行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カミキリムシ5種

2016-07-31 20:00:39 | 昆虫
6月下旬から7月に写したカミキリムシ5種、
ルリボシ、ラミー、ゴマダラ、キイロトラそしてホタルカミキリです。
カミキリムシの多くは6~7月が盛り、
8月になると姿があまり見られなくなります。


ルリボシカミキリ。
淡青色の地にはっきりとした黒紋、
美しいカミキリムシです。


長い触角にも淡青色の地に大きな黒紋が見られます。
倒木や伐採木、薪などに集まります。


ラミーカミキリ、
白と黒に塗り分けられた後姿、
黒い帽子を被り、燕尾服の着た人のように見えます。


6月から7月初め頃まで、
ラミー、カラムシなどのイラクサ科の草や
ムクゲ、シナノキなどのアオイ科の木の葉によく見ます。
中国大陸からの帰化種、
体長1cmあまり、小さなカミキリムシです。


コマダラカミキリ、
光沢のある黒地に白紋がある
大きなカミキリムシです。


歩道橋の石の上にいたゴマダラカミキリ、
通りかかった小学生に持たせてやるとうれしそうでした。


キイロトラカミキリ。


ホタルカミキリ。
ホタルに色合いが似ています。
1cm以下の小さなカミキリムシです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマトタマムシ、トウキョウヒメハンミョウ

2016-07-30 20:00:44 | 昆虫
早くもタマムシに出会いました。


タマムシ科ヤマトタマムシ。
タマムシと名のつくものは他にいくつももいますが
一般にタマムシと呼ばれるとこのヤマトタマムシです。


金属光の緑と紅色の翅、美しい昆虫です。


産卵管があり、雌の個体です。
早くも産卵でしょうか、
直ぐ近くによっても逃げないでいてくれました。


上とは別の個体、
こちらは近づくと直ぐに飛んでいきました。


トウキョウヒメハンミョウ。
名に東京がつく、
そういう意味では珍しい昆虫です。
東京周辺と北九州周辺に見られるとのことです。


小さく地味な色の虫ですが、
ここ多摩丘陵では
草の葉の上などによく見ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

品川駅港南口

2016-07-29 20:00:13 | 風景
昨日に続いて、
旧国鉄の操車場跡地に開発された品川インターシティ、
品川駅港南口(東口)から直ぐ、
すべて通路でつながれ、中に入ってしまうとよくわからないのですが
ABC3棟の高層オフィスビルとShop&Restaurant棟から成り立っているようです。


港南口を出ると直ぐ、
ビルの谷間に交番がありました。
亀有駅前ならず品川駅前交番です。
白い自転車がなにか好ましく思えます。


煩雑とした駅前景色も残されていました。


駅から続く歩道と橋がビルとビルを繋いでいます。


ビルの間には緑がたくさん配され、
いい雰囲気です。

その緑の中に檻のような囲われた喫煙所が数か所、
どこもたくさんの人がいました。


レストラン棟の一階の暗い通路、
店の案内灯が美しく感じました。


昨日も載せましたがレストラン前の通路、
この床模様と白いテーブル、銀色の椅子が素敵です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オフィスビル実像と虚像

2016-07-28 20:00:53 | 風景
品川インターシティ、
品川駅東口、旧国鉄貨物ヤード跡に開発されたオフィスビル街です。
7月20日、写真教室の現地勉強会、
「都市景観」を撮るということで、行って見ました。


ピクチャーコントロールをモノクロにして
ビルに映るビル。
現地についたころは曇天でした。


ビルの窓に他のビルが映るように設計され、
ビルが配置されているようです。
いろんな場所からビルの映りこみが見られます。


昼過ぎには日がさし、
映りこみがよりくっきりとしてきました。、
どちらが実像そして虚像。


WBを電球にして、
青いビルをより青く。


窓の奥に規則的に並ぶ実像の蛍光灯が
どこかおもしろく思えました。


ビルの中のレストラン、
床の市松模様とテーブルの並びがおもしろく、
レンズを向けてみましたが
この写真にも虚像がありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャノメチョウ、ヒメアカタテハ、アカボシゴマダラ

2016-07-26 20:00:51 | 昆虫
久しぶりに蝶、
ジャノメチョウ、ヒメアカタテハ、アカボシゴマダラ、
珍しい種ではありませんが、
7月中旬に写したいずれもタテハチョウ科の蝶です。


ジャノメチョウ、
茶褐色の翅、
前翅に2つ、後翅に1つの眼状紋が見られます。
この個体、前翅の眼状紋が大きく、
大型の美しい個体でした。


これもジャノメチョウ、
前翅を見せていないせいもありますが
上のものにくらべると翅色がより地味に思えます。
年一回の発生、7月~9月、
草原や林縁によく見られます。


翅を広げたジャノメチョウ。
翅表も茶褐色で前翅に2つ、
後翅に1つの眼状紋があります。


ヒメアカタテハ。
アカタテハに似ますがやや小型です。


移動性のある蝶、
これから、夏から秋にかけて、
多摩丘陵でもたくさん見られます。


アカボシゴマダラ。
白黒のごまだら模様の翅、
夏型は後翅には赤斑列があります。


中国大陸産のものが蝶マニアなどにより、
放蝶され、
関東地方を中心に増え続けている外来種です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早くも初秋の花

