行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

サクラとメジロ

2016-02-29 20:00:41 | 
カワヅサクラの花を啄むメジロの
いい場面が撮れました。


背景が深緑色にぬけて、
枝もそううるさくない場所に
メジロがやっと来てくれました。


まだ咲きたての花、
その花芯を啄んでいます。
シャターチャンスです。


陰もできず、美しいメジロ色、
可愛らしいメジロです。


この日はときおり薄日のさす曇り日、
空を背景にしたメジロはもう一つです。


珍しく地上に下りたメジロ。
新緑の木に見えますが
芽吹き出した草とその上に落ちた剪定された木の枝、


最後はサクラつながりでサクラとヒヨドリ、
足を羽にしまってジャンプ、
嘴の先は小さな花芯をしっかりとらえています。
大した距離感です。
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2月下旬、散歩道にも花

2016-02-28 20:00:26 | 花,植物
今年はやはり全体的には暖冬、
寒い2月の中下旬でしたが
散歩道に初春の花が早くも咲いていました。


ジンチョウゲ科ミツマタ、
枝先の頭状花序に筒状の小さな花が30~50個つきます。
黄色の花弁に見えるのは花弁ではなく、
萼なのだそうです。


ジンチョウゲ科ジンチョウゲ、
早くもよい香りが立ちこめていました。


キョウチクトウ科ツルニチニチソウ、
岩陰に隠れるようにして、
一つだけ咲いていました。


メギ科ヒイラギナンテン、
公園の道に並んで植えられたヒイラギナンテン、
どれも黄色の蕾が開き始めていました。


山道になぜか1樹のヒイラギナンテンが。
多分、鳥が運んだ実生です。


ツツジ科アセビ、
公園の植栽ですが
紅色の花を鮮やかに咲かせていました。


これもアセビ、
山道に見つけました。

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サンシュユの花

2016-02-27 20:00:28 | 花,植物
散歩の足を伸ばした稲城上谷戸親水公園、
目的の小鳥は撮れませんでしたが
サンシュユが枝いっぱいに黄色の花をつけていました(2/23)。


ミズキ科ミズキ属サンシュユ、
春黄金花(ハルコガネバナ)の別名のように
春早く、葉のまだ出ていない枝に、
黄色の小さな花をいっぱいに咲かせます。


漢字で書くと山茱萸、
江戸時代に中国から渡来しており、
サンシュユの名は中国名がそのまま定着したもの。
秋に茱萸(グミ)に似た果実をつけます。


短枝の先の蕾は開いて散形花序となり、
この1つの花序には、
小さな黄色の花が20~30個つまっています。


写真、まだ花弁が十分開いていませんが
一つの花の花弁は4枚、雄しべも4つ、
拡大してみるときれいな花です。


そのサンシュユの木を囲むように梅の木が数本、
どれもほぼ満開です。


普通の白梅、
ただ撮るだけではつまらないので、
レンズの前に花びらをかませて
前ボケの練習をして見ました。






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芽吹き(ウグイスカグラ、ネコヤナギ、ニワトコ)

2016-02-26 20:00:28 | 花,植物
2月22日の散歩道、
春を告げるウグイスの初鳴きを聞きました。
ホーホケキョと初鳴きにしては美声、よい鳴き声でした。
そして、木々にも春の訪れ、
ウグイスカグラ、ネコヤナギ、ニワトコの花芽が
美しく芽吹いていました。


スイカズラ科ウグイスカグラ、
山道に小さな薄紅色の花を見つけました。
早春、ウグイスが囀り、舞う(神楽)頃に
花が咲くのが名の由来といわれています。
スイカズラ科ですがウグイスカズラではありません。


山道に生えた実生のウグイスカグラにもたくさんの花芽が。
今にも開きそうです。


ヤナギ科ネコヤナギ。
殻裂け、中から白色の花穂が現れていました。
ネコヤナギは雌雄異株、
基部に紅色がありますので雄花と思われます。
これから花が咲き、黄色の花粉を出します。


花穂の横の小さな芽は葉芽、
花に遅れて芽吹きます。


レンプクソウ科ニワトコ、
その丸い芽が芽吹き幼葉が現れ、
中に花らしきものが見えます。
これは花と葉の両方が入っている混芽のようです。


側芽、これも混芽のようです。
ニワトコは
山野の日当たりのよい場所に生える落葉低木、
新芽は山菜として食べられるようです。
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冬芽7、裸芽の木々

2016-02-25 20:00:44 | 花,植物
散歩の途中、
撮りためた木々の冬芽、
7回目は裸芽です。
冬芽は寒い冬を越すため、
普通は芽鱗(がりん)と呼ばれるカバーで内部の葉や花を守っています。
その芽鱗を持たずに、幼葉がそのまま露出しているものを裸芽(らが)と呼びます。


シソ科ムラサキシキブ、
まだ昨年の果実が残っていました。


シソ科ヤブムラサキ、
ムラサキシキブによく似ていますが
芽、枝がより毛深い、
この毛、芽を守る役割もしています。


ヤブムラサキ、
葉脈が見え、裸芽であることがわかります。


クルミ科オニグルミ、
よく羊顔といわれる独特の葉痕、
おもしろい冬芽の代表です。


トウダイグサ科アカメガシワ、
パイオニアツリーとしてよく見られる樹木、
毛が密生する裸芽です。


アジサイ科アジサイ、
間もなく葉が展開しそうです。
ガクアジサイもよく似た冬芽、
冬芽だけでは区別が難しいようです。


アジサイ科カシワバアジサイ、
冬芽も葉痕もアジサイとはかなり違うようです。


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冬芽6(マユミ、ニシキギ、ツリバナ、ツルマサキ、ツルウメモドキ)

