10/24(月) 氷見でのキトキトウオーキングのあと、黒部立山の紅葉が見たく富山市に向かいました。
紅葉の時期でもありますし、立山駅に向かいホテルを6時に出発。立山駅には6:50到着。
立山駅は、標高475m。これから室堂の2450mを通り黒部ダム1455mまで約2時間かけて行きます。
午前9時黒部湖到着。
黒部ダムは、その建設は世紀の大事業として語り継がれ、中でも破砕帯との格闘は石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」に描かれた事でも有名です。
昭和31年から始まったダム建設には当時の金額で513億の巨費が投じられ、延べ1,000万人もの人手により、実に7年の歳月を経て完成しました。(黒部ダムHPより)
人造湖である「黒部湖」には、真っ赤な紅葉が見られました。放水ショーは、先週で終わっていて見ることができませんでした。
朝が早かったので空気も澄んで、正に快晴の天気、立山連峰の山々が綺麗に見えます。
レストハウスでは、黒部ダムカレーをいただきました。御飯がダムの形をしています。
観光客の方が扇沢の方から来られました。ども外国の方が多いようです。
これから立山駅に戻りますが、途中の光景を見るため、ゆっくり戻りたいと思います。
【黒部平】 左手に遠く鹿島槍ヶ岳が見えます。
【室堂】 室堂(むろどう)とは、修験者が宿泊したり祈祷を行ったりする堂であり、山岳信仰や神奈備がある神体山では建立されることが多い。またはそこから派生した地名です。
ちょっと室堂内を探索したいと思います。
立山玉殿の湧水は、雄山直下の地下水で、立山トンネル開通と共にその一部が湧出したものです。室堂平には立山玉殿の湧水給水場があり、多くの登山客、観光客に愛飲されています。
また、全国名水百選にも選ばれました。標高2450mでの湧水は国内に例が無く、「立山玉殿の湧水」は日本国内で市販されている水の中では一番標高の高い場所(室堂平、標高2450m)で採水された水です。
ターミナル内に入ると「さらさら汁」というものが販売されていました。天正12年(1584)厳冬。戦国武将佐々成政(富山城主)が敢行した「立山ザラ峠越え」に由来した地元料理を現代風にアレンジしたそうです。
中には、白玉団子、つくね、などが入っていて醤油味でした。
雄大な山々を身近で見るのは、生まれて初めての経験です。
【ミクリガ池】は、立山火山の水蒸気爆発によって出来た凹地に水がたまった池です。プランクトンなどはいますが、魚はいない貧栄養型の湖沼です。
みくりは、御厨と書き神様の食物を調理する所です。
素晴らしい光景ですね。
先を歩くと「みくりが池温泉」がありました。ここは、日本で一番の高所にある温泉です。あたりには地獄谷からの硫黄の匂いが立ち込めています。
タオルも持ってないのでどうしようかと思い、フロントに聞きましたらタオルだけ売っていました。
浴槽は2つあり、右の浴槽は少し熱めの湯です。熱いお湯はあまり好きではありませんが、折角ですので入りましたが、3分持ちませんでした。(笑)
然し、本当にいいお湯でした。時間があればもう少し入りたかったのですが・・・・・・・・
入湯記念にコースターをいただきました。
立山の地獄谷は、今でも火山系のガスが発生しています。散策路の脇には立ち入り禁止のロープが張られていました。
【山崎圏谷(カール)】は、氷河によって山腹が削られて出来たものでカール(圏谷)と呼ばれています。
黒部立山アルペンルートは、初めて行きましたが、ホント素晴らしい所です。今から雪の季節になりますがこのあたりもたくさんの雪が積もるでしょう。
室堂からバスで美女平へ、美女平からケーブルカーで立山駅に戻ってきました。
今日は、朝6時前から行動を起こしましたが、早く行って正解でした。