2016-07-25 20:00:22 | 花,植物
7月20日前でしたが、
早くも、夏の終わりから初秋の花が咲いていました。


シュウカイドウ(秋海棠)。
江戸時代に中国から園芸用に持ち込まれた帰化植物です。


ニラ(韮)。
野菜のニラと同じ植物です。


カントウヨメナ(関東嫁菜)。
いわゆる野菊の一つです。


キバナコスモス。
広く栽培されている園芸品種ですが、
野に逸出して野生化もしています。


露出を変え、上と同じ花です。


キキョウ(桔梗)。
山野の日当たりの良い所に育つ多年草です。
もともとは野の花ですが、
絶滅危惧種、今見られるものはほとんど園芸用のもののようです。


秋の七草の一つですが
実際は6月下旬ごろから花が見られます。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オトギリソウ、トモエソウそしてマンリョウ、ヤブコウジ

2016-07-24 20:00:15 | 花,植物
7月中旬の散歩に写した
オトギリソウ、トモエソウ、マンリョウ、ヤブコウジの花。


オトギリソウ科オトギリソウ。
自宅近くの公園の自然林に咲いていました。
この自然林、春にはキンランやギンランがたくさん出ますが
オトギリソウを見るのは初めてです。
区切られた道の横に2株が花をつけていました。


葉や蕾に黒い小さな点が見られるのが特徴、
好きな草の花です。


トモエソウ、
これも自生のオトギリソウ科の花です(7/14、長池公園)。
花びらが巴型をしているのが名の由来です。
蕊の様子などビヨウヤナギを思い出します。


サクラソウ科マンリョウ。
冬に光沢のある赤い果実をたくさんつけるところから万両(マンリョウ)、
常緑の小低木です。
果実は正月に縁起ものとして飾られます。


そのマンリョウ、
花は葉に隠れてあまり目立ちませんが
7月の今頃、林の木陰などに咲きます。


サクラソウ科ヤブコウジ。
マンリョウよりさらに小さく、
20cmほどの小低木、
林床に草のように生えています。
花数も一つの木に数個ほどと少ないことから
ジュウリョウ(十両)の別名。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果実の色づき

2016-07-23 20:00:41 | 花,植物
7月初中旬の、
色づきだした木の果実たちです。


バラ科ウワミズサクラ。
春、ブラシのような房状の花を咲かせます。


その花のすべてが果実にはなっていませんが
7月はじめには色づきが始まるようです。


ガマズミなどと同じレンプクソウ科のヤブデマリ、
ガマズミなどに比べるとずいぶん早く、
7月にはもう果実が紅く色づいています。


ラクビーボールのような楕円形の果実です。


ウコギ科ウコギ、
ヤマウコギ、オニウコギとも呼ばれます。
放射状についた果実が緑から
紅色そして黒色に色づきはじめていました。


ミズキ科ミズキ、
色づきはじめました。
紅色から黒色に熟していきます。


ミツバウツギ科ゴンズイ。
早くも果実が紅く色づいています。
秋早く、熟すると裂けて黒い光沢のある種子が現れます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水辺の小さな花

2016-07-22 20:00:20 | 花,植物
7月初旬、
水辺、沼地に見つけた野の花、
ヌマトラノオ、セリ、ミツバそしてミソハギ。


サクラソウ科ヌマトラノオ。
湿地の草地など、少し湿った場所に見られる多年草、
7月~8月、白い小さな5弁花を穂状につけます。


オカトラノオに比べると葉が細く、
穂状花序は曲がらすに直立します。


ミソハギ科ミソハギ、
小さな池の岸辺によく目立つ花を見つけました。
穂状に小さな赤紫色の花が密集します。


写真、5弁花が多いようですが6弁花もあります。、
花弁数は4弁。5弁、6弁と変動があるそうです。


セリ科セリ。
湿地など、水気の多い場所に群生する多年草です。
葉は芳香があり、春の七草の一つですが、
花は7~8月に咲きます。


セリ科ミツバ。
3出複葉、葉を揉むとよい香りがあり、
香味野菜として馴染み深い植物です。
栽培もされていますが、
湿気の多い場所によく自生しています。
7~8月、こんな小さな白い花が咲きます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シソ科の花

2016-07-21 20:00:39 | 花,植物
昨日掲載のイヌゴマもシソ科、
7月上旬、それ以外にもシソ科の野の花たちが咲いていました。


ウツボグサ、
日当たりのよい山野の草地に見られる多年草です。


この花も見るのが珍しくなり、
見つけると写したくなります。


ニガクサ、
山野のやや湿った半日陰のようなところによく見られます。
葉は対生、葉脈にはへこみがあり、よく目立ちます。


花は淡紅色で唇形、
下唇が大きく、垂れ下がります。
花穂には小さな花がまばらに咲いていくようです。


アキノタムラソウ、
山野の半日陰になるような湿性の強い場所に、
淡い青紫色の小さな花を数段にわたって輪生します。
これはよく見かける草の花です。


「秋の田村草」の名がありますが
7月ごろから初秋まで咲いています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする