行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キバラヘリカメムシ成虫と幼虫

2014-11-30 20:00:03 | 昆虫
ツルマサキの果実、葉に見つけた
キバラヘリカメムシとその幼虫です。
両者ともきれいな虫です。


公園の道端に実をつけていたツルマサキ、
ニシキギ科ニシキギ属の常緑つる性木本です。
そのツルマサキにキバラヘリカメムシを数匹見つけました。
このカメムシ、ニシキギ科植物の果実に集まります。


背面が暗褐色、腹部が黄色、
腹部側面に黄色と黒色の縞模様が配され、
その彩がどこか洒落ています。
この腹部の黄色が名の由来でもあります。


果実にもいました。
この果実がキバラヘリカメムシの食糧なのです。
食べ物のせいかかどうかはわかりませんが
このカメムシ、手に包み、匂いを嗅いで見ると
悪臭ではなく、青リンゴの良い香りがします。


成虫と幼虫が一緒にかたまっています。
手前の2匹、背中が黄色なのが幼虫、
成虫が幼虫の上に乗ろうとしているようです。


幼虫も果実にきていました。
左側の果実の傷、こいつの仕業でしょうか。
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久しぶりにカワセミ撮り

2014-11-29 20:00:24 | 
望遠レンズを抱え、
久しぶりに上谷戸のカワセミのフィールドに行って見ました(11/18)。
狭いフィールドを飛ぶカワセミ、
たくさんの姿が撮れました。

>
美しい翅色のオスが川縁の石の上にいます。
そっと近づいてみまず。


腹部のオレンジ色も濃く、
翅色の青もきれい、
眼も大きく、ハンサムなオスです。


日蔭の少し暗いところにとまったカワセミ、
背中の蛍光色のような明るい青色がより美しく見えます。
とまっている石にはカワセミの糞の痕跡が見られます。
よくとまる場所のようです。


石の下は小さな流れ、
獲物がくるのをじっと待っています。
邪魔しないように、
近づきすぎないようにそっと近づきます。


ここには小さなハヤやドショウ
そしてザリガニが少しいるのですが
休日には近くのニュータウンの子供たちが
網や竿を持ってよく獲りに来ています。


短く、狭い流れ、源流はニュウタウンに降った雨水です。
魚の資源が少なく、
カワセミの餌があるのどうか心配になります。
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11月の花

2014-11-28 20:00:38 | 花,植物
花の少ない11月、
そんな11月の中下旬に見つけた
菊以外の花たちを集めて見ました。


白いボケ(木瓜)の花です。
背景の陰に白が浮き上がって見えます。


薄紅色のボケも咲いていました。
寒木瓜というのもありますが、
ボケは基本的には3月から4月の花、
このボケたちもそのころにも咲きますが
11月の今頃にも毎年花をつけています。


フヨウの花はとっくに終わり、
今や葉も落ち、枯芙蓉と化していますが
このスイフヨウ(酔芙蓉)は11月になっても
次々と花を咲かせているようです。
葉もまだ青々としています。


アオイ科フヨウ属、フヨウの園芸品種、
朝は白く、昼から夕方に向け
だんだんと紅くなっていくので、
酔ったようであるというところから酔芙蓉の粋な名がつけられています。
写真は午後2時ごろ、うっすらと紅くなっていますが
まだ酔いはまわっていないようです。


垣根に使われているヒイラギに
たくさんの花がついていました。
11月に咲く貴重な花の一つです。


その小さなヒイラギの花をアップにしてみました。
長い雄蕊、そして花芯の緑色が素敵です。


ウコギ科ヤツデ、
これも晩秋から初冬の貴重な花、
山の木陰にひっそりと咲いていました。
葉の形も特徴的ですが、
花も小さな花の集まった球形の花序を円錐状にたくさんつけます。
球形花序は同じウコギ科のウドによく似ています。


