行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハスとモミジとカワセミ

2025-01-31 20:00:03 | 鳥と植物
11月11日の薬師池公園。
蓮葉と楓紅葉の中にカワセミを写しました。


花がすっかり終わり、
枯葉と枯茎が残った蓮田にカワセミを見つけました。


カメラのすぐ近くにとまってくれました。
きれいな青色、オスの個体のようです。


同じ場所のカワセミ、
枝垂れモミジの葉を前ボケにして写してみました。


場所を変えて、前面から一枚。


薬師池の止まり木には別の個体、
背景を緑にして、紅葉のモミジを前ぼけに入れて見ました。
ただ、重たい望遠ズームを手持ちそして無理な態勢、
カワセミまで少しボケていました。


紅葉を始めたカエデの中にもカワセミがとまりました。
一応はモミカワ(モミジとカワセミのコラボ)です。


しかし、この日は曇りそして時刻は11月の16時、
薄暗くなっていて、カワセミもモミジも色がうまく出ていません。
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街路樹紅葉

2025-01-30 20:00:40 | 風景
11月中旬の散歩道、
街路のモミジフウ、ケヤキ、トチが紅葉をしはじめ、
街はすっかり秋景色です。


歩道橋から尾根幹線道路とモミジバフウを眺めていると、
紅葉の横をサイクリングの一行が通り過ぎて行きました。


モミジバフウ(紅葉葉楓)、
北米原産、フウ科フウ属の落葉高木です。
成長が早く、街路樹や公園樹としてよく使われます。


モミジバフウ、葉がモミジのように5裂から7裂します。
紅葉はモミジより早く、平地でも11月初旬から、
黄色から橙、紅色と変化して行きます。
果実は集合果で径3cmほどの球状で、ぶら下がってつきます。


やはり歩道橋から街路樹のケヤキ、
いつの間にか紅葉、黄葉が始まり、
バス通りが秋景色です。


陸橋から街の広場風景、
紅葉がはじまったケヤキの下に子供たちが集まっていました。


陸橋から街の交差点を。
街路のケヤキが紅葉し、
車や人が行き交う平和な日常風景が見られます。


いち早く紅葉したトチノキとクジラ橋付近の公園風景を。
人の装いもすっかり秋です。


競技場のサクラの紅葉の下にロケバスがとまり、
セットも造られて、ロケが行われていました。
ちょうど拍手と歓声、クランクアップしたようです。
緊張から解き放たれて、みんながにこやかな表情です。
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メギの実、ヤブサンザシの実

2025-01-29 20:00:02 | 花,植物
11月8日の長池公園にて、
ツルグミの花、メギの実、ヤブサンザシの実などを写しました。


花づきよく、グミの花が咲いていました。
常緑で花が11月、ナワシログミかと思いましたがツルグミの名札がありました。
ツルグミは常緑のグミの木、
花期は晩秋、果実は翌年の5月ごろとナワシログミとよく似ています。


ツルグミは関東地方以西の温暖な地域に生育する常緑のツル性低木、
花は晩秋から初冬、花びらはなく、萼が筒状で大きく、
先が4つに裂けて花びらのように見えます。
葉の裏は赤褐色でやや光沢があり、汚白色で光沢のないナワシログミとは異なります。


公園道にきれいな赤い実を見つけました。
サンシュユやグミの実によく似ています。
メギ(目木)の実です。


メギはメギ科メギ属に分類される落葉低木です。
枝の節や葉の付け根に鋭い棘があることから、コトリトマラズの別名があります。
花期は4 ~5月、新葉が出るころに直径約6 mmの淡黄色から緑黄色の花が下向きに付きます。
果実は液果、長さ7~10 mmの楕円形で、10 ~ 11月に鮮やかな赤色に熟します。


ヤブサンザシ(藪山査子)の実は真っ赤に過熟していました。
スグリ科スグリ属の雌雄異株の落葉低木です。
名の由来は赤い果実がバラ科サンザシに似ているところから。
果実は液果で10~11月頃に赤熟します。


