的,风调雨顺,主好年景。有些地区忌讳惊蛰日前听到雷声,并总结出“惊蛰未到雷先鸣,大雨似蛟龙”的气象规律。由此可知,节气的转换对农民朋友的重要。除此之外,对我们现代人来说,无论你是从商的生意人还是医生或是其他的职业,积累一定的物候知识,对你的生活和工作都会有所帮助的。

    惊蛰节气的养生也要根据自然物候现象,自身体质差异进行合理的精神、起居、饮食的调养。而体质差异实际上是指体质养生中因人养生的一个方面。由于人体禀赋于先天,受制于后天多种因素的影响,在其生长发育和衰老过程中,形成了不同的心理、生理功能上的相对稳定的某种特征,这种特征往往又决定着机体对某些致病因素的易感性和病变过程中的倾向性,因此在养生中要因人而异,不能一概而论。

    中医所说的体质不同于人们常说的气质。气质是人体在后天因素影响下所形成的精神面貌、性格、行为等心理功能方面的总和,也就是“神”的特征,而体质是形与神的综合反映。二者有着不可分割的内在联系。即体质可以包括气质,但气质不等于体质。

   古罗马医生盖伦(公元129—公元200年)在体液学说的基础上曾把人的气质分为四种类型,即性情急噪,动作迅猛的胆汁质型;性情活跃,动作灵敏的多血质型;性情沉稳,动作迟缓的黏液质型;性情脆弱,动作迟钝的抑郁质型。近代著名科学家巴普洛夫把人分为兴奋型、活泼型、安静型和脆弱型等四种类型,与盖伦的分类基本相当。上述四分法在西方医学界颇具影响。而我国早期的医学著作《灵枢·阴阳二十五人》则根据人的形体、肤色、认识能力、情感反映、意志强弱、性格静燥以及对季节气候的适应能力等方面的差异,将体质分为木、火、土、金、水五大类型,又根据经络气血在头面、四肢所反映出的生理特征,将每一类再分为五类,即灵枢所称的“阴阳二十五人”。

   虽说中西医学对人的体质都有分类,但迄今为止,西方医学对人体体质的各种分类学说,都无法直接指导临床治疗与养生康复,惟有中医学可对人体体质进行有效的临床指导和养生康复的实践。

《素问·异法方宜论》指出:“东西南北中五方由于地域环境气候不同,居民生活习惯不同,所形成不同的体质,易患不同的病症,因此治法随之而异。”朱丹溪的《格致余论》说:“凡人之形,长不及短,大不及小,肥不及瘦,人之色,白不及黑,嫩不及苍,薄不及厚。而况肥人多湿,瘦人多火;白者肺气虚,黑者肾不足。形色既殊,脏腑亦异,外证虽同,治法迥别也”。在《医理辑要·锦囊觉后篇》中又有:“要知易风为病者,表气素虚;易寒为病者,阳气素弱;易热为病者,阴气素衰;易伤食者,脾胃必亏;易老伤者,中气必损”。由此我们不难看出,人体发病的主要原因,取决于体质的不同,也就是说体质决定着对某些致病因素的易感性。如何改变不良的体质状态,是我们应该关心的问题。

    这里我要说的是,体质不是固定不变的,即使在同一环境中,只要我们本着积极的生活态度,采取积极的养生措施,是可以纠正体质上的偏颇,达到延年益寿的目的。

在惊蛰节气中向大家重点介绍常见的四种体质的养生方法。

一、阴虚体质: 这种人的体质特点为形体消瘦,手足心热,心中时烦,少眠,便干,尿黄,不耐春夏,多喜冷饮。

养生方法:

1.精神调养 阴虚体质的人性情急躁,常常心烦易怒,这是阴虚火旺、火扰神明之故,应遵循“添澹虚无、精神内守”的养生法。加强自我涵养,养成冷静、沉着的习惯。少参加争胜负的文娱活动,节制性生活。

2.环境调摄 阴虚者,畏热喜寒,寒冬易过,热夏难当。所以有条件的人,每逢春夏季,可到海边、林区、山区去旅游,休假。住房最好选择居室环境安静,坐北朝南的房子。

3.饮食调养 其原则要保阴潜阳,多吃清淡食物,如糯米、芝麻、蜂蜜、乳品、豆腐、鱼、蔬菜、甘蔗等。有条件的人可食用一些海参、龟肉、蟹肉、银耳、雄鸭、冬虫夏草等,燥烈辛辣之品应少吃。

4.体育锻炼 不宜过激活动,着重调养肝肾,太极拳是较为合适的运动项目。

二、阳虚体质:这种人多形体白胖,或面色淡白,手足欠温,小便清长,大便时稀,怕寒喜暖。

养生方法:

1.精神调养 阳气不足的人常表现出情绪不佳,善恐或善悲。这种人要善于调节自己的情绪,多听音乐,多交朋友。

2.环境调摄 阳虚体质的人,适应气候的能力差,冬季要避寒就温,春夏要注意培补阳气。做到“无厌于日”,即在春夏季多晒太阳,每次不得少于十五至二十分钟。这样可大大提高冬季的耐寒能力。

3.体育锻炼 阳虚体质的人,春夏秋冬都应加强体育锻炼,可采取散步、慢跑、太极拳、五禽戏等项目。日光浴、空气浴是不可缺少的强壮卫阳之法。

4.饮食调养 多食壮阳食品,如羊肉、狗肉、鸡肉、鹿肉等,根据“春夏养阳”的原则,特别是在夏日三伏时,每一伏吃一次“附子粥”(附子10克,先煎30分钟,加入粳米150克同煮至熟)或羊肉附子汤(附子15克,先煎30分钟,加入焯好的羊肉500克,同炖至熟加适量食盐),配合天地旺阳之时,以壮人体阳气之功。

三、血瘀体质:凡是面色晦滞,口唇色暗,肌肤干燥,眼眶黑暗者多为血瘀体质之人。

养生方法:

1.体育锻炼 多做有益于心脏血脉的活动,如交谊舞、太极拳、保健按摩等能使身体各部都活跃起来的,是有助气血运行的运动项目。

2.精神调养 血瘀体质的人多有气郁之证,培养乐观情绪至关重要。精神愉快则气血和畅,经络气血的正常运行,有利于血瘀体质的改变。反之,苦闷、忧郁会加重血瘀倾向。

3.饮食调养 常吃具有活血化瘀作用的食品,如桃仁、黑豆、油菜、慈姑、醋等,经常煮食一些山楂粥和花生粥。也可选用一些活血养血之药品(当归、川芎、丹参、地黄、地榆、五加皮)和肉类褒汤饮用。

四、痰湿体质:形体肥胖,肌肉松弛,嗜食肥甘,神卷身重,是痰湿体质人的明显特征。

养生方法:

1.环境调摄 在阴雨季节,避免湿邪侵袭;不宜居住在阴冷潮湿的环境里。

2.饮食调节 应该多吃健脾利湿;化痰祛湿的食物,如白萝卜、扁豆、包菜、蚕豆、洋葱、紫菜、 海蜇、荸荠、白果、枇杷、大枣、薏苡仁、红小豆等。少食肥甘厚味、饮料、酒类之品,且每餐不宜过饱。

3.体育锻炼 痰湿之人,多形体肥胖,身重易倦,故应长期坚持散步、慢跑、各种舞蹈、球类等活动,活动量应逐渐增强,让松弛的皮肤逐渐转变成结实、致密的肌肉。

总之,无论你属于何种体质的人,只要坚持有目的的保健养生,不断提高生活质量,我相信每个人都能延长自己的生命,成为一个健康长寿的人。

 

一部訳:

人間の体は、先天的に備わったものがあり、その後の人生において様々な要因の影響を受ける。
その成長と衰退の過程で、特定の特徴の相対的な安定性の異なる心理的、生理的機能を形成し、この機能は、多くの場合、特定の病気の原因因子と病気のプロセスの傾向に対する身体の感受性を決定するので、健康は人に基づいている必要があります。。
したがって、養生では、人によって異なっている必要があり、一般化することはできません、

 

以前のブログも参考までに

二十四節気養生 啓蟄・・目覚めの時

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨水(二十四節気)

2025-02-17 07:18:19 | 季節の話(二十四節気他)

18日から「雨水」に入ります!