2016-02-24 20:00:34 | 動物
自宅近くの散歩に写した冬芽、
その6はニシキギ科の5樹を集めて見ました。


マユミの冬芽、
緑にほんのり紅がかかり、きれいです。


茎も芽も紅色ですが、これもマユミです。
10,11月に美しい色を見せていた果実が
殻となってまだ残っています。


ニシキギ科の名主、
ニシキギの冬芽、
かなりのゴツゴツ感があります。


これもニシキギ、
枝につく翼と呼ばれるコルク質の板状物がよく目立ちます。


ツリバナ、
先のとがった冬芽です。


ツルマサキ、
思った以上に紅く美しい冬芽です。


ツルウメモドキ、
冬芽の直ぐ横に果実殻がまだ残っていました。









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ルリビタキの若い雄

2016-02-23 20:00:17 | 
散歩道の稲城中央公園、
1,2回見かけたルリビタキ雄の成鳥(2/8掲載)、
残念ながらその後見ることができません。
その代わりというのも変ですが
若い雄が近くでたくさん被写体になってくれました。


姿の可愛らしいルリビタキ、
その姿を撮れるとやはりうれしくなります。
若い雄は雌とよく


半逆光下、
緑が背景が映え、きれいな絵になりました。


同じような写真になってしまいますが
たくさん写したのでもう一枚。


別の場所にもとまってくれました。


翼などに薄らと青色が浮かびあがって見えます。
来年はしっかり青くなり、
立派な成鳥になっているかもしれません。


雌と若い雄は同じような体色なのですが
若い雄は雌に比べて翼が青みがかり、
体側面や尾羽の色味が若干濃いようです。
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アオジ

2016-02-22 20:00:21 | 
ホオジロ科アオジ
本州中部以北の山地や北海道で繁殖し、
冬には関東以西の積雪の少ない低山や平地の
草地、薮、葦原、林などにすみ、
地上で草の種子を食べ生活します。


そのアオジ、
すぐに藪の中に逃げ込んでしまうのですが
2月も中ごろになると、人馴れもしたのか
ときどき、低木の枝に逃げてくれます。
眼の前にとまってくれました。


正面からも一枚、
頭部が黄褐色、雌の個体です。


2本の枝に隠れたつもりのアオジ♀、
姿は見られますがこの枝があれば
天敵から身を守ることができます。


こんな笹藪、枯れ草薮の中で
「チッチッ」と鳴き声をあげています。
頭部が緑灰色、嘴の基部や目先は黒色、
雄の個体です。


足音を聞いてか地上から樹上に飛び移ったアオジ、
頭部の緑色がはっきりしませんが
嘴の基部が暗色、
これも雄の個体のようです。


これも樹上に飛び移った雄、
ふっくらした体型のアオジですが
こんなにスマートに写ることもあります。
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冬芽5(リョウブ、ライラック、コクサギ、ゴンズイ)

2016-02-21 20:00:04 | 動物
散歩途中に撮りためた冬芽、
その5、特徴のある冬芽を集めて見ました。


リョウブ科リョウブ属リョウブ。
冬の早い時期に芽鱗がはがれ、
光沢のある裸芽が現れます。
果実殻が残っていたのでリョウブと知って写した冬芽です。


これもリョウブ、
閉じた傘のように芽鱗を被っています。
多くは冬の早い時期に脱ぎ捨てられますが、
まだ残っているものがありました。


この大きな冬芽、
モクセイ科ハシドイ属ライラックです。


この芽、
プロレスラーのマスクのように見えます。


花より、果実がきれいなミツバウツギ科ゴンズイ、
これも枝の先端に2つ並ぶ冬芽が特徴的です。


ゴンズイの頂芽と側芽。


ミカン科コクサギ、
これもきれいな芽鱗のある冬芽です。
コクサギ型葉序がよくわかります。
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冬芽4(モミジバフウ、フウ、イロハモミジ、カツラ)

2016-02-20 20:00:29 | 花,植物
カメラを片手の散歩、
最近は望遠ズームはカバンに入れ、
マクロレンズをつけ、
低い枝をみつけては冬芽を撮ることが多くなりました。


フウ科フウ属モミジバフウ。
紅葉葉楓の名のようにカエデ類に似た5裂の葉が互生し、
見事に紅葉します。
白い維管束がよく目立ち、冬芽もきれいです。


これもモミジバフウ、
若い芽鱗、まだ茶色です。
アメリカフウとも呼ばれ、
街路樹としてよく植えられています。


フウ科フウ属フウ。
タイワンフウ(台湾楓)とも呼ばれ、中国原産の高木です。
トウカエデに似た3裂の葉が互生し、
美しく紅葉しますが、
冬芽はモミジバフウとは様子がだいぶ違います


ムクロジ科カエデ属イロハモミジ、
タカオカエデとも呼ばれます。
2つ並んだ小さな紅い芽が対生であることをうかがわせます。


公園のカエデ、
今までイロハモミジと思っていましたが
イロハモミジとは明らかに異なる冬芽です。
オオモミジのようです。


カツラ科カツラ属カツラ。
2つ並んだ頂芽が牛の角のようでユニークです。


カツラの側芽、
イロハモミジにちょっと似ています。
イロハモミジは左右がきちんとそろいますが
こちらは少しずれていますが同じ対生です。


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