先日、急におでんが食べたくなって作りました。
この前まで暑かったからちょっと早い気もしましたが、もうそろそろ10月半ば。
日中は日差しが強い日もあるけれど、確実に秋の気配が日ごとに色濃くなり始めています。
そんなことを見越して「大地宅配」で頼んでおいた無添加練り物のセットと黒こんにゃくも冷蔵庫に入っていたし。
↑これ大事です。
いくら有機栽培、自然栽培のお野菜を使っても、加工品に添加物いっぱいではおでんのお出汁がね・・・。
さらに練り物もこんにゃくも美味しくないと・・・。
いろんなところへ無添加練り物捜し歩きましたが、これは本当に美味しい。なので、冷凍してストックしてまで使ってます。冬場は欠かせません。
関西はお肉はスジなどなど、実家にいた時のおでんは再現できない部分が関東にいると出てきます。
「なんやコレ・・・?」と思って、今もまったく馴染めない「ちくわぶ」はカルチャーショックでした。
他にもおでんって地方色あるんでしょうね。
関東に来て20年経つ私は、そんな中で美味しいと思える自分のおでんを作るようになりました。
昆布、そして鶏から出るだし、練り物からも出ますね。それぞれの野菜のうまみも。
調味料は純米酒、薄口醤油、濃口醤油、塩・・・のみです。でも、ほどよく甘いちょっと上品な?おだしができます。
ごくごく飲めておいしいですよ。
ということで、おでんの晩ごはんの翌日は「朝おでん」。
ひと晩置くと味がしみて、それがみんなのお楽しみ。
この日も美味しく食べました。
そういえば、夜に急に長男が帰ってきたので大慌て。だって、赤ちゃんの時に卵アレルギーになって今も自分でさけているので(私はかた茹で卵は食べられるんじゃないかと思ってるんですが・・・なんて言ったら怒られます^^;)、おでんに入れられません。
でも、下二人は大好きなので。
それで、小さい頃よくやってたように、美味しく煮えてきたらだしを別鍋に取り、そこで卵だけ煮ます。そして食べる時に銘々取って盛り付ければよいのです。
いざ食べる時になって、大きくなったとはいえ(ってもう大人ですから)長男と少々違うものを器に入れて食卓に向かうのは何となく心に引っかかりが・・・。
何だか小さかった頃の子育ての日々を思い出しました。
親はいつまで経っても親・・・ということなのでしょうか。
夜一緒に食べるのなら、もうちょっと凝ったものにしてあげたかったな~なんて、さらに思ったり・・・。
ホカホカあったまってしあわせな反面、ぐずぐずとあれこれ思う夜でした。
おでん。今年も目いっぱい楽しもうっと。