行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩川より黒と白

2013-12-31 20:00:11 | 
今年も大晦日、
2013年もあと数時間となってしまいました。
大晦日といえば紅白ですが、
ここでは黒と白、多摩川の土手より見た黒と白です。


多摩川是政橋上流の堰に
たくさんのカワウがきれいに並んでとまっていました。


時々、アオサギなどと
数羽がとまっていることはありますが、
こんなにたくさんが並んでいるのを見たのは初めてです。
黒の大群です。


堰から突き出たコンクリートにいるカワウたち、
ここからダイビングを繰り返しているものもいます。
そういえば、夏にはここで
中学生の少年たちがダイビングをして遊んでいました。


堰から少し離れた場所に、
ダイサギでしょうか、
白鷺が群れでくつろいでいます。


その前を黒い鳥が3羽並んで泳いでいきます。
カワウではありません。
オオバンのようです。


そのオオバン、府中側に群れを成していました。
体色が黒からグレー、嘴と額が白というモノトーン、
シンプルな色のクイナ科の水鳥です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タヒバリとイカルチドリ

2013-12-30 20:00:42 | Weblog
12月22日、多摩川にて、


河原まで下りてみると、
水辺に小鳥たちが来ています。


ハクセキレイに混じり、
同じくセキレイ科のタヒバリがいました。
タヒバリは冬鳥として本州以南に普通に渡来する小鳥、
河原だけではなく、農耕地や海岸など開けた土地に生活します。


12/20日掲載のビンズイの中で、
ビンズイによく似ていると書いたのがこのタヒバリです。


12/20にも載せたビンズイの写真です。
その時も書きましたが、ビンズイとタヒバリの見分け方、
両方の写真があるので再度記載します。
背中がタヒバリは茶色ですが、
ビンズイは多少緑色がかかっており、
またビンズイは目の後ろに白斑が見られますが、
タヒバリにはありません。


同じく、河原にいたチドリ、
コチドリかと思いましたがコチドリは夏の時期に渡る鳥です。
こんな時期にいるのは変です。


調べた結果、イカルチドリのようです。
コチドリによく似ていますが若干大きく、
コチドリほど眼の周りの金色のアイドリングがはっきりしていません。
イカルチドリは日本で繁殖し、
多摩川の河原では一年中見られるようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホオジロ

2013-12-29 20:00:56 | 
秋から冬、里で見られるホオジロ科の小鳥3種、
ホオジロ、アオジ、カシラダカになります。
アオジ、カシラダカは今年は早々に撮れたのですが、
なかなかお目にかかれなかった本家ホオジロがやっと撮れました。


歩いていると、水辺から飛び出し、
高方の金属柵にとまったホオジロです。


嘴の端から目を通り過ぎる斑(過眼線)が黒色、
雄の個体です。


同時にいたもう一羽、
過眼線が茶色です。
雌の個体です。
上の雄より小さく、やさしい顔をしているように思います。


ホオジロの写真3枚しかありません。
さびしいので、
同じく、金属柵にとまっているというこじつけで
同日撮ったシジュウカラです。
どこにでもたくさん見られるので軽視してしまいますが、
後から見るととてもきれいな羽色をしているのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野に下りだしたツグミ

2013-12-28 20:00:25 | 
里山の平地、河川敷などに
ツグミの姿が複数見られるようになりました。


里の柿の木にツグミが4,5羽、
わずかに残る柿の実を突いていました(12/22)。


秋、北の国から日本に渡ってくるツグミですが、
秋のうちは山で群れて生活し、
山に餌がなくなると里に下り、
木の実などを食べるようです。


公園の水場にもツグミの姿がありました。
上を向くようにして、
胸を突き出すツグミ独特のポーズを見せています。




そっと後から近づいて見ました。
最初のうちは人馴れしていなく、
すぐ逃げ去ってしまうツグミですが、
気が付かないようでじっと空を見つめていました。


多摩川の河原の草原にポツンと生えた木の枝に
小鳥らしきものがとまっていました。
ツグミのようです。2羽います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道のオブジェ

2013-12-27 20:00:25 | 風景
12月、 稲城のニュウタウン地区を
散歩中に見つけた道端のオブジェ、
つくりものの鳥、動物ですが、心を和ませてくれます。


クリスマスも過ぎてしまいましたが、
誰のいたずらか狸がサンタの帽子を被っていました。
これはつくりものですが、
このあたり本物の狸も出現します。
(長峰)


鷹?、いえ鷺です。
ゴイサギのようです。
小さいのはスズメでしょうか。
(中央公園)


なぜこんなところにニワトリと不思議ですが、
雌雄のニワトリと思われます。
(中央公園)


学校前の大クスノキの下、
男の子と女の子がもう25年仲良く座っています。
(向陽台)


男の子と女の子が見下ろすあたりに
こんな目玉が彫られた石が置かれています。
子供たちが撫でていくと見え、頭がピカピカです。
(向陽台)


三沢川沿いの遊歩道のところどころに
こんな鋳造のスズメが車の進入禁止を伝えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカゲラ

2013-12-26 20:00:55 | 
腹部や頭部が美しい紅色、
キツツキの仲間アカゲラが撮れました(12/17)。
初めて見る、初めてのアカゲラです。


稲城大橋付近の多摩川の河原の
ニセアカシア雑木林でアカゲラを見たと、
散歩でよく出会うバードウォチングを趣味にしているご婦人から聞きました。
そこで、多摩川ウォチングのついでに、足を延ばして見ました。
アカゲラは山地の林にいるもの、
こんな身近の平地にはと思っていましたので、
鳴き声の先に姿を見たときは、感激です。
調べてみると、
冬には多摩地方の平地の林にもよく現れるようです。


コゲラやアオゲラに比べると
最もキツツキらしい姿のアカゲラです。
紅、白、黒と体色もとてもきれいです。
この個体は後頭部に紅色があるので雄のようです。


盛んに木を突いています。
真ん丸目玉の顔もユーモラスなアカゲラですが、
木を突くときは目を閉じてしまうようです。
そして後頭部の毛が逆立ちます。


この日の天気は下り坂、
前日までは青空でしたが、空は薄曇りです。
高い木の枝にとまっているアカゲラ、
白い曇り空がどうしてもバックになります。
その白い空に露出が引っ張られアカゲラの体色が映りません。
現像ソフト(view-NX2)でD-ライティングHSをいじると、
紅色や黒や白が現れてきました。


D-ライティングHSはダイナミックレンジの拡大機能、
こんな時はとても便利です。
しかし、画質は確実に悪くなるようです。
生撮りではなく、j-pegでしか撮っていませんので
なおさら画質は悪くなってしまいました。


もう一度、青空の条件の良い日にきれいに撮れればと思い、
晴天の22日に再びニセアカシヤ林に出かけて見ましたが、
いるのはヒヨドリと何匹もの野良猫だけでした。
それと人の姿を見るとすぐ隠れてしまいましたが、
猫に混じり子狸の姿を見ました。
17日、初めて行って1時間弱の時間でアカゲラを
見られたのはとてもラッキーであったようです。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百舌鳥(モズ)

2013-12-25 20:00:57 | 
10月に高鳴きするのを遠くに見てから
なかなか出会う機会のなかったモズですが、
12月になり、何羽か撮れました。


民家の金柵に雌のモズがとまりました。


少し飛び、また金柵にとまりました。
振り返り、背景の残菊を眺めているような雌モズですが、
猛禽類のような鉤状の嘴と鋭い爪の持ち主なのです。




そして、庭の植木の中から顔を出した雌モズ、
こうして見ると雌らしいやさしい顔立ちです。
背景の青色は屋根の青瓦です。


遠くの笹薮にとまった小鳥、
望遠レンズで覗いてみたらモズの雌です。
可愛らしいポーズをとっています。


庭木にとまったモズ、これも雌です。
雄は嘴から眼を通り後頭部へ続く斑紋(過眼線)が黒ですが、
雌は過眼線が淡く茶色、
これが雌雄の見分け方になります。


なかなか会えなかった雄ですが、
歩いていると目の前にとまってくれた大きなモズ、
逆光条件で、体色の映りがもう一つですが、
過眼線が黒色、雄モズです。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雌雄のジョウビタキ

