福岡県八女市立花町にある、道の駅「たちばな」に行ってきました。
国道3号線を南下、熊本県との県境にあるのが、道の駅「たちばな」です。
この道の駅「たちばな」は、2011年、全国直売所甲子園で第一位の農林水産大臣賞を受賞しました。
山に囲まれ、「山藤」が満開です。
立花町は、日本有数の竹の産地で、タケノコの生産量は、日本一だそうです。
今、ここの名物が「たけのこ大釜ゆがき」。直売所で買った「タケノコ」を大釜で湯がいてくれます。
大きな釜で湯がいたタケノコは、美味しいだろうな・・・・などと思いますが、2~3時間は、一寸待てません。直売所で湯がいたタケノコを買ってきました。
直売所横には、立花町のおいしい井戸水を竹炭でろ過したお水を汲むところがあります。勿論無料ですので、私が行ったときも3人ぐらい待たれていました。
また、竹炭を使った足湯ならぬ「足水」コーナーもあります。
この直売所のもう一つの名物は、「兜饅頭」。饅頭の上に「兜」の刻印が押されています。もうすぐ、端午の節句ですね。記念に買いました。
さて、今日のお目当て。船小屋温泉です。道の駅「たちばな」から3号線を筑後方面に戻ります。
船小屋では昔からわき水が吹き出ており、この上を飛ぶスズメがよく落ちていたため、『雀地獄』と呼ばれていました。文化年間(1804~1818)、難病 で苦しんでいた老人が病の苦しさから
いっそのこと死んでしまいたいと『雀地獄』の水を飲み、その中に浸りました。ところが、死ぬどころか気分がよくなり長 年の病気が楽になり、一ヶ月もすると治ってしまいました。この噂が広がり、
近くの村々から湯治客がやってくるようになったため村の大庄屋が井戸を掘ること を決め、有馬藩の殿様に願い出て井戸を掘ったのが船小屋温泉の始まりとされています。浴場が完成すると、
鉱泉の評判が広まり、多くの人が集まるようになり ました。明治19年の分析の結果、この泉は含有量日本一の含鉄炭酸泉で、飲用して胃腸病・貧血症・浴して婦人病・神経痛などに効果があることが分かりまし た。
その後、船小屋温泉は戦傷軍人の湯地場に指定され、多くの文化人にも愛され夏目漱石も浴しました。鉱泉場の北側には漱石が読んだ句『ひやひやと雲が来るな り温泉の二階』の碑があります。
船小屋温泉の日帰り温泉は、筑後広域公園内にある「恋ボタル」です。
炭酸水素塩温泉は、美肌作用が高く、「美人の湯」と呼ばれています。(※温泉の写真は、恋ボタルHPから引用)
温泉の温度は、35℃~40℃。ゆっくり入っていると体の芯まで暖かくなってきます。 あったかいんだから・・・・・・
約1時間ほど入っていました。さて、美肌効果はどうかな・・・・・・・・