気がつけば11月ももう終わり。朝晩冷え込むようになってきました。
先週末の三連休はひさしぶりにのんびり。
いいお天気でおでかけ日和だったもののほぼ近場で過ごし、おうち時間を楽しんで。
ゆっくりとこころとからだの疲れをいやして、これから年末に向けての慌ただしい日々に向けて英気を養えた気がします。
そんな三連休の初日、楽しみにしていた奥田政行シェフの新刊「ゆで論」が届きました😊
3年もの歳月をかけて満を持しての発刊、240ページに及ぶ大作です。
一般発売は12月4日、シェフのお誕生日に合わせて。書店には並ばずアマゾンでの販売。
その前の先行予約販売で届けていただきました。
なんというタイミング!これは早速・・・とついつい夜更かししてしまいそうになりながらの読書時間となりました。
この本はタイトルに「パスタの新しいゆで方」と書いてあるとおり、奥田シェフが編み出された「ゆで論」が詳細に解説されています。そして膨大なパスタのレシピ(なんと124レシピ!)がきれいな写真とともにドーンと!
パラパラと眺めているだけでも楽しくなってきます。
それだけじゃなくて、仕込みのことも。これはすごいです。
コロナ禍で緊急事態宣言が出る少し前まで、私は銀座にある奥田シェフがオーナーシェフのイタリアンレストランの厨房でアルバイトしていました。
2年2ヶ月、その間に教えていただいたこと、覚えたこと、見覚えのあるパスタ、懐かしいパスタの数々、読みながら舌に乗った感じや味を想像するのも楽しくて。
コラムの中には、「あっ、その時いた。あの話だ」と思い出すこともあったり、お世話になった他のシェフの皆様、スタッフの顔や声も思い出しながら感慨深く読み進めました。
ノートにメモっていたことが載っているのや、シェフのお気持ちや考えのコラムを見ると「働く前にこの本があったらどんなによかったかな~」なんて思ったりしましたが😅、実際に働いていたからこそ今あらためてわかること、答えあわせができたこともたくさんあります。
そう思うと、私は今とてもしあわせな体験をしているんだなあと思います😊
もちろん、お店で食べたことがある人は写真やレシピからその過去の一皿を追体験できるでしょう。
本で初めて出会う人は想像の舌で味わい、作ってみることもできる。
そう思うと、料理本っていろんな体験ができる可能性を持ってるんだなあと、今さらながら思います。
もう来週から12月。
あっという間に過ぎていきそうですが、一日の終わりにはページを繰って勉強したいと思います。
奥田シェフ、早々に送っていただきありがとうございました。
なお、先行販売はここから注文できますよ。