 

寒さは残るけれど

春らしさも混じるころではないでしょうか。

 

三寒四温

どうか

養生してください。

 

 

「国学文化網」さまより」

二十四节气之雨水养生篇

    公历每年二月十八日前后为雨水节气。雨水,“斗指壬为雨水,东风解冻,冰雪皆散而为水,化而为雨,故名雨水。”雨水不仅表示降雨的开始,也表明雨量开始增多。

随着雨水节气的到来,雪花纷飞,冷气浸骨的天气渐渐消失,而春风拂面,冰雪融化,湿润的空气、温和的阳光和萧萧细雨的日子正向我们走来。杜甫有诗云:“好雨知时节,当春乃发生。随风潜入夜,润物细无声。”诗人生动描述了春天是万物萌芽生长的季节,需要雨水的时候,它就来了,这春雨伴随着和风,当夜幕降临时悄悄地、无声地、细细地下着滋润着万物。诗人用拟人的手法,把雨拟人化,说它“知时节”懂得满足客观需要。在春天万物萌芽生长的季节,正需要雨水的时候,雨就下起来了。一个“好”字,不但赞美“雨”,同时也赞美那些为需要帮助的人送去及时雨的人。诗人盼望这样的“好雨”,喜欢这样的“好雨”。

    人们常说:“立春天渐暖,雨水送肥忙。”一年之计在于春,春季如何看雨水。对农民来说,雨水正是小春管理、大春备耕的关键时期,而我们的生活也充满了新的希望。

    根据雨水节气对自然界的影响,联系到养生篇中我着重强调雨水节气“调养脾胃”的重要性。因为中医认为,脾胃为“后天之本”,“气血生化之源”,脾胃的强弱是决定人之寿夭的重要因素。明代医家张景岳提出:“土气为万物之源,胃气为养生之主。胃强则强,胃弱则弱,有胃则生,无胃则死,是以养生家必当以脾胃为先”。(在五行与五脏的关系中,五行中的土对应于五脏中的脾)《图书编·脏气脏德》指出:“养脾者,养气也,养气者,养生之要也”。可见,脾胃健旺是人们健康长寿的基础。

    春天之肝木何以与脾土相关?五行学说在中医学的应用中,以五行的特性来说明人体五脏的生理功能。肝属木,木性可曲可直,条顺畅达,有生发的特性,故肝喜条达而恶抑郁,有疏泄的功能。脾(胃)属土,土性敦厚,有生化万物的特性,脾又有消化水谷,运送精微,营养五脏、六腑、四肢百骸之功效,为气血生化之源。其五脏在生理上相互联系,在病理上相互影响。在五行相生相克关系传变中,木旺乘土,即肝木过旺克伐脾土,也就是说由于肝木疏泄太过,则脾胃因之而气虚,若肝气郁结太甚,则脾胃因之而气滞,两者皆肝木克脾土也。《难经》称为“逆传”即肝病传脾。所以,春季养生中既要注意春季阳气生发的特点,扶助阳气,又要避免伤及脾胃。

    中医学称脾胃为“水谷之海”,有益气化生营血之功。人体机能活动的物质基础,营卫、气血、津液、精髓等,都化生于脾胃,脾胃健旺,化源充足,脏腑功能才能强盛;脾胃又是气机升降运动的枢纽,脾胃协调,可促进和调节机体新陈代谢,保证生命活动的协调平衡。而人身元气是健康之本,脾胃则是元气之本。元代著名医家李东垣提出:脾胃伤则元气衰,元气衰则人折寿的观点。在他的《脾胃论》中:“真气又名元气,乃先身生之精气,非胃气不能滋”。并指出:“内伤脾胃,百病丛生”。说明脾胃虚弱是滋生百病的主要原因。

   《本草衍义总论》说:“夫善养生者养其内,不善养生者养其外。养外者实外,以充快、悦泽、贪欲、姿情为务,殊不知外实则内虚也。善养内者,使脏腑安和,三焦各守其位,饮食常适其宜。”由此可知,脾胃是生命之本,健康之本,历代医家、养生家都很重视脾胃的护养。现代医学实验证明,调理脾胃能有效地提高机体免疫功能,防老抗衰。

    调养脾胃的具体方法可根据自身情况有选择地进行饮食调节、药物调养和起居劳逸调摄。

    饮食调节:春季气候转暖,然而又风多物燥,常会出现皮肤、口舌干燥,嘴唇干裂等现象,故应多吃新鲜蔬菜、多汁水果以补充人体水分。由于春季为万物生发之始,阳气发越之季,应少食油腻之物,以免助阳外泄,否则肝木生发太过,则克伤脾土。唐代养生学家孙思邈在《千金方》中说:“春七十二日,省酸增甘,以养脾气”。五行中肝属木,味为酸,脾属土,味为甘,木胜土。所以,春季饮食应少吃酸味,多吃甜味,以养脾脏之气。可选择韭菜、香椿、百合、豌豆苗、茼蒿、荠菜、春笋、山药、藕、芋头、萝卜、荸荠、甘蔗等。

《千金月令》:“正月宜食粥,……一曰地黄粥,以补肾。”(鲜地黄150克,捣汁备用,粳米50克洗净,冰糖适量,同入锅中加适量水,煮成粥后,将鲜地黄汁倒入粥内,文火煮20分钟即好。)二曰防风粥,用以祛四肢之风。取防风一份,煎汤去汁煮粥。三曰紫苏粥,取紫苏一份,炒至微黄,略有香气时,煎汁煮粥。”少吃生冷粘杂食物,以防伤及脾胃。

    药物调养:要考虑脾胃升降生化机能,用升发阳气之法,调补脾胃。可选用沙参、西洋参、决名子、白菊花、首乌粉及补中益气汤等。

    精神调摄:“凡愤怒、悲思、恐惧,皆伤元气”,因此在精神调摄方面要静心寡欲、不妄作劳,以养元气。

起居劳逸调摄:起居有常,劳逸结合。即顺应自然,保护生机遵循自然变化的规律,使生命过程的节奏,随着时间、空间和四时气候的改变而进行调整,使其达到健运脾胃,调养后天,延年益寿的目的。

忌食食物:正月忌食羊肉、狗肉、雀肉,不得生食葱蒜,花生宜煮不宜炒。

 

 

一部訳

「春の初めは暖かくなり、雨は肥料を運ぶのに忙しい」とよく言われますが、1年の計画は春にあり、春の雨をどう見るか。農家にとって、雨は早春の管理と春の準備にとって重要な時期であり、私たちの生活は新たな希望に満ちています。

 

雨水の節気が自然界に与える影響を踏まえ、健康維持の章と関連して、雨水の節気の「脾胃の回復」の重要性を強調しました。伝統的な中国医学では、脾臓と胃は「後天の本」であり、「気と血液の生化の源」であると考えられているため、脾臓と胃の強さは人の寿命を決定する重要な要素です。明代の医師、張景岳は、「土の気は万物の源であり、胃の気は養生の主である。胃が強いと強くなり、胃が弱いと弱くなる。 胃があれば生きられますが、胃がなければ死んでしまいます。したがって、医療従事者は脾臓と胃を第一に考えなければなりません。」 (五行と五臓の関係では、五行の土は五臓の脾に相当します) 『図書編・臓気臓徳』は、「脾を養う者は気も養う」と指摘しています。 、そして気を養う人々が健康を維持する鍵です。」強い脾臓と胃が人々の健康と長寿の基礎であることがわかります。

 

 

以前のブログも参考までに

二十四節気 「雨水」

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元宵節(小正月)

2025-02-10 02:33:49 | 季節の話(二十四節気他)
2025年の元宵節は
2月12日(旧暦1月15 日)

湯圓を食べようと思います。


湯圓と元宵は作り方が違うそうですが
今年も簡単に
湯圓を買ってきて
食べる予定です。


「文化の台湾」さまより

元宵節は、色とりどりの提灯(ランタン)に明かりをともし、外に出て月を愛でたり、スカイランタンを上げたり、なぞなぞ大会を楽しんだり、みんなで“白玉”のようなお団子「元宵」を食べたりします。

なぜ「元宵節」にたくさんのランタンに明かりをともすのかというと、「元宵節」の由来は諸説ありますが、そのうちの一つに、道教にまつわる話があって、それによると…

ある時、道教における最高神である玉皇大帝が大切にしていた一羽の天鵞(白鳥)が道に迷って天から地上に舞い降りた際、猟師の放った矢で殺されてしまいました。それを知った玉皇大帝はとても怒り、正月15日に地上に火を放ち、人間や家畜などの財産を焼き払うよう命を下しました。

ところが、玉皇大帝の娘がそのことを知り、心優しき彼女は何の罪もない人々が苦しむのは見ていられないと、人々に「旧正月の14日、15日、16日の3日間、各家に赤い提灯をかけ、爆竹を鳴らしたり花火を打ち上げることで、玉皇大帝は人々は焼き払われたと思い、難から逃れることができる」と伝えました。

