西国街道歩きの夜、私の街道歩きの師匠「ランドセル」さんに大阪難波を案内していただきました。
丁度連休中でしたので難波の町は、人が一杯です。
先ずは、「法善寺横丁」 包丁一本さらしに巻いて 旅へ出るのも 板場の修業 待っててこいさん 悲しいだろが あ~若い二人の思い出にじむ 法善寺 月も未練な十三夜
この歌は、私が小学生のころ流行りました。この歌のせりふの所に「水かけ不動」があります。私達も街道歩きが無事に進みますようと願掛けしました。
水かけ不動の横には、「夫婦善哉」の碑があります。今を遡ること、百十年以上前。法善寺境内に、ちょっと変わった善哉屋が開店します。文楽の太夫、竹本琴太夫こと「木文字(きもんじ)重兵衛」という人が
はじめた「お福」という名のお店です。何が変わっていたかというと、一人前なのに二杯のお椀に分けて善哉が出てきたからです。「へぇー、こら変わっとる。なんで二つや」。
聞かれると、実際にお店を切り盛りしていた重兵衛の妻「こと」と娘「かめ」はニッコリ笑って、「おおきに。めおとでんね」と答えたといいます。実際は、二つのお椀に分けた方がたくさん入っているように
見えると考えたからなのですが、これが大当たり。その後の「夫婦善哉」へと繋がっていったのです。(夫婦善哉の歴史より)
法善寺横丁を歩きます。最初の法善寺横丁の看板は、「桂 春団治」の書、逆の方は、藤山寛美の書ですが、「善」という字の横棒が一つ足りません。
難波の看板は、どれも「巨大」です。看板で何屋さんか、すぐわかります。それを見て回るのも楽しみですね。
私が、学校を卒業して、東京で研修を終えて最初の赴任地が大阪でした。大阪の町が全然わからず、その年の5月、同期と難波に遊びに行きました。
九州から出てきて、初めて見る大阪の町・・・・・・・
そういえば、難波駅の地下に「虹の町」というのがありました。 ・・・・・・・・・・・大阪みなみの虹の町・
という歌があったと思います。
また、大阪を題材にした「歌」もたくさんありますね。宗右衛門町ブルース、たそがれの御堂筋、大阪の女、大阪で生まれた女、雨の御堂筋・・・・・・・もう数え切れません。
今やその「虹の町」も「なんばウオーク」と洒落た名前に代わっているそうです。その晩、10時過ぎに会社の寮に帰ってくると、寮の先輩から「火事に逢わなかったか?」と聞かれました。
「火事って?」
「千日デパートが火事なんや」
「千日デパートなんか行ってません。虹の町に行っていました」
「その上が、千日デパートなんや」
百数十名が亡くなった大惨事でした。もう40年以上経つのですね。
ランドセルさんとは、噺家さんもよく行くというお店に連れて行ってもらいました。なんばの喧騒とは違い、格調高い落ち着いた雰囲気のお店でした。
ランドセルさんとは、6年ぐらい前、下関で初めてお会いし、それからのお付き合いです。美味しい料理を前に、話も弾みました。
夜、10時過ぎというのに、なんばの町は、人通りが絶えません。中には、韓国、中国語が飛び交っています。外国の方にも人気なんでしょうね。
私も学生時代は大阪で過ごしていたので良く遊びに行った所です(随分昔ですけどね
最初行った時は、「テレビと同じだ」と随分感動しました(笑)
東寺でのゴールの後も色々と観光も楽しまれて楽しくブログを拝見しました
又、大阪・京都に遊びに行きたくなってきました
ゴールだけでなく、“弾丸ツアー”並みのハードスケジュール!ピンクや緑、も混ざった京都の紅葉は、やはり品がありますね。たくさんアップしてくださり有難うございます。
「夫婦善哉」から東へちょこっと行った所にある国立文楽劇場入り口には、「くいだおれ太郎」の浄瑠璃人形がひっそりと、ガラスケース内にいてはります。
グリコの一粒300mの看板もLEDに変わったのも時代の変化ですね。かに道楽の大きな看板は動くので楽しみでした。
難波球場があったころ、西鉄ー南海戦を何度も見に行きました。
今井さんは昭和30年代はうなぎの店として有名だったように記憶しています。
そこあたりを巡りました。通天閣・カニの看板・くいだおれ太郎・グリコ・おびんずる様 懐かしさが蘇りました。
元師匠もいまでは弟子、私の師匠がよっくんさんです。
懐かしい写真がたくさんありました。また行ってみたいです。今度は家内を連れてかな。。。
学生時代大阪で過ごされていたのですか?
私は、社会人1年生を大阪で過ごしました。
過ごしたってその年のお盆には、福岡に転勤になりましたけど。大阪弁にも慣れてきたところでしたけど・・・・・・
今度ゆっくり大阪の町を歩きたいですね。
私も藤井寺球場に近鉄~クラウンライターライオンズを見に行ったことがあります。あのころのライオンズは、弱かったです。(この2年後に西武ライオンズになりました)
カニ道楽の動くカニは、店内で誰かが動かしていると聞きましたが、本当でしょうか?
博多の味をお楽しみ下さい。八女茶は、kumasanの出身地のお茶です。
なんばの町を案内していただき有難うございました。
福岡の街も人通りが多いのですが、大阪と比べれば比較になりません。
楽しかったです。
大阪が中間点ですね。
私、大阪だったら新幹線、東京でしたら飛行機と決めています。
大阪は、ユニバーサルがオープンしましたので一年中人が多いですね。
ゆっくり歩いたら面白そうです。