ムラサキシキブに紫色の実ができていました。
シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木、日本各地の林などに自生し、
秋に果実が美しく紫色に色づきます。
今年はあまり実がきれいではありません。


場所は違いますが、
ヤブムラサキの実が紫色に色づいていました。
シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木、
萼に毛が密生しているのが特徴です。
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池の倒木に鴨

2025-01-28 20:00:06 | 
11月8日の長池公園にて、
秋の日を浴び、倒木の上でマガモのカップルがくつろいでいました。


秋日和となった11月8日、
池の倒木の上で、早くもカップルとなったマガモがくつろいでいました。


マガモは繁殖羽への換羽が早いようで、
この時期にはほとんどのオスがエクリプス換羽を終了し、
頭部が特徴のある美しいメタリックな緑色となります。
翼鏡は雌雄同じで、彩度のある青色です。


オスが美しく繫殖羽になるとカップルができるようで、
10月末から12月にはつがいを形成するマガモです。
春には雄雌が連れ立って繁殖地へ渡ります。


別の倒木では数匹のアカミミガメが甲羅干しをしていました。
そして、そのすぐ横には渡りをしない、常駐のカモ、カルガモがくつろいでいました。


そのカルガモが羽ばたき、
いそいでレンズを向けました。


こちらは11月5日の多摩川にて。
望遠ズームを持ち出し、鳥撮りはじめ、
川の浅瀬で遊ぶコサギにレンズを向けてみました。


岸辺にいたアオサギを写したのですが、
後ろの石にとまるカワセミも写っていました。
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ラッキョウの花、茶の花

2025-01-27 20:00:00 | 花,植物
11月7日の散歩の草道にて。
ラッキョウ、チャ、ホトトギス、キフネギクの花を写していました。


野道にどういう経緯かわかりませんが、
ラッキョウの花が咲いていました。
鱗茎を甘酢漬けして、カレーライスのつけあわせなどにするあのラッキョウです。
ヒガンバナ科ネギ属の多年草、
花期は11月ごろ、薄紫の可憐な花がつきます。
少し大型になりますが、ノビルの花に似ています。


作物のラッキョウは小さな球根(鱗茎)を晩夏に植え付け、
翌年の夏(6月~ 7月)にたくさんに分球し、大きく育った鱗茎を収穫します。
植えておくだけであまり手間のかからないそうですが、
収穫まで月日のかかるのが難です。
作物として育てるには花芽は摘んでしまったほうがよいようです。


里道のところどころで、
茶に白い花が咲いていました。
チャノキ(茶の木)はツバキ科ツバキ属の常緑樹、
11月ごろ、サザンカ(山茶花)に似た花を咲かせます。


茶畑で栽培される他、
垣根や植え込みなどとしても植えられます。
「おーい、お茶」、加工した茶葉や茎から湯で抽出したものがいわゆるお茶です。


ところどころにホトトギスの花が咲いていました。
ユリ科ホトトギス属の多年草、
花弁に多数の斑がはいるので、この斑点を鳥のホトトギスの胸毛模様に見立てて、
そのままホトトギスと名がつけられています。
開花は10月下旬から11月、
夏の終わりに咲くヤマホトトギスやヤマジノホトトギスに比べると花期が遅くなります。


ホトトギスは日本の特産種で主に太平洋側に自生。
山野の湿り気のある場所に見られる山野草ですが、
園芸用に販売もされています。
葉腋に直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。


菊に似た紅い八重咲の花が咲いていました。
この花がシュウメイギク(秋明菊)の原種あるいはそれに近い品種とのことです。
京都貴船に群生地があったためキブネギク(貴船菊)の名がありました。


キブネギクはシュウメイギクの別名として使われますが、
シュウメイギクに一重の花や様々の色合い花が交配によりつくられた現在、
キブネギクの名はこの紅色の八重花に限定して使いたいものです。
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イシミカワ、サルトリイバラの実