そして旧暦の1月15日の夜、天からの使いが地上を見ると、地上が赤々と光っていて、まるで火に覆いつくされているような様子であったことから、天の使いは玉皇大帝に火を放つ必要はないと報告し、人々は難を逃れることができました。

それ以降、この旧暦の1月15日の「元宵節」には各家庭にたくさんの提灯(ランタン)をかけて、花火を打ち上げ、祝うという習慣ができたそうです。

今では、台湾ではその習慣が大規模な伝統的イベント、および観光イベントとなっていて、毎年台湾各地で持ち回りで行われる政府主催の大規模な「台灣燈會(台湾ランタンフェスティバル)」の他、各地でも「ランタンフェスティバル」が行われています。



「wikipedia」さまより

道教も元宵節に大きな影響を与えている。道教における三元神、即ち上元天官、中元地官、下元水官をそれぞれ正月15日、7月15日、10月15日に割り当て、それぞれ上元節、中元節、下元節として祭祀が行われ、そのため元宵節は上元節とも称される。元宵節に天官を祭祀するにあたり、人々は提灯(中国語では「燈籠」)を作り華やかな雰囲気を創出し吉祥、邪気払いを行っていた。これらの宗教性が次第に希薄になったが、現在でも元宵節には色とりどりの提灯が用いられ、そのため灯節とも称される。『史記』楽書には漢の武帝の時代には、元宵節には太一神の祭祀が行われていたと記載され、夜通し提灯が灯されていたと記載されている。


元宵節が民間の風俗となったのは仏教の影響を受けた後である。後漢になると仏教が中国に伝播し、明帝の時代には蔡愔がインドより帰国しインドでは正月15日に仏舎利を祭ることを伝えたことによる。仏教では灯明が仏具に用いられていたため、元宵節には各寺院で灯明を灯し法会を開くようになった。



「人民中国」さまより

「元宵節」

思い出のちょうちん祭り 
子どもの頃、立派なちょうちんを手に入れて友達に自慢するために、普段はやんちゃな子でも、元宵節の数日前からおとなしくお利口さんにしていたものだ。当時、私は動物の形をした車輪付きのちょうちんが喉から手が出るほど欲しかった。それを引いて通りを歩けば、みんなからうらやましく思われること間違いなしだからだ。そして兄たち男の子はといえば、関羽の刀や飛行機の形をしたちょうちんに目がなかった。だが、車輪付きのちょうちんは値が張るので、私は動物の形をした車輪付きちょうちんを一度持ったきりで、それ以外は毎年普通のちょうちんだった。たまたま近所に一人娘がいて、とてもかわいらしいお姫様スカートをはいて、黄色い毛がふわふわしたウサギの車輪付きのちょうちんを引いていた。周りの女の子たちは皆、それはそれはうらやましがったものだ。 
ある年、わが家の数軒先にあるお金持ちの家の男の子が、青い軍艦型の車輪付きちょうちんを元気いっぱいに引き歩いていた。だが自慢し過ぎたせいか、その子が公園を走り回っているうちに突然、ちょうちんのろうそくの火が外側の紙に燃え移ってしまった。その子は大声で泣き出し、近くにいた私たちは皆ちょうちんを手にその子の周りに駆け付けた。ところが近づき過ぎたせいか、折からの風に吹かれた火は他の二人のちょうちんにも燃え移り、大騒ぎになってしまった。結局、大人たちは火消しに大慌て、子どもたちはパニックで泣き叫び、楽しいはずの元宵節が早くもその場で中止となってしまった――。 
時はたち、私の子どもたちもちょうちんを持って遊び回る年になった。しかし、売られているちょうちんを見ると、昔のような紙を貼ったものはなく、どれも乾電池で光るプラスチック製ばかりとなってしまった。またデザインも、伝統的な動物や花をあしらったものはなくなり、日本のアニメキャラクター「ハローキティ」や「マジンガーZ」などに変わった。何とも残念でならない。 
 
なぞなぞを解く 
元宵節は漢の時代に始まり、2000年以上の歴史がある。言い伝えによると、武将の周勃が旧暦の1月15日に「諸呂の乱」を平定したことにちなむ。漢の文帝はこれを祝うため、毎年元宵節になると宮廷を出て庶民と一緒になって楽しみ、祭事を執り行って国の安泰と人々の幸福を祈願したという。 
元宵節の楽しみといえば、色とりどりのちょうちんを鑑賞することだ。大きな寺院ではちょうちん祭りが開かれ、たくさんの平和を願うちょうちんが所狭しと掲げられる。そして、さまざまなテーマで作られたちょうちんの中から、一番の人気作品を人々が投票で選ぶ。こうした催しに人々は皆こぞって集まる。 
また元宵節の面白さといえば、「灯謎」(なぞなぞ)を解くことだ。これはもともと文人の間ではやっていた知恵比べの遊びだった。それが、南宋時代の物好きが元宵節になぞなぞを短冊に書き、ちょうちんに貼って皆に解かせたことから、面白く、老若男女が一緒になって楽しめる遊びとして、あっという間に広がった。その後、解けたらごほうびがもらえる謎解きゲームへと変化した。 
「灯謎」は立派な文学作品というわけではないが、創作する上で語句や意味、格式などの原則を重んじなければならない。今では数十種類の形式が派生し、謎の後ろに記されてヒントとされる。例えばよく見られる「巻簾格」(巻き簾形式)という形式では、簾を巻き上げるように答えを下から上へ逆に読む必要がある。例えば、「九千九百九十九」というなぞなぞから四字熟語を当てる問題では、その意味は「失一無万」(1万に一つ少ない)だが、これを逆から読むと、正解の「万無一失」(絶対に失敗しないという意味)という成語になる。 
ちょうちんの鑑賞と謎解き以外にも、元宵節では各地に地方独特の風習がある。例えば、有名な台湾新北市の「平渓天燈祭り」(平渓ランタン祭り)がその一つだ。 
天燈は「孔明燈」とも呼ばれ、諸葛孔明が戦いの際の連絡用に発明したものだと言われる。天燈の胴体の骨組みには細長い竹ひごを使い、宣紙(画仙紙)や油紙を外側に貼り付ける。全体的に長方形で、下は丸く開いている。台座の真ん中には灯油に浸した布か金色の紙をくくり付けてあり、火をつけると空気が熱せられて本体が膨張し、天燈はゆっくりと上昇してゆく。 
清の道光帝の時代(1821~50年)、福建省安渓の農民は続々と平渓や十分などの山間部へと移り住み、開墾に励んだ。しかし夜になると山賊がよく村を荒らすので、成年男性だけを村に残し、年寄りや子ども・女性などは山奥へと避難させた。盗賊が去ると、村に残った男性たちは天燈を放ち、避難した村民に村へ戻ってくるよう合図を送ったという。 
これがその後、徐々に元宵節で無病息災を祈願する催しへと変化していった。今の元宵節では、多くの観光客が平渓に押し寄せ、天燈に願い事を書いて空に上げて願掛けをする。夜になり、山に囲まれて天燈がゆらゆら揺れながら風に乗って空へ舞い上がるのを静かに見守る――このようなロマンチックな願掛けは多くの人を魅了してやまない。 
 
元宵と湯円 
元宵を食べずして元宵節は始まらない。この丸いもちもちしたお菓子は、北方地域では「元宵」と呼ばれ、南方では「湯円」と呼ばれている。元宵は、丸めたあんをもち米粉の入ったふるいに入れて転がしながら作るもので、湯円は手のひらで丸めて作る。 
元々の「元宵」は、唐代の頃の歴史書に記載があり、初めは「粉果」と呼ばれていた。宋の時代には「円子」「団子」と名を変え、明の永楽帝の時代(1403~24年)に「元宵」という名称が定着した。元宵は一般的に甘く、あんを小口切りしてから、もち米粉の入ったふるいに入れて、転がしながら丸く大きくしていく。これをゆでた汁は白く濁っている。 
一方、湯円の作り方はギョーザと似ていて、もち米で作った皮であんを包み、両手のひらで丸めていく。湯円のあんは植物性の食材もあれば肉もあり、このスープはさっぱりしている。湯円や元宵のあんは実に多彩で、各地方によって味も食べ方も異なる。有名なものに蘇州の五色湯円や南京の雨花石湯円、山東省のごまとナツメのこしあんの湯円、上海の甘酒湯円、カニ湯円、台湾の塩辛い湯円などがある。






















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春

2025-02-02 01:03:19 | 季節の話(二十四節気他)

3日から「立春」に入ります!

