谷戸の林縁に
ヤマユリ、ヤブミョウガ、ソクズの花を写しました(7/12)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0f/aa455a69e9a6c0ec1e1f114381239ea4.jpg)
林縁の陰地にヤマユリが
今が盛りに、豪華にたくさんの花をつけていました。
こんなに大きな美しいユリが山野のところどころに
自生し、芳香を放っています。
考えて見ればすばらしいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/84/29176daf6c17ac30384c972c54908ffc.jpg)
ユリ科ユリ属ヤマユリ。
日本特産のユリ、北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布します。
花の大きさは直径20cm以上とユリの中でも最大級、
そんな花が複数つくと花の重みで茎が傾き、
花が下向きになってしまうことが多いのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/25/0b138851464661b759a3324f5a4ec7d4.jpg)
発芽から開花までには5年以上かかり、
株が古いほど多くの花をつけるということなので
この株はかなりの古株です。
ヤマユリの花の奥にはヤブミョウガの群生が確認できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9a/ad686bce85dcd53cbd91a4e21b7b9b71.jpg)
ツユクサ科ヤブミョウガ。
葉がミョウガに似ているのでこの名がつけられていますが、
ミョウガはショウガ科、花の構造は全く異なります。
7~8月、茎の先端から花序を上に伸ばし、ツユクサ科の白い花をつけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/21/9a2a41a5ccf41b6760adc95a51488beb.jpg)
同日、ヤマユリの花の近くにソクズが群生して、
花をつけていました。
ソクズ、レンプクソウ科の多年草、
白い小さな花や羽状複葉の姿がニワトコに似ているので
クサニワトコの別名があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/29/4cb8535bb523ba0c4762acd918d59255.jpg)
花期は7-8月、
茎の先端に大型の散房状集散花序をつけ、
小さな白い花を多数つけます。
平安時代以前に中国から薬用として伝来したものが
野生化したといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a5/3c4df3ae25de9de0d5baad0ef3770b5d.jpg)
花をアップに写して見ると、
花序の中に杯状の黄色い物体があるのがわかります。
花には蜜はなく、花序のところどころにあるこの腺体に蜜をためます。
どの腺体にもアリが一匹ずつより、蜜を食べていました。
ヤマユリ、ヤブミョウガ、ソクズの花を写しました(7/12)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0f/aa455a69e9a6c0ec1e1f114381239ea4.jpg)
林縁の陰地にヤマユリが
今が盛りに、豪華にたくさんの花をつけていました。
こんなに大きな美しいユリが山野のところどころに
自生し、芳香を放っています。
考えて見ればすばらしいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/84/29176daf6c17ac30384c972c54908ffc.jpg)
ユリ科ユリ属ヤマユリ。
日本特産のユリ、北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布します。
花の大きさは直径20cm以上とユリの中でも最大級、
そんな花が複数つくと花の重みで茎が傾き、
花が下向きになってしまうことが多いのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/25/0b138851464661b759a3324f5a4ec7d4.jpg)
発芽から開花までには5年以上かかり、
株が古いほど多くの花をつけるということなので
この株はかなりの古株です。
ヤマユリの花の奥にはヤブミョウガの群生が確認できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9a/ad686bce85dcd53cbd91a4e21b7b9b71.jpg)
ツユクサ科ヤブミョウガ。
葉がミョウガに似ているのでこの名がつけられていますが、
ミョウガはショウガ科、花の構造は全く異なります。
7~8月、茎の先端から花序を上に伸ばし、ツユクサ科の白い花をつけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/21/9a2a41a5ccf41b6760adc95a51488beb.jpg)
同日、ヤマユリの花の近くにソクズが群生して、
花をつけていました。
ソクズ、レンプクソウ科の多年草、
白い小さな花や羽状複葉の姿がニワトコに似ているので
クサニワトコの別名があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/29/4cb8535bb523ba0c4762acd918d59255.jpg)
花期は7-8月、
茎の先端に大型の散房状集散花序をつけ、
小さな白い花を多数つけます。
平安時代以前に中国から薬用として伝来したものが
野生化したといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a5/3c4df3ae25de9de0d5baad0ef3770b5d.jpg)
花をアップに写して見ると、
花序の中に杯状の黄色い物体があるのがわかります。
花には蜜はなく、花序のところどころにあるこの腺体に蜜をためます。
どの腺体にもアリが一匹ずつより、蜜を食べていました。