2025-01-26 20:00:37 | 花,植物
11月6日の散歩道、
紅葉したイシミカワに美しい青い果実ができていました。
そして、


石塀の上に蔓を伸ばして、
イシミカワ(石実皮)が青い実をいくつもつけていました。
葉も紅葉していて、艶のある青い実がよりきれいに映ります。


タデ科イヌタデ属のつる性の1年草。
林縁、河川敷、休耕田などの日当たりがよくやや湿り気のある土地に見られます。
つる性の1年草です。


花期は7-10月、薄緑色の花を短穂状に咲かせます。
花後に丸い苞葉に乗るように複数の5mmほどの果実がつきます。
果実は塾するに連れて、黄緑色、赤紫色、青紫色、青色と変化していきます。
その色彩の変化は草の実とは思えない美しさです。


葉の形は三角形で淡い緑色、秋に紅葉もします。
丸い皿状の托葉が茎を囲み、その苞葉に盛られるように赤紫色や青色の実が乗ります。
この青色の実、実際は厚みを増し、多肉化した萼だそうです。
この多肉化した萼に包まれた中に、黒色の固い痩果があります。


藪の中にサルトリイバラが紅い実をたくさんつけていました。
サルトリイバラ(猿捕茨)はサルトリイバラ科シオデ属の落葉つる性の半低木、
山野や丘陵の林縁に自生する雌雄異株の植物です。
刈られてしまうことが多いのか、こんな実付きのよいのは久しぶりに見ました。


花期は初夏、新葉とともに葉腋より花茎を出して、
散形花序に淡黄緑色の多数の小花が集まって咲きます。
雌株には果実ができ、秋に熟して赤色になります。
果実(液果)は直径7-10mmほどの球形で、散形花序状につきます。


マメ科トキリマメ(吐切豆)の豆果が紅くなっていました。
花期は7 - 9月、黄色い蝶型の花を複数、密集して咲かせます。
果実は晩秋に明るい赤色となり、
熟すと開裂し、黒く光沢のある種子が2個現れます。
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10月末日のトンボなど

2025-01-25 20:00:43 | 昆虫
10月末の散歩道に撮ったトンボなど昆虫を集めてみました。


コノシメトンボのオスがいました。
成熟すると、頭部まで真っ赤になります。
その色あいはナツアカネのオスに似ますが、翅先端に濃い褐色斑があり区別できます。


8月から赤くなっていたリスアカネのオスが
さらに赤色を濃くして、まだ頑張っていました。
このアカトンボも翅先端に褐色斑があります。


翅先端に褐色斑があるアカトンボのメスも写しました。
胸の黒条斑がよく見えないので、
コノシメかリスか判定に迷います。
多分、コノシメトンボです。


秋の青空にアキアカネのオス。
この秋はアキアカネを含めアカトンボの数が少なかったようです。
今年は秋が暑かったので特別としても、毎年少なくなっていくようにも


あと2日で11月、
アカトンボ以外のトンボの姿はほとんど見られなくなりましたが、
オオアオイトトンボはまだいました。
珍しく草の中ではなく、道横の石にとまっていました。


山の草道に体色の違う雌雄オンブバッタがいました。、
おんぶをしている草色の大きいほうがメスで、茶褐色の小さいのがオスです。
それにしても雌雄で大きさがずいぶん違います。


クズの葉を集団で大胆に食い荒らしているハムシを見つけました。
クズクビボソハムシとのこと、
図鑑にも載っていない初めて写すハムシです。


クズクビボソハムシは中国原産の外来種、
2016年に東京都目黒区で初めて確認され、
急激に 分布を広げているクズの葉だけを食べるハムシです。
成虫は葉の表から穴をあけて食べ、
幼虫は葉裏から、 集団でクズの葉を食べつくします。
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コスモスとアザミ

2025-01-24 20:00:21 | 花,植物
10月30日の薬師池公園西園にて


薬師池公園西園に入ってみると、
おそまきながらコスモスがきれいに咲いていました(10/30)。
コスモスはキク科コスモス属の一年草、
アキザクラとかオオハルシャギクの別名があります。