 

春の始まりでもあり、

一年の始まりでもあります!

 

気が引き締まる思いもします!

新たな一年

がんばろうと思えます!

 

 

 

「国学文化網」さまより」

二十四节气之立春养生篇

    二月四日是立春。立春是一年中的第一个节气, “立”开始之意,立春揭开了春天的序幕,表示万物复苏的春季的开始。此刻“嫩如金色软如丝”的垂柳芽苞,泥土中跃跃而试的小草,正等待着“春风吹又生”,而“律回岁晚冰霜少,春到人间草木知”,形象地反映出立春时节的自然特色。随着立春的到来,人们明显地感觉到白天渐长,太阳也暖和多了,气温、日照、降水也趋于上升和增多。人们按旧历习俗开始“迎春”,我国的台湾还将立春这一天定为“农民节”这是冬三月农闲后的最后一天休息。农谚说得好:立春雨水到,早起晚睡觉。农事活动由此开始,这时人们也走出门户踏青寻春,体会那最细微的最神妙的春意。

    春季养生要顺应春天阳气生发,万物始生的特点,注意保护阳气,着眼于一个“生”字。按自然界属性,春属木,与肝相应。(这是五行学说,以五行特性来说明五脏的生理活动特点,如肝喜调达,有疏泄的功能,木有生发的特性,故以肝属“木”)肝的生理特点主疏泄,在志为怒,恶抑郁而喜调达。在春季精神养生方面,要力戒暴怒,更忌情怀忧郁,做到心胸开阔,乐观向上,保持心境恬愉的好心态。同时要充分利用、珍惜春季大自然“发陈”之时,借阳气上升,万物萌生,人体新陈代谢旺盛之机,通过适当的调摄,使春阳之气得以宣达,代谢机能得以正常运行。

春季气候变化较大,天气乍寒乍暖,由于人体腠理开始变得疏松,对寒邪的抵抗能力有所减弱,所以,初春时节特别是生活在北方地区的人不宜顿去棉服,年老体弱者换装尤宜审慎,不可骤减。《千金要方》主张春时衣着宜“下厚上薄”,《老老恒言》亦云:“春冻半泮,下体宁过于暖,上体无妨略减,所以养阳之生气”。春天在起居方面,人体气血亦如自然界一样,需舒展畅达,这就要求我们夜卧早起,免冠披发,松缓衣带,舒展形体,多参加室外活动,克服倦懒思眠状态,使自己的精神情志与大自然相适应,力求身心和谐,精力充沛。

    饮食调养方面要考虑春季阳气初生,宜食辛甘发散之品,不宜食酸收之味。《素问·藏气法时论》说:“肝主春,……肝苦急,急食甘以缓之,……肝欲散,急食辛以散之,用辛补之,酸泻之”。在五脏与五味的关系中,酸味入肝,具收敛之性,不利于阳气的生发和肝气的疏泄,饮食调养要投其脏腑所好,即“违其性故苦,遂其性故欲。欲者,是本脏之神所好也,即补也。苦者是本脏之神所恶也,即泻也。”明确了这种关系,就能有目的地选择一些柔肝养肝、疏肝力理气的草药和食品,草药如枸杞、郁金、丹参、元胡等,食品选择辛温发散的大枣、豆豉、葱、香菜、花生等灵活地进行配方选膳。

    春季养生另一方面,就是要防病保健。特别是初春,天气由寒转暖,各种致病的细菌、病毒随之生长繁殖。温热毒邪开始活动,现代医学所说的流感、流脑、麻疹、猩红热、肺炎也多有发生和流行。为避免春季疾病的发生,在预防措施中,首先要消灭传染源;二要常开窗,使室内空气流通,保持空气清新;三要加强锻炼,提高机体的防御能力。此外,注意口鼻保健,阻断温邪上受首先犯肺之路。

立春的饮食药膳应以“升补”为主,可选择:

首乌肝片:

[配料] 首乌液20毫升,鲜猪肝250克,水发木耳25克,青菜叶少许,绍酒、醋、盐、淀粉、鲜汤、酱油、葱、姜、蒜、油适量。

[做法] 首乌煎汤浓缩,取20毫升药液备用,猪肝剔筋洗净切片,葱、姜、蒜洗净,葱姜切丝,蒜切片,青菜洗净控干。

将猪肝片放入首乌汁内浸蘸(取一半首乌汁),加少许食盐,放适量淀粉搅拌均匀,另把剩余的首乌汁、酱油、绍酒、醋、湿淀粉和鲜汤兑成滋汁。

炒锅置大火上烧热入油,待油热放入拌好的猪肝片滑透,用漏勺淋取余油,锅内剩少量油,下入蒜片、姜末略煸出香味下猪肝、水发木耳,暴炒数分钟,将青菜叶入锅翻炒数次,八成熟时倒入滋汁炒拌均匀,出锅前把葱丝下锅,翻炒即下,起锅即成。

[功效] 补肝肾,益精血,乌发明目。(首乌即能保肝,又可降脂、降压;木耳有通利血脉之效,无病常吃也能健身益寿。)

 

虾仁韭菜:

[配料] 虾仁30克,韭菜250克,鸡蛋1个,食盐、酱油、淀粉、植物油、麻油各适量。

[做法] 虾仁洗净水发涨,约20分钟后捞出淋干水分待用;韭菜摘洗干净,切3厘米长段备用;

鸡蛋打破盛入碗内,搅拌均匀加入淀粉、麻油调成蛋糊,把虾仁倒入拌匀待用。

炒锅烧热倒入植物油,待油热后下虾仁翻炒,蛋糊凝住虾仁后放入韭菜同炒,待韭菜炒熟,放食盐、淋麻油,搅拌均匀起锅即可。

[功效] 补肾阳、固肾气、通乳汁。(韭菜含用大量粗纤维,能刺激肠壁,增强蠕动,故这道菜益可作习惯性便秘患者之膳食。)

 

珍珠三鲜汤:

[配料] 鸡肉脯50克,豌豆50克,西红柿1个,鸡蛋清1个,牛奶25克,淀粉25克,料酒、食盐、味精、高汤、麻油适量。

[做法] 鸡肉剔筋洗净剁成细泥;5克淀粉用牛奶搅拌;鸡蛋打开去黄留清;把这三样放在一个碗内,搅成鸡泥待用。

西红柿洗净开水滚烫去皮,切成小丁;豌豆洗净备用。

炒锅放在大火上倒入高汤,放盐、料酒烧开后,下豌豆、西红柿丁,等再次烧开后改小火,把鸡肉泥用筷子或小勺拨成珍珠大圆形小丸子,下入锅内,再把火开大待汤煮沸,入水淀粉,烧开后将味精、麻油入锅即成。

[功效] 温中益气,补精填髓,清热除烦。

 

食物禁忌:

猪肝忌与黄豆、豆腐同食(同食易发痼疾);忌与鱼肉同食(同食令人伤神)。

 

 

一部訳:

春の健康維持は、春の陽気の成長と万物の始まりの特徴に適合し、陽気を保護することに注意を払い、「生」という言葉に焦点を当てます。 自然の属性によれば、春は木に属し、肝臓に対応します。
(これは五行の教義であり、五臓の生理活動を説明するための5つの特性は、肝臓は調整するのを好み、排泄の機能を持って、木の誕生の特性を持っているので、肝臓は "木 "です)

春の心の健康維持としては、怒りや憂鬱を避け、心を広く、楽観的に、安心できる姿勢を保つことが大切です。

 

 

参考までに以前のブログです

二十四節気 立春・・・咬春

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025二十四節気「春」

2025-01-30 05:48:17 | 季節の話(二十四節気他)
もうすぐ「立春」ですね。

季節の一年が始まります!

このブログでは
節気の切り替わり時間を
ご紹介もしていますが、

季節ごとに
再度ご紹介しようと思います。

参考にして
お役立ていただければと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大寒(二十四節気・最後の節気)

2025-01-18 02:07:00 | 季節の話(二十四節気他)

20日からは二十四節気「大寒」です

冬・最後の節気です。

 

これが過ぎると…

季節は新たな一年が始まります!

