
昨日に続いて、海老のような姿で宙を飛びながら
花蜜を吸うスズメガの仲間、
ホシホウジャク(星蜂雀)が咲きたてのハナトラノオにやってきました。

翅を羽ばたかせながら花に近づき
口吻を花芯までストレートに伸ばしました。

体色、翅が茶色と黄色、鳥のように見えます。
見たことはありませんが、
絵で見た蜂鳥のようです。

昨日のオオスカシバは前足を花の縁にかけていましたが
こちらは完全に宙に浮いたまま
口吻を花芯まで届かせ蜜を吸っています。
運動能力はかなり高いように思います。

翅を広げると黄色がよく目立ちますが、
翅を閉じてとまると体色は茶色、
まったく目立たない蛾の姿になります。

枯れた葉に翅を閉じてとまったホウジャクの仲間、
ヒメクロホウジャクと思われます。
胴体は薄い黄緑色、翅色は枯葉とまったく同じような色、
こうして枯葉にとまるとまったく目立ちません。