夏から秋、10月中頃まで暑かった2024年、
毎年美しい昭和記念公園のコスモスも、今年は今一つだったようです。
思えばコスモスを写すのもこの秋初になります。


交換するのが面倒だったので
レンズは主に鳥撮りに使っている150-600mmの望遠ズーム。
長く重たいのが難ですが、手振れ補正もかなり効くので、
200-300mmにすれば花もきれいに写ります。


蝶か蜂がいないかとを探してみると、
イチモンジセセリがいました。


黄色のコスモスも咲いていました。
夏から咲いているキバナコスモスとは同属ですが、
花や葉の形も異なり別の種になります。


多分、「イエローガーデン」と呼ばれる黄花品種です。
薬師池公園と同じ町田市の玉川大学農学部が
世界で初めて開発した黄色のコスモスです。


コスモス畑から少し歩いた山道に
大株の秋のアザミが咲いていました。
総苞片が大きく反り返っているので、タイアザミ(トネアザミ)と思われます。


タイアザミの近くにヤマハッカがまだ咲いていました。
シソ科ヤマハッカ属、
9-10月、枝先に細長い花穂をだし、青紫色の小さな唇形花をまばらにつけます。

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10月末の散歩道にて

2025-01-23 20:00:19 | 花と虫
10月26日の散歩道にてむ、
ニシキギとハナミズキの実や葉が紅くなり、
フユヅタやヤツデと晩秋の花が咲き始め、
そしてノコンギクやカントウヨメナなどの野菊が咲いていました。


ニシキギの葉が紅くなり、
果実も紅くなり膨らんでいました。
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木、
紅葉が見事で世界三大紅葉の一つ。


ハナミズキも紅葉、赤い果実がたくさんできていました。
ミズキ科ミズキ属の落葉小高木、
アメリカヤマボウシの別名があります。


キヅタ(木蔦)に花が咲いていました。
ウコギ科キヅタ属の常緑つる性木本、
落葉性のツタ(ブドウ科)に対し、
常緑で冬でも葉があるのでフユヅタ(冬蔦)とも呼びます。
花期は10~11月。


ヤツデ(八つ手)も蕾が膨らみ、間もなく咲き始めます。
やはりウコギ科、ヤツデ属の常緑低木、
晩秋から初冬の花は冬の小さな虫たちの重要な蜜源になります。


道端の草原に野菊が咲いていました。
花色は白ですが、多分ノコンギク、
シオン属のノギクです。


これは多分カントウヨメナです。
ノギクはどれも似ていて、変異が多く、判別が難しい。
ヨメナ属のノギクです。


草原にホシアサガオ(星朝顔)がいくつも咲いていました。
南米原産の帰化植物、ヒルガオ科サツマイモ属の1年生草本です。
同属の帰化植物であるマメアサガオによく似ますが、
本種は花の中心部が濃紅色になることで区別がつきます。
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シコンノボタンとシュウメイギク

2025-01-22 20:00:37 | 花,植物
10月下旬の散歩道、
シコンノホタンとシュウメイギクがきれいに咲いていました。


散歩道の植え込みにシコンノボタン(紫紺野牡丹)の花を見つけました。
鮮やかな紫色の花です。
中南米原産、ノボタン科の常緑低木であり、
庭木、鉢植えとして使われています。


花色は紫で五弁の大輪花。
花期は夏から秋、場合によっては初冬まで花がつきます。
1日花ですが、花つきがよく、次々と花が咲くようです。


雄しべが長く飛び出しているのが特徴。
この雄しべをクモの足に見立てて、
スパイダーフラワーの別名があります。


やはり道端に、
シュウメイギク(秋明菊)を見つけました。
秋に咲き出す貴重な花です。
園芸用に開発され、いろいろな花がありますが、
最もポピュラーな一重の白花です。
名にキクが入りますが、キンポウゲ科の植物です。


純白に近い白花が素敵です。
しかし、この花弁のように見えるのは
他のキンポウゲ科の花と同様に萼片なのです。


淡いピンク色の一重花も咲いていました。
この花色も清楚できれいです。
花弁状に重なりあっていますが、花弁はなくすべて萼片です。


雌しべは花の中央に多数が集まり、球状になります。
多数の黄色の雄しべがその周囲を取り巻きます。
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