10月初旬の丘陵の山道にて、
キバナアキギリの花を大写しにして見ました。
仮雄しべ、雄しべ、雌しべと蕊の位置関係が特徴的でおもしろい花です。
キバナアキギリ(黄花秋桐)。
本州から九州の低い山地の木陰などに自生しています。
シソ科アキギリ属の多年草です。
花冠は2.5~3.5cmの唇形、
その上唇から長く突き出ている糸状の紫色が雌しべ。
柱頭は片方が短く2裂します。
花の基部真ん中に見られる紫色が仮雄しべ、
花粉を出さない雄しべです。
2個あり、それぞれが花粉を出す2個の(本)雄しべとつながっています。
仮雄しべにハナバチなどの昆虫が触れると、
テコの原理で、連動して(本)雄しべが下に動き、
昆虫の背中に花粉を付けます。
背中につけた花粉をつけた虫が別の花の雌しべに触れて受粉となります。
(本)雄しべは上唇の中に隠れていて、見えづらいのですが、
上唇を外して見ると、長い葯を持った2個の雄しべが雌しべの上に現れます。
キバナアキギリの近くにやはり黄色の花を見つけました。
つる性の多年草、マメ科ノササゲです。
ノササゲの果実鞘は秋遅くに美しい紫色に熟し、
中からこれもきれいな青色の種実ができます。
キバナアキギリの花を大写しにして見ました。
仮雄しべ、雄しべ、雌しべと蕊の位置関係が特徴的でおもしろい花です。
キバナアキギリ(黄花秋桐)。
本州から九州の低い山地の木陰などに自生しています。
シソ科アキギリ属の多年草です。
花冠は2.5~3.5cmの唇形、
その上唇から長く突き出ている糸状の紫色が雌しべ。
柱頭は片方が短く2裂します。
花の基部真ん中に見られる紫色が仮雄しべ、
花粉を出さない雄しべです。
2個あり、それぞれが花粉を出す2個の(本)雄しべとつながっています。
仮雄しべにハナバチなどの昆虫が触れると、
テコの原理で、連動して(本)雄しべが下に動き、
昆虫の背中に花粉を付けます。
背中につけた花粉をつけた虫が別の花の雌しべに触れて受粉となります。
(本)雄しべは上唇の中に隠れていて、見えづらいのですが、
上唇を外して見ると、長い葯を持った2個の雄しべが雌しべの上に現れます。
キバナアキギリの近くにやはり黄色の花を見つけました。
つる性の多年草、マメ科ノササゲです。
ノササゲの果実鞘は秋遅くに美しい紫色に熟し、
中からこれもきれいな青色の種実ができます。