 

 

「国学文化網」さまより

二十四节气之大寒养生篇

    “大寒”是一年中的最后一个节气,在气象记录中虽不像大雪到冬至、小寒期间那样酷冷,但仍处于寒冷时期。按我国的风俗,特别是在农村,每到“大寒”人们便开始忙着除旧布新,腌制年肴,准备年货。清代《真州竹枝词引》记载:“腌肉鸡鱼鸭,曰,年肴,煮以迎岁……”人们在经过了春夏秋季的大忙之后,进入了“冬三月”的农闲季节,而随着大寒的到来冬季农闲接近尾声,在准备腌鱼、腊肉之时,已经隐隐可以感受到大地回春的景致,此刻人们的身、心状态也应随着节气的变化而加以调整。

    《灵枢·本神》曰:“智者之养神也,必顺四时而适寒暑,和喜怒而安居处,节阴阳而调刚柔,如是僻邪不至,长生久视” 《吕氏春秋·尽数》提到:“天生阴阳寒暑燥湿,四时之化,万物之变,莫不为利,莫不为害。圣人察阴阳之宜,辩万物之利,以便生,故精神安乎形,而寿长焉”。就是说顺应自然规律并非被动的适应,而是采取积极主动的态度,首先要掌握自然界变化的规律,以其防御外邪的侵袭。古有“大寒大寒,防风御寒,早喝人参、黄芪酒,晚服杞菊地黄丸”。这是劳动人民在生活中的总结,也说明了人们对身体调养的重视,借此之节气,重笔女士调养之法。

    《素问·上古天论》云:“女子七岁,肾气盛,齿更发长;二七而天癸至,任脉通,太冲脉盛,月事以时下,故有子;三七肾气平均,故真牙生而长极;四七筋骨坚,发长极,身体盛壮;五七阳明脉衰,面始焦,发始堕;六七三阳脉衰于上,面皆焦,发始白;七七任脉虚,太冲脉衰少,天癸竭,地道不通,故形坏而无子也。”经文阐述了女子生长、发育、衰老的规律,并认识到肾气、天癸在性功能的成熟与衰退过程中的重要作用。同时前人认为,女子其特殊的生理特点, 如月经、妊娠、产育、哺乳都与血的关系十分密切,《校注妇人良方》曰:“血者,水谷之精气也,和调五脏,洒陈六腑,在男子则化为精,在妇人上为乳汁,下为血海”。可见女子“以血为本,以血为用”不无道理。而血的充盈主要取决于肝、脾、肾的功能旺盛,肝为藏血之脏,脾为生血之源,肾为先天之本,元气之根,主藏精。精能生血,血能化精,精血同源,是为“月经之本”,而精血充足,经、孕、产、乳才会正常。妇女的另一特点是情绪易于波动,每遇思、恋、憎、爱、妒、忧情绪往往不能自制。《校注妇人良方》指出:“积想在心,思虑过度,多致劳损。…盖忧愁思虑则伤心,而血逆竭,神色失散,月经先闭。……若五脏伤遍则死,自能改易心志,用药扶持,庶可保生”,由此可见,情志因素对妇女的影响极大。这里告戒大家在“经前”和“经期”都应保持心情舒畅,避免七情过度。否则,会引起脏腑功能失调,气血运行逆乱,加重“经期”不适,导致月经失调、闭经等症。另外,月经期应适当活动有利于气血条畅。

    更年期的妇女(45~50岁进入更年期)生理机能由旺盛转为衰退乃至丧失,按中医理论,由于肾气渐衰,冲任二脉虚惫,导致阴阳失调而症见头昏耳鸣、心悸失眠、烦躁易怒或抑郁焦虑,月经紊乱,烘热汗出等症状,轻重因人而异。如果调摄适当,就能避免或减轻症状,缩短反应时间。所以,如何正确认识自己的生理变化,解除不必要的心理负担,排除紧张恐惧、消极焦虑的心理障碍,避免不良的精神刺激,根据自己的性格爱好选择适当的方式怡情养性,保持乐观情是平安度过更年期的关键。这也是历代医家对妇女养生所提出“疏肝解郁,调畅气机的”的原因。

对妇女养生中饮食调养的重点应放在固护脾肾,调养肝血上。常用的药膳有:

当归生姜羊肉汤:(选自《金匮要略》)

[配方] 当归30克,生姜30克,羊肉500克。

[做法] 当归、生姜清水洗净顺切大片备用,羊肉剔去筋膜,洗净切块,入沸水锅内焯去血水,捞出晾凉备用。砂锅内放入适量清水,将羊肉下入锅内,再下当归和姜片,在武火(大火)上烧沸后,打去浮沫,改用文火(小火)炖1.5小时至羊肉熟烂为止。取出当归、姜片,喝汤食肉。

[功效] 温中,补血,散寒。

 

红杞田七鸡:(选自惠安堂滋补药膳方)

[配料] 枸杞子15克,三七10克,母鸡1只,姜20克,葱30克,绍酒30克,胡椒、味精适量。

[做法] 活鸡宰杀后处理干净,枸杞子洗净,三七4克研末,6克润软切片,生姜切大片,葱切段备用。鸡入沸水锅内焯去血水,,捞出淋干水分,然后把枸杞子、三七片、姜片、葱段塞入鸡腹内,把鸡放入气锅内,注入少量清汤,下胡椒粉、绍酒;再把三七粉撒在鸡脯上,盖好锅盖,沸水旺火上笼蒸2小时左右,出锅时加味精调味即可。

[功效] 补虚益血。(其性温和,老年人及久病体虚,月经、产后血虚者均可食用。)

 

糖醋胡萝卜丝:

[配料] 胡萝卜半斤,姜、糖、醋、盐、味精、植物油适量。

[做法] 胡萝卜洗净切丝,生姜切丝备用。炒锅烧热放油(热锅凉油)随即下姜丝,煸炒出香味倒入胡罗卜丝,煸炒2分钟后放醋、糖、继续煸炒至八成熟,加入盐至菜熟后入味精调味,盛盘即可。

[功效] 下气补中,利胸膈,调肠胃,安五脏。(现代医学研究发现,胡萝卜中含有“琥珀酸钾盐”,是降低血压的有效成分,高血压患者也可榨汁饮之。)

 

牛奶粥:

[配料] 牛奶半斤,粳米100克。

[做法] 粳米掏洗干净,放入锅内倒入清水,大火煮费后,改用文火煮至六成熟,加入牛奶,继续煮至成粥。

[功效] 润肺通肠,补虚养血。

 

 

一部訳:

《灵枢·本神》曰く:「賢者の心を養う方法は、四季に応じて寒さや暑さに適応し、喜びと怒りを調和させて平和な場所に住み、陰と陽を調整し、剛と柔を調整することです。 、邪は来ず、彼は長生きします。」

 

《吕氏春秋·尽数》にはこうありまあす:「自然の陰陽、寒暑、燥湿、四季の移り変わり、万物の変化は、すべて有益であり、すべて有害である。聖人は、陰と陽の適否を観察し、その性質を見極める。」生き残るためにあらゆるものの恩恵を受けるので、精神は肉体と調和し、寿命は長くなるのです。」 つまり、自然法則に従うということは、消極的な適応ではなく、積極的な姿勢であり、まず、自然の変化の法則を習得して、外敵の侵入から身を守る必要があります。
昔、「厳しい寒さの時には、風寒を防ぎ、朝は高麗人参と黄芪酒,夕方には杞菊地黄丸を飲みなさい」ということわざがありました。 これは働く人々の生活をまとめたものですが、身体のメンテナンスを非常に重視していることもわかり、これを参考にして女性の身体のメンテナンス方法を強調しています。

 

 

 

 

過去のブログも参考までに

二十四節気 大寒(一年最後の節気)

 

参考までに…

「寒の水」は一年間腐らない

大寒(大寒たまご)

(大寒に産んだ卵は、金運アップ、健康運アップという話)

 

 

 

季節養生 (二十四節気)~気功と気養生のススメ~

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干支の話

2025-01-06 02:38:29 | 季節の話(二十四節気他)
家の近くは
白蛇で有名な神社があるのです。

2日に行ったら…
6時間待ち!!
ということで
外に作られた
臨時的な場所でお参りして
この日は帰りました。



住宅街に長い列ができていて
並んでいる方々は
大変だなと。。

苦労した甲斐あって
いい年になるといいですね!


商店街にも
早くからこんな飾りが。。


ということで
干支の話。

前にも書きましたが
再度、ご紹介。


「中国国際放送局」さまより


中国では、十二支すなわち「十二生肖」はすでに人々の生活の一部になっています。さて、みなさんは、この十二支の由来をご存知ですか?