2013-12-24 20:00:16 | 

今年は11月の最初に家近くで
ジョウビタキのメスを見ました。
その後、そのジョウビタキ、
毎日のように隣家の屋根のアンテナにとまり鳴き声を上げ、
近くを飛びまわっていましたが、
ここ、一週間ほど姿が見えなくなりました。
餌が少なくなり、縄張りを変えたのかもしれません。
写真はその個体ではありませんが、
極近くにとまってくれたジョゥビタキ♀(12/2)。


ジョウビタキは中国の北東部などで繁殖し、
日本には冬近くに渡ってくる小鳥です。
日本では雌雄とも単独で行動し、縄張りを作ります。
たまに、雄同士、雌同士あるいは雌雄で絡みあっているところを見ますが、
それは縄張り争いをしているときです。


このジョウビタキ、木の実なども食べますが、
基本的には昆虫などの動物を餌としているようです。
ジョウビタキ♂が水田の畔に急降下し、
何かを銜えて、石垣の上にとまりました。
芋虫を捕えたようです(12/16)。

このジョウビタキ、
ジョウビタキは特に頭部の体色が大きく異なり、
雌雄が違う種の小鳥に思えます。
雄は顔面がまっ黒で、頭は銀髪が生えたように真っ白です。
顔が黒いため、いつも雄は目がわからないのですが、
雌と同じく円らな大きな目を持つようです。


こちらは上と違う雄の個体、
畑の中から飛び出して、後ろ向きにとまりました(12/11)。
ジョウビタキは比較的近くまで寄ることを許してくれるのですが、
雌に比べると雄のほうが警戒心が強いようです。



この個体、上の餌を銜えている雄と同じ時期の雄ですが、
まだ頭は茶色が多く、
銀髪にはなってなく、白髪混じりのごま塩頭です。
これから本格的な冬になるに連れて、
だんだんと白さが増していくものと思われます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョウゲンボウ

2013-12-23 20:00:48 | 

散歩ルートの一つ、
上谷戸親水公園にはハヤブサの仲間、
タカ科のチョウゲンボウが巣を作り、
その姿が近くに見られます。


公園をまたぐように架けられている上谷戸大橋の橋げたに
チョウゲンボウの巣が複数あります。
そこからチョウゲンボウが顔を見せていました(12/5)。


そのチョウゲンボウの撮影を目的に
毎日のようにここに来ている人がいます。
その人たちに話を聞くと、
すぐ近くを飛翔している姿や
食餌をする姿が撮れたときがたまらない快感のようです。


私もできたらそういう姿を撮りたいと思うのですが、
そのような機会になかなかめぐりあえません。
また、めぐりあえたとしても
一瞬のチャンス、うまく撮るのは難しいようです。
今回も巣から飛び出しましたが、
飛翔している姿はレンズに収まらず、
電柱にとまっている姿になります。
しかし、青空の下、チョウゲンボウの凛々しい顔立ちが撮れました。




この日は二羽のチョウゲンボウの姿がありましたが
いずれも雄のようです。
その二羽が屋根と電柱に同時にとまりました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キセキレイ

2013-12-22 20:00:31 | 

ビンズイ、ハクセキレイに続いて、
同じセキレイ科であるキセキレイです。


上谷戸親水公園の水路、
楓落葉の中を飛んだり歩いたりしていました。


ハクセキレイと違って、
近づきすぎると、鳴き声をあげ飛んで逃げて行きます。


また、じっとしていることがなく、
尾を上下に振りながらせわしく動き回っています。


ほぼ垂直なコンクリートの壁に
こんなとまり方もします。
足に吸盤でもついているようです。


ハクセキレイと違って街中に見ることはありませんが、
水路もない公園などでも姿を見ることがあります。
写真、稲城中央公園にて。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする