よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

九州オルレ福岡・新宮コース(福岡県粕屋郡新宮町)

2020-06-12 14:34:28 | 九州オルレ

6/9(火)は、九州オルレ福岡・新宮コースに行ってきました。梅雨入りが今週中という予報ですので雨が降らないうちに歩こうと思い計画しました。

九州オルレ新宮コースは、昨年(2019年)3月に認定され比較的新しいコースです。コースの終盤新宮海岸を通るのですが、現在松林の中は通行止めになっており、迂回するようになっています。

 

コミュニティバスでオルレスタート地「佐屋」バス停に行きます。このバスどこに行っても100円均一です。

佐屋バス停から高速道のガードを潜り、しばらくは九州道に沿って歩きます。

途中「六部様」という碑があります。六部というのは六十六部の略で室町時代に始まった書き写した法華経を全国六十六か所の霊場に一部ずつ納めることを目的として廻回巡礼する行脚僧の

ことを指しています。江戸時代には僧でない人も死後の冥福を祈るため鉦をたたき、鈴を振り、或いは仏像を納めた厨子を背負い行っていました。

その六部の者が佐屋地区を通りがかった時、自分の死期が近いことを悟りました。そして宿泊していた家で「自分が死んだら当地に埋葬してくれ、そうすればこの地区に流行り病が

絶対に入り込まないよう祈願する」と言い残して亡くなり、遺言通り埋葬したと語り継がれています。その後この地において流行り病で亡くなった方は一人もいないため、

地区の人々の信仰を集め春と秋には六部様のお通夜が必ず催されています。(案内文より)

  

約1kmぐらい歩いたところから山の中に入ります。

 

最初のカンセは、三本松山です。ここからは、立花山が見えます。立花山は、7つの峰からなる山群でそのうち3つの峰が「白岳」「松尾山」「井楼山」。

鎌倉時代末の1330年に豊後大友氏の大友貞戴(立花貞載)によって立花山山群に立花山城(立花城)が築かれて以来、立花山は南北朝・戦国時代を通じ、交易拠点であった博多を

見下ろす軍事的に重要な要塞であった。 勇猛な武将として知られた戸次鑑連は1569年の多々良浜野戦いで毛利軍と戦ったのち、立花道雪として立花山城城督となり、今は立花口の梅岳寺に眠る。

また道雪の家督を継いだ立花統虎(立花宗茂)は1586年に島津軍の大軍の侵攻に対して、立花山城に篭城し激戦の上これを撃退した。 1601年に福岡城が築城された際に石垣が移築され廃城と

なったため現在は一部に石垣と古井戸が残るのみである。 石垣は井楼山から松尾山へ至るルートの途中などに点在する。 (WIKIPEDIAより)

尚、立花宗茂は、後の柳川藩主になりました。

 

再び山道に入る

 

  

コースでは、日曜市に行くようになっていますが、今日は火曜日、日曜市は行われていませんので短縮コースに入ります。

  

 

コースは、立花口地区に入ります。このエリアは戦場の名残として鍵型に曲がった道や城下町の雰囲気が漂っています。

  

梅岳寺は、立花城主立花道雪とその母の墓所です。立花山登山口は、このあたりです。

 

六所神社に着きました。ここにもカンセがあります。六所神社は、以前JRウォーキングやウォーキング協会の例会で何回か来ています。

六所神社は、立花道雪が戦勝祈願をしたと伝えられている神社です。境内の裏手には、大きな「カゴノキ」があります。九州で3番目の大きさだそうです。

 

  

独鈷寺は、天台宗の祖、最澄が唐からの修業ののち805年、日本で最初に建立したといわれているお寺です。

 

コースは、再び山道へ。

 

次のカンセは、しんぐう愛の丘です。ここからは相島(通称猫の島)が見えます。

 

太閤水:天正15年(1587年)九州を平定した豊臣秀吉が、大阪への帰路ここで馬を休め自ら清水を汲んで飲んだ所です。当時九州の大部分に勢力を伸ばしていた島津義久に対抗し、

孤軍奮闘していた立花宗茂(立花道雪の養子)を助けるため、秀吉は20万の大軍を自ら率いて九州へ乗り込んできました。この秀吉を追って九州入りした堺の茶人『津田宗及(千宗易“利休”)』は

三代の里で水を求めましたが、あまり良い水ではなかったので自ら井戸を掘り湧き水を得ました。秀吉はこの水を飲んでたいそう喜び、掘った者の名を聞き即座に『宗及水』と名付けました。

その後、京都大徳寺の江月和尚(宗及の子)が立ち寄った際に『飯銅水』と改められましたが、後世に石畳の井戸場が造られ太閤秀吉にちなんで『太閤水』と呼ぶようになったそうです。

 

今日は非常に暑く、33度ぐらいあるのでしょうか、それでも日陰に入れば涼しい風が吹いてきます。

そろそろ12時近くなってきましたのでどこかでお握りを食べようかと思いますが、昼食をとる場所が見当たりません。もう少し歩いてみます。

次のカンセは、夫婦子守大明神です。

  

ここから下りになります。

 

ホームセンターの横の公園の所を曲がるとJR新宮中央駅が見えてきました。駅の中に観光案内所があるのでそこに立ち寄りスタンプを押します。

  

駅の階段を下り、西口へ。正面に新宮町役場、そしてその先に新宮高校があります。

 

本来のコースでは、新宮高校の先から松林に入るようになっていますが、松林の中は、立ち入り禁止になっています。この松林はビューポイントなんですが・・・・

仕方なくそこからゴールの西鉄新宮駅に向かいます。

13:53 西鉄新宮駅にゴールしました。

  

所要時間3時間55分。距離数10,4kmでした。

昨年このコースが設定されましたが、松林の中が歩けないし、あまり見どころの少ないコースでした。

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ローリングウェストさま (よっくん)
2020-06-18 12:17:30
中仙道いいですね。私は飯田に行く途中、下諏訪宿を少し歩いただけです。いつか、行ってみたいですね。
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Unknown (ローリングウエスト)
2020-06-17 22:28:54
信州・木曽路「中仙道」の宿場町風景(塩尻~奈良井宿など)を公開していますのでまた覗いてみて下さい。

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ローリングウェストさん (よっくん)
2020-06-16 10:59:34
コメント有難うございます。
コロナで全国のウォーキング大会が中止になり、今は、九州オルレのコースを歩いています。
そうですか、秋に福岡旅行ですか。
大宰府はいつも外国の方で多かったのですが、今はひっそりとしています。あと博多の古い神社仏閣巡りもいいかもしれません。
英彦山は、若いころ一度だけ登ったことがありますが、我が家からはちょっと遠いのでそれ以降登っていません。

つい先日までマスクをつけてウォーキングをしていましたが、最近は人が少ないときは外しています。早くコロナも収束してくれるといいのですが・・・今年いっぱい、いや来年まで無理でしょうね。
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Unknown (ローリングウエスト)
2020-06-15 22:35:12
今年秋に福岡に住む大学山仲間の旧友を訪ね英彦山登山や大宰府・博多・下関を4泊5日で周遊旅をする予定です。まだまだ小生の知らない福岡の穴場がありますね。全国的に梅雨入りとなり、今日は一転してギラギラ快晴の34度猛暑、これから雨と蒸し暑い憂鬱な季節が続き暑い夏を迎えるのに布マスクなんて着けていられません~!暑さに慣れていない6月ですがこれから熱中症には十分お気を付けください。
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