これも11月に咲く貴重な花、
キク科ツワブキです。
日蔭の薄暗い場所に黄色の花がよく目立ちます。


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ノササゲの鞘はじければ青ピアス

2014-11-27 20:00:42 | 花,植物
10月の後半、
藪草の中に見つけたノササゲとトキリマメの果実、
ノササゲは紫色、トキリマメは紅色の美しい豆鞘でした(掲載)。
その鞘がはじけるときがさらに美しいと聞き、
11月15日、そろそろその時期かなと思い藪をのぞいて見ました。


刈り採られていないか心配でしたが、
紫色の豆鞘、まだ残っていました
鞘も少しはじけ、期待していた青い実が顔を出しています。
うわさにたがわず美しい姿です。


自然がつくったきれいな青色です。
光沢もあり、ピアスになりそうです。


18日、再びその場所を覗いてみると、
鞘はすっかりはじけ、反り返り、白い裏を見せています。
青い豆もいくつかは落ち、光沢が少しなくなっているように見えます。


15日は気が付きませんでしたが
近くに、さらにたくさんの青い実を見つけました。
これももう落下寸前のようです。
鞘がはじけて美しい姿が見られるのは
たった4,5日の間のようです。
運よく、見られてラッキーです。


別の場所に見つけたトキリマメ、
紅い豆鞘の中から現れたのは大きな黒い豆です。
光沢があり、輝いています。


これも黒いビアスになりそうです。
こちらの場所は写真を撮ったあとすぐに
草刈りが入ったようで18日には姿がすっかり消えていました。


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散歩道、紅葉景色

2014-11-26 20:00:54 | 動物
薄曇りの11月24日、
稲城中央公園の林間を散歩、
木々が美しく紅葉(黄葉)していました。
紅葉は曇りの方がきれいに映るようです。


薄紅色、黄色そして紅色が色模様をつくっていました。、
どの色もイロハモミジです。


コナラなど雑木林の木々黄色に色づき、
美しい姿を見せています。


散歩道には落ち葉がつもりはじめています。
葉を落とした木々からは幹の曲線が姿を現してきました。


竹林の前に、
イヌシデやサクラも紅く葉を染めています。


最後に生垣のドウダンツツジ、
真っ赤な紅葉です。
他の木とは赤さの程度が違います。
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上臈の女郎となりしジョロウグモ

2014-11-25 20:00:52 | 昆虫
10月から11月の散歩、
赤、黄色、黒と鮮やかに彩られた女郎蜘蛛(ジョロウグモ)が
あちらこちらに目につきます。
そんなジョロウグモの姿を撮ってみました。


春に孵化し、7回から8回ほど脱皮を繰り返して
10月ごろにやっと成熟するジョロウグモなのです。


そのころになるとメスは赤、黄色、黒と
美しく彩られ、よく目立ちます。
昆虫の世界では多くはオスが美しいのですが
ジョロウグモはメスがきれいなのです。
ジョロウグモはもともとは身分の高い女官である
上臈(ジョウロウ)になぞらえ
上臈蜘蛛と雅の名だったそうです。


青空に巣を張ったジョロウグモのメス、
11月になると腹部が大きく膨れてきます。
卵を抱えているのです。


巣の修復をしているジョロウグモ、
下腹部のこんな場所から糸を出しています。


写真で上の方にいる小さな蜘蛛が
ジョロウグモのオスです。
美しさもありませんが、
大きさもメスの半分もありません。


一つの巣の一匹のメスにオスは複数いることが多いそうですが
一番大きな、一番強いオスがメスの近くにいて、
交尾のチャンスを待つそうです。
交尾を終えても、オスは側にいて他のオスからメスを守るとのこと、
写真、メスの腹部が膨れていますので、
直ぐ側にいるオスがメスを守っているものと思われます。


11月22日のジョロウグモ、
11月も中旬過ぎるとメスの腹部が再びすっきりします。
産卵を終えたようです。
産卵を終えても生き、12月の初旬まで命をつなぐようです。