 もともと十二支は、十二年で一周する木星が軌道上を走る位置を示すための単位で、「年」を数えるものでした。中国では、十二支は十二種類の動物を当てていますが、実は、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の方が先に存在し、動物の干支は、これら抽象的な単位を覚えやすくするため、後から当てはめたものです。

 この十二種の動物の選び方と順番が現在のようになったのは、一日中、各種類の動物の活動習慣が理由だそうです。

 中国は、漢の時代から、一日の24時間を12等分し、その12分の1を一つの「時辰(2時間)」と呼びます。毎日の午後11時から翌日の午前1時までの間は、「子時」と呼ばれ、これは、鼠が一日中もっとも活躍する時間となっています。午前1時から3時までは、丑時となり、牛が反芻する時間です。また、午前3時から5時までが寅時で、トラ(虎)の餌探しの時間。午前5時から7時まで、卯時、伝説の玉兎が薬をついて砕く時間。午前7時から9時まで、辰時、竜が雨を降らせる時間。午前9時から11時まで、巳時となり、ヘビ(蛇)が動き始める。午前11時から午後1時まで、午時で、伝説の天馬が空を走る時間。午後1時から3時まで、未時で、羊がこのときに草を食えば、より丈夫に成長できる。午後3時から5時まで、申時となり、猿の活動時間。午後5時から7時までは、酉時で、外が暗くなって、鶏が巣に帰る。午後7時から9時まで、戌時となって、犬が夜の見張りを始める。午後9時から11時までは、亥時で、豚が眠っている。ということで、12種の動物、つまり中国の十二支は、鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪という順番で決められました。

ーーーーー

十二時辰無病法

  子時(23時—1時):胆経

  丑時(1時—3時):肝経

  寅時(3時—5時):肺経

  卯時(5時—7時):大腸経

  辰時(7時—9時):胃経

  巳時(9時—11時):脾経

  午時(11時—13時):心経

  未時(13時—15時):小腸経

  申時(15時—17時):膀胱経

  酉時(17時—19時):腎経

  戌時(19時—21時):心包経

  亥時(21時—23時):三焦経



その養生法は…



子時養生:一陽初生,睡覚是養護陽気最佳之道

丑時養生:深度睡眠譲肝血推陳出新,代謝正常

寅時養生:日夜交替之時,気血整装待発

卯時養生:太陽升起,大腸経也跟着興奮

辰時養生:需要食物滋養,胃經「嗷嗷待哺」

巳時養生:脾経已全力対食物進行分解

午時養生:短暫休息譲気血充足,神清気爽

未時養生:小腸経強盛,消化吸収自然好

申時養生:多喝水,永保膀胱経青春活力

酉時養生:休息調養,腎臟従容貯藏臟腑精華

戌時養生:心包経大顕神威,護心強身

亥時養生:天地帰於安静,養陰育陽在亥時





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小寒

2025-01-03 01:00:17 | 季節の話(二十四節気他)

5日からは二十四節気「小寒」です

 

二十四節気・冬

あと二つの節気で

春になります!

 

一年の中では

寒さ厳しい頃になりますので

養生されてください。

 

 

「国学文化網」さまより

二十四节气之小寒养生篇

    每年的一月五日前后是小寒节气。民间有句谚语:小寒大寒,冷成冰团。小寒表示寒冷的程度,从字面上理解,大寒冷于小寒,但在气象记录中,小寒却比大寒冷,可以说是全年二十四节气中最冷的节气。常有“冷在三九”的说法,而这“三九天”又恰在小寒节气内。之所以叫小寒而不叫大寒,是因为节气起源于黄河流域,《月令七十二候集解》说:“月初寒尚小……月半则大矣”,按当时的情况延续至今而已。据说早年黄河流域的农家每逢小寒,家家时兴用“九九消寒图”来避寒,如今各种药膳火锅成了全国百姓消寒壮热的美味佳肴。正因如此,很多人忽略了合理进补的问题,特别是青年人,自恃体强而暴饮暴食,饥饱寒热无度,最终引来无穷后患。

    唐代名医孙思邈指出:“安生之本,必资于食,……不知食宜者,不足以生存也,……故食能排邪而安脏腑”,说明饮食物对人体的作用。小雪节气虽已数九寒天,人们大补特补无可非议,但进补当中不可无章无法,应本着“因人施膳”的原则,了解饮食宜忌的含义,元代《饮食须知》强调:“饮食,以养生,而不知物性有相宜相忌,纵然杂进,轻则五内不和,重则立兴祸患。”所以我提醒诸位在进补时不要被 “五味之所伤”,青年人更应根据自身情况有选择地进补。

    一般说来,青年人机体代谢旺盛,所需蛋白质和热量较老年人多,而热量主要来源于碳水化合物、脂肪。碳水化合物主要来源于粮食之中,故青年人应保证足够的饭量,注意粗细粮的比例搭配,并摄入适量的脂肪,在选用药膳进补时应考虑这一因素。但年轻人有年轻人的特点,往往有些人因过食肥甘厚味、辛辣之品而招来不速之客——“青春痘”,学名痤疮,它给年轻人带来无尽的烦恼。

    这里向年轻朋友简单谈几句痤疮的病因和预防。痤疮是一种毛囊皮脂腺慢性炎症性疾病,究其病因和内分泌功能障碍有关,而皮脂腺活动是受内分泌和精神因素影响的。青少年时期由于体内雄性激素水平增高,皮脂分泌增多,导致皮脂淤积,形成毛囊口角化栓塞,增多的皮脂不能及时排除,因而形成了痤疮。为避免痛苦发生,首先要注意个人卫生,温水洗脸常洗澡,少吃油腻辛辣寒凉食品,多吃水果蔬菜,避免便秘发生,禁止用手挤捏,否则痤疮消退疤痕依在。在治疗上中医将其分为四型:肺经风热,脾胃湿热,冲任不调,热结血瘀型。方药分别用[枇杷清肺饮]加减,[龙胆泻肝汤]加减,[加味逍遥散]加减,[四物汤]加减。总之,得了痤疮要及时请大夫诊治,切不可自行处理。

    说到进补,自古就有“三九补一冬,来年无病痛”的说法。人们在经过了春、夏、秋近一年的消耗,脏腑的阴阳气血会有所偏衰,合理进补即可及时补充气血津液,抵御严寒侵袭,又能使来年少生疾病,从而达到事半功倍之养生目的。在冬令进补时应食补、药补相结合,以温补为宜。

    常用补药有人参、黄芪、阿胶、冬虫夏草、首乌、枸杞、当归等;食补要根据阴阳气血的偏盛偏衰,结合食物之性来选择羊肉、狗肉、猪肉、鸡肉、鸭肉、鳝鱼、甲鱼、鲅鱼和海虾等,其它食物如核桃仁、大枣、龙眼肉、芝麻、山药、莲子、百合、栗子等。药膳进补可选:

山药羊肉汤:

[配料] 羊肉500克,山药150克,姜、葱、胡椒、绍酒、食盐适量。

[做法] 羊肉洗净切块,入沸水锅内,焯去血水;姜葱洗净用刀拍破备用;淮山片清水浸透与羊肉一起置于锅中,放入适量清水,将其它配料一同投入锅中,大火煮沸后改用文火炖至熟烂即可食之。

[功效] 补脾胃,益肺肾。

 

强肾狗肉汤:

[配料] 狗肉500克,菟丝子7克,附片3克,葱、姜、盐、味精适量。

[做法] 狗肉洗净切块,置入锅内焯透,捞出待用,姜切片,葱切段备用。锅置火上狗肉、姜入内煸炒,烹入绍酒炝锅,然后一起倒入沙锅内,同时菟丝子、附片用纱布包好放入沙锅内,加清汤、盐、味精、葱大火煮沸,改用文火炖2小时左右,待狗肉熟烂,挑出纱布包,即可食用。

[功效] 暖脾胃,温肾阳。

 

素炒三丝:

[配料] 干冬菇1.5两,青椒2个,胡萝卜1根,植物油、白糖、黄酒、味精、盐、水淀粉、鲜汤麻油适量。

[做法] 冬菇水发洗净,挤干水分,切成细条,胡萝卜、青椒洗净切丝。锅内放油烧热,将三丝入锅煸炒后,放黄酒、糖、再煸炒,然后加鲜汤、盐,待汤烧开后加味精,用淀粉勾芡,淋上麻油,盛入盘内即可。

[功效] 健脾化滞,润燥。

 

饮食禁忌:狗肉忌与绿豆,杏仁,菱角同食。

患有顽固性皮肤瘙痒症者忌食香菇。

 

丝瓜西红柿粥:

[配料] 丝瓜500克,西红柿3个,粳米100克,葱姜末、盐、味精适量。

[做法] 丝瓜洗净去皮,切小片西红柿洗净切小块备用。粳米洗净放入锅内,倒入适量清水置火上煮沸,改文火煮至八成熟,放入丝瓜、葱姜末、盐煮至粥熟,放西红柿、味精稍炖即成。

[功效] 清热,化痰止咳,生津除烦。(患有痤疮的人可长期食用)

 

 

 

過去のブログも参考までに

二十四節気 小寒

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臘八節・春節・元宵節

2024-12-27 04:32:19 | 季節の話(二十四節気他)

季節を感じて暮らしてくるなかで

人々に伝わる様々な風習。

 

今はこんな頃なのだな。。

と、感じることもできるので

意識しながら暮らしています。

 

 

臘八節(腊八节)は

旧暦12月8日なので

2025年1月7日

 

春節は

旧暦1月1日なので

2024年1月29日

 

元宵節は

旧暦1月15日なので

2024年2月12日

 

 

臘八節や元宵節については

いままでに何度も書いていますので

そちらも参考にしてください。

 

 

こちらも参考までに

 

「北京観光」さまより

「臘八節」

臘八節は、中国においてとても重要な日で、この日になると、人々は五穀に落花生、栗、赤ナツメ、蓮子などを加えて煮詰め、美味しい「臘八粥」をこしらえます。

「臘八粥」のレシピ

材料:もち米、緑豆、小豆、氷砂糖、くり、はすの実、ユリ、山芋、ナツメ、白きくらげ、竜眼、クルミ等

作り方:食材を全部水で洗い、豆は一晩、こめは半日を漬けることが必要。豆を全部鍋に入れ、20分煮たら米を投入。とろみが出たらすこし待ち、氷砂糖以外を全部入れて煮込み、火を切ってから氷砂糖をいれると完成。

 

 

「人民中国」さまより

臘八節の早朝、どの家も臘八粥を作って食べる。これは、米、アワ、もち米、アズキ、ナツメ、ピーナッツ、クルミ、栗などを煮たもので、最後に砂糖を入れて食べる。臘八粥は甘くておいしく、栄養豊富で消化もいいので、年齢を問わずだれにでも適している。庶民の間ではこの日、作った臘八粥をお互いに贈りあい、鶏や犬、豚、牛にも食べさせ、庭の果樹の根元にもかける。これは果樹が臘八粥を食べると、来年必ず多く実をつけると言われているからだ。

   以前は、臘八粥を食べる前に、まず仏壇や先祖の位牌の前に臘八粥を供えた。臘八粥を食べる風習は、臘月に先祖を祭ることが始まりとされている。また仏教が中国に伝わった際、お釈迦様が苦行のすえ飢餓に倒れ、臘八の日に羊飼いの娘が差し出した「羊乳の粥」を食べ体力が回復し、悟りを開き、道を得て仏となったという話が広く伝わったことから、庶民の間では、この日にお粥を作り、仏に供える習しが生まれた。

   またこの風習は、アズキで邪気を追い払うことと関係がある。昔の人々は、アズキを銃の玉と見なし、アズキを撒いて魔除けができると思った。そしてアズキのお粥を食べることで邪気を払い、平安を祈ったのだ。その後、この風習は仏教とともに日本に伝わり、今でも、祝い事の席には赤飯が欠かせない。

   臘八粥はもともと、アズキと様々な穀類が入っているだけだったが、その後、八種類のものを使って作られるようになった。東北地方ではマツの実、江蘇省、浙江省ではハスの実、北方では干し葡萄、南方ではリュウガンなど、各地の特産品を使うことで、臘八粥がより豊かなものになっていった。

 

ーー

 

「CRI」さまより

 臘八節は、英雄・岳飛を記念することと関係があると言われている。当時、朱仙鎮にいた岳飛は、部下を率いて金と闘っていた。1年で最も寒い時期となり、民衆は我先に岳飛に粥を差し入れ、岳飛の軍は、その粥をお腹いっぱい食べて戦いに臨み、勝利を手にして戻ってきた。この日がちょうど旧暦12月8日だった。岳飛がこの世を去った後、人々は彼を記念してこの日に雑穀や豆類で粥を煮るようになり、やがてそれが風俗となったのだという。

 また、臘八節は「仏成道節」でもある。仏教の開祖であるブッダ釈迦牟尼が旧暦12月8日に悟りを開き、仏になったと伝えられている。仏教が中国に伝来した後、釈迦牟尼が悟りを開いた日を記念するために、各寺院では、この日に読経を行い、粥を煮て仏様に捧げた。この粥が臘八粥となったのだという。

臘八節の食べ物には、臘八粥のほかにも「臘八蒜」や「臘八麺」、「臘八豆腐」などがある。

たとえば、華北のほとんどの地域には「臘八蒜」を作る風俗がある。ニンニクの皮を剥き、中身を黒酢に漬け込み、小さな壺か密封容器に入れておく。しばらくすると、ニンニク全体が青緑色に変わり、ニンニクの香りと酢の香りが混ざり合い、餃子や和え物料理に大変良く合う調味料となる。

 

また、「臘八蒜」の「蒜」の字は、「算」と同じ発音だ。各商店はこの日に帳簿を締め、1年の収支決算を行い、損益を確認するため、「臘八算」とも呼ばれていたという。

 「臘八豆腐」は、安徽省黔県の民間に伝わる特産品で、旧暦12月8日前後になると、豆腐を天日で干す風俗がある。このように自然光で干して作った豆腐は「臘八豆腐」と呼ばれている。

 また、旧暦12月8日の前日に、たらいに水を汲んで中庭に置いておき、水が凍るのを待って、臘八節当日に氷の塊を取り出して砕くという面白い風習もある。この日にできた氷は非常に不思議な氷で、この氷を食べると、向こう1年間腹痛を起こさないと言い伝えられている。

 

ーーーーー

 

「人民中国」さまより

「元宵節」

思い出のちょうちん祭り 

子どもの頃、立派なちょうちんを手に入れて友達に自慢するために、普段はやんちゃな子でも、元宵節の数日前からおとなしくお利口さんにしていたものだ。当時、私は動物の形をした車輪付きのちょうちんが喉から手が出るほど欲しかった。それを引いて通りを歩けば、みんなからうらやましく思われること間違いなしだからだ。そして兄たち男の子はといえば、関羽の刀や飛行機の形をしたちょうちんに目がなかった。だが、車輪付きのちょうちんは値が張るので、私は動物の形をした車輪付きちょうちんを一度持ったきりで、それ以外は毎年普通のちょうちんだった。たまたま近所に一人娘がいて、とてもかわいらしいお姫様スカートをはいて、黄色い毛がふわふわしたウサギの車輪付きのちょうちんを引いていた。周りの女の子たちは皆、それはそれはうらやましがったものだ。 

ある年、わが家の数軒先にあるお金持ちの家の男の子が、青い軍艦型の車輪付きちょうちんを元気いっぱいに引き歩いていた。だが自慢し過ぎたせいか、その子が公園を走り回っているうちに突然、ちょうちんのろうそくの火が外側の紙に燃え移ってしまった。その子は大声で泣き出し、近くにいた私たちは皆ちょうちんを手にその子の周りに駆け付けた。ところが近づき過ぎたせいか、折からの風に吹かれた火は他の二人のちょうちんにも燃え移り、大騒ぎになってしまった。結局、大人たちは火消しに大慌て、子どもたちはパニックで泣き叫び、楽しいはずの元宵節が早くもその場で中止となってしまった――。 

時はたち、私の子どもたちもちょうちんを持って遊び回る年になった。しかし、売られているちょうちんを見ると、昔のような紙を貼ったものはなく、どれも乾電池で光るプラスチック製ばかりとなってしまった。またデザインも、伝統的な動物や花をあしらったものはなくなり、日本のアニメキャラクター「ハローキティ」や「マジンガーZ」などに変わった。何とも残念でならない。 

 

なぞなぞを解く 

元宵節は漢の時代に始まり、2000年以上の歴史がある。言い伝えによると、武将の周勃が旧暦の1月15日に「諸呂の乱」を平定したことにちなむ。漢の文帝はこれを祝うため、毎年元宵節になると宮廷を出て庶民と一緒になって楽しみ、祭事を執り行って国の安泰と人々の幸福を祈願したという。 

元宵節の楽しみといえば、色とりどりのちょうちんを鑑賞することだ。大きな寺院ではちょうちん祭りが開かれ、たくさんの平和を願うちょうちんが所狭しと掲げられる。そして、さまざまなテーマで作られたちょうちんの中から、一番の人気作品を人々が投票で選ぶ。こうした催しに人々は皆こぞって集まる。 