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オオズメバチ、カマキリを襲う

2014-11-24 20:00:45 | 昆虫
11月初めのある日、
公園の道を散歩していると
どさっと樹の上から落ち葉の中になにかが落ちてきました。


音のした場所に眼をやると、
大きなスズメバチがカマキリらしきものを組み敷き、
鋭い顎で噛みついています。


樹の上でオオスズメバチがカマキリを襲い
絡みあいながら地上に落ちてきたようです。


カマキリは喉を噛み千切られ、
すでに絶命しているようです。
オオスズメバチが噛み千切った組織を
手で持って食べているように見えます。


ほぼ食べ切りました。


そのオオスズメバチです。
スズメバチの中でも最大、
世界最大級の大きさで、最大級に強く獰猛な蜂です。
蝶などいろいろな虫を襲い餌にするカマキリですが
オオスズメバチにはあえなく餌にされてしまうようです。
上には上がいます。
そのオオスズメバチも11月下旬には姿を消します。


11月中旬、草刈りが終えた草原に
オオカマキリの卵鞘がポツンと残されていました。
草刈りをした人のファインプレイです。
この卵鞘、空気をたくさん含ませて造られ、断熱効果抜群、
この中の卵は暖かく冬を過ごせます。
卵を産み、卵鞘を造ったカマキリは間もなく命を終えます。


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セイタカアワダチソウもよく見れば美しい

2014-11-23 20:00:14 | 花,植物
何年か前までは秋になると野原全体が真っ黄色に染まるほど
河原や野を席巻していたセイタカアワダチソウ、
今はそのころに比べると草丈も低く、
数もずいぶん少なくなり、
日本在来の草たちと共生して秋野を彩っています。


群生して咲くその黄色はよく目立ち、
帰化植物でどこにでもあるということを忘れ、
客観的に評価すればきれいな花です。
花粉症の原因といわれ忌み嫌われたこともありますが
虫媒花であり、それも濡れ衣です。


虫媒花であるセイタカアワダチソウ、
虫たちの秋の重要な蜜源であり、
蝶など多くの虫が集まってきます。
ツマグロヒョウモン♂が盛んに吸蜜をしていました。


そのセイタカアワダチソウの花を覗いて見ると
小さな虫がたくさん来ています。
その虫をマクロレンズで接写してみました。
虫は花に来る小さなハエ、ツマグロキンバエです。


そのツマグロキンバエ、
口吻が象の鼻を思わせるように長く、
その長い口吻で吸蜜します。
そして複眼は美しい縞模様をしています。
この顔、どこかスター・ウォーズのダーズベイダーを思わせます。


これは蜜蜂でしょうか、
色からは日本蜜蜂のようにも思えます。


オレンジ色と黒の模様が美しいこの虫、
後て知ったことですがヒメジュウジナガカメムシです。
マクロレンズの持ち合わせがなく、大きく撮れなかったのが残念です。
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散歩道の紅葉

2014-11-22 20:00:58 | 花,植物
11月20日、近くを散歩してみると
楓が紅葉となりはじめていました。


公園の楓、
紅く染まりはじめていました。
背景の広葉樹はまだ緑です。


よく見ると黄緑色、黄色、オレンジ色と
いろいろの葉があります、
紅色もありますが、もう枯れているようです。


散歩道の横に
オレンジ色でもな真っ赤でもない微妙な色ですが
全体がきれいに紅葉している樹がありました。


帰り道の歩道橋から
街路樹の紅葉葉楓(モミジバフウ)も色づきはじめています。


モミジバフウも緑、黄緑、黄色、オレンジ色と
いろんな色が混在しています。
その奥にはアカシデでしょうか、
きれいに紅葉していました。

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田舎道色いろいろに小菊咲く

2014-11-21 20:00:04 | 動物
11月になり、路傍や畑畦に
色とりどりの花を咲かせている小菊、
名はわかりませんが数多くの品種があり、
どれも美しい花に思わずレンズを向けてしまいます。
そんな小菊の花を並べて見ました。






















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