また元宵節の面白さといえば、「灯謎」(なぞなぞ)を解くことだ。これはもともと文人の間ではやっていた知恵比べの遊びだった。それが、南宋時代の物好きが元宵節になぞなぞを短冊に書き、ちょうちんに貼って皆に解かせたことから、面白く、老若男女が一緒になって楽しめる遊びとして、あっという間に広がった。その後、解けたらごほうびがもらえる謎解きゲームへと変化した。 

「灯謎」は立派な文学作品というわけではないが、創作する上で語句や意味、格式などの原則を重んじなければならない。今では数十種類の形式が派生し、謎の後ろに記されてヒントとされる。例えばよく見られる「巻簾格」(巻き簾形式)という形式では、簾を巻き上げるように答えを下から上へ逆に読む必要がある。例えば、「九千九百九十九」というなぞなぞから四字熟語を当てる問題では、その意味は「失一無万」(1万に一つ少ない)だが、これを逆から読むと、正解の「万無一失」(絶対に失敗しないという意味)という成語になる。 

ちょうちんの鑑賞と謎解き以外にも、元宵節では各地に地方独特の風習がある。例えば、有名な台湾新北市の「平渓天燈祭り」(平渓ランタン祭り)がその一つだ。 

天燈は「孔明燈」とも呼ばれ、諸葛孔明が戦いの際の連絡用に発明したものだと言われる。天燈の胴体の骨組みには細長い竹ひごを使い、宣紙(画仙紙)や油紙を外側に貼り付ける。全体的に長方形で、下は丸く開いている。台座の真ん中には灯油に浸した布か金色の紙をくくり付けてあり、火をつけると空気が熱せられて本体が膨張し、天燈はゆっくりと上昇してゆく。 

清の道光帝の時代(1821~50年)、福建省安渓の農民は続々と平渓や十分などの山間部へと移り住み、開墾に励んだ。しかし夜になると山賊がよく村を荒らすので、成年男性だけを村に残し、年寄りや子ども・女性などは山奥へと避難させた。盗賊が去ると、村に残った男性たちは天燈を放ち、避難した村民に村へ戻ってくるよう合図を送ったという。 

これがその後、徐々に元宵節で無病息災を祈願する催しへと変化していった。今の元宵節では、多くの観光客が平渓に押し寄せ、天燈に願い事を書いて空に上げて願掛けをする。夜になり、山に囲まれて天燈がゆらゆら揺れながら風に乗って空へ舞い上がるのを静かに見守る――このようなロマンチックな願掛けは多くの人を魅了してやまない。 

 

元宵と湯円 

元宵を食べずして元宵節は始まらない。この丸いもちもちしたお菓子は、北方地域では「元宵」と呼ばれ、南方では「湯円」と呼ばれている。元宵は、丸めたあんをもち米粉の入ったふるいに入れて転がしながら作るもので、湯円は手のひらで丸めて作る。 

元々の「元宵」は、唐代の頃の歴史書に記載があり、初めは「粉果」と呼ばれていた。宋の時代には「円子」「団子」と名を変え、明の永楽帝の時代(1403~24年)に「元宵」という名称が定着した。元宵は一般的に甘く、あんを小口切りしてから、もち米粉の入ったふるいに入れて、転がしながら丸く大きくしていく。これをゆでた汁は白く濁っている。 

一方、湯円の作り方はギョーザと似ていて、もち米で作った皮であんを包み、両手のひらで丸めていく。湯円のあんは植物性の食材もあれば肉もあり、このスープはさっぱりしている。湯円や元宵のあんは実に多彩で、各地方によって味も食べ方も異なる。有名なものに蘇州の五色湯円や南京の雨花石湯円、山東省のごまとナツメのこしあんの湯円、上海の甘酒湯円、カニ湯円、台湾の塩辛い湯円などがある。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二十四節気と茶的養生

2024-12-24 00:59:43 | 季節の話(二十四節気他)
こんな記事を見かけたので
メモを兼ねてご紹介



普洱茶百科さまより

24节气与茶的养生

茶叶作为中国的传统饮品,已有几千年的历。它不仅具有美味的口感,还有着丰富的养生价值。在中国的传统文化中,将一年分为24个节气,每个节气都有着与茶叶养生相关的特点。下面我们就来逐一介绍这些节气与茶的养生

立春是春的开始,这个时候气逐渐回暖,人们开始注重保健。此时可以选择喝一些绿茶,比如龙井、碧螺春等,来帮助清热解,增强免疫力。


雨水时节,气候潮湿,容易引发一些与湿气有关的健问题。这个时候适合喝一些干茶,如普洱茶、白茶等,能够有利于消除身体湿气,促进新陈代谢。


惊蛰时节,阳气开始复,人体的新陈代谢加快。喝一些绿茶、花茶等,能够提神醒脑,消除疲劳,帮助适应气的变化。


清明节气,万物开始生长,气逐渐升高。此时适合饮用绿茶、龙井等,可以增强肝脏功能,帮助消化,预防过敏。


谷雨时节,万物生长迅速,气上升较快。可以选择柚子茶、菊花茶等,能够清热去火,帮助调节肠胃。


立是的之一个节气,此时气逐渐升高,人们需要冷却身体。可以选择喝一些绿茶、冻顶乌龙等,帮助清热降,解暑抗热。


小满时节,气持续上升,人们容易失眠、多梦。此时适合饮用一些柚子皮茶、玫瑰花茶等,有助于安神助眠。


芒种时节,酷暑将至,人们更需要降和清热。可以选择茉莉花茶、菊茶,有助于清热解,提神降。


夏至是一年中最长的白天,阳气最旺。可以选择喝一些凉茶来降,如苦丁茶、绿豆等,有助于清热解暑,防止中暑。


小暑时节,酷暑难耐,人们需要出汗。此时适合饮用一些薄荷茶、菊花茶等,有助于清热解,促进汗液排除。


大暑时节,天气最炎热,人们容易中暑。可以选择一些菊花、葚茶等,有助于清热解暑,保护肠胃。


立秋时节,秋的开始,气开始下降。选择喝一些菊花茶、薏米茶等,能够清热润肺,增强免疫力。


处暑时节,暑气逐渐消退,人们需要调养身体。可以选择喝一些紫茶、绿茶等,有助于清热解,提高消化能力。


白露时节,气进一步下降,人们容易感冒。可以选择一些桔普等茶来保暖,增强抵抗力,抵御寒气。


秋分是秋的中期,此时昼夜时间相等,气适宜。适合饮用一些红茶、普洱茶等,有助于提高身体的抵抗力。


寒露时节,天气逐渐寒冷,人们需要防寒保暖。可以选择喝一些生茶、花茶等,有助于驱寒,增加体。


霜降时节,气进一步下降,人们更容易感冒。可以选择喝一些红茶、玫瑰花茶等,有助于增加体,提高抵抗力。


立冬时节,冬的开始,气逐渐降低。选择喝一些红茶、普洱茶等,能够提神醒脑,增加体力。


小雪时节,天气更加寒冷,人们需要保暖。可以选择喝一些母茶、柠檬茶等,有助于驱寒,增强免疫力。


大雪时节,气更低,人们容易感冒。适合饮用一些红茶、普洱茶等,能够提高体,增强抵抗力。


冬至时节,一年中最短的白天,阳气最衰退。可以选择喝一些生红糖茶、红枣茶等,有助于驱寒保暖,增强体力。


小寒时节,天气最寒冷,人们需要保暖。可以选择喝一些咖啡、红茶等,有助于增加体,提神醒脑。


大寒时节,寒冷达到更高峰,人们容易患上感冒。适合饮用一些红茶、生茶等,有助于驱寒,增强免疫力。



参考までに一部訳

お茶は中国で何千年もの間伝統的な飲み物でした。おいしいだけでなく、健康価値も豊富です。中国の伝統的な文化では、1 年は 24節気に分けられ、それぞれにお茶の健康に関連する独自の特徴があります。以下では、これらの節気とお茶の健康効果を一つずつ紹介していきます。

冬至:一年で日が最も短い時期には、陽気は最も低くなります。生紅糖茶や棗茶などをお選びいただけます。寒さを防ぎ、暖かさを保ち、体力を高めます。

小寒:天気は最も寒く、人々は暖かく保つ必要があります。コーヒーや紅茶などを選んで飲むと、体重の増加や気分のリフレッシュに役立ちます。

大寒:寒さがピークを迎え、風邪をひきやすくなります。冷えを解消し、免疫力を高める効果のある紅茶や生茶などを飲むのが適しています。



珈琲???
と思ったりもしましたが、
無理に珈琲を選ばなくても良いと思います。

参考までに・・・
私は
年中プーアル茶を飲んでいます。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする