昨日に引き続き、魚柄仁之助先生の講演会の日の話です。
ちょっと自慢話です(^^)
実は、この日、帰りに魚柄先生ご愛用のお鍋をいただきました。
「はかせ鍋」です。
御著書を読まれたことのある方なら、すぐおわかりかと思います。
そう、お鍋の中には内径ぴったりのざるが仕組まれていて、外側にはスカートのようなものを履いてます。
あれ、です!!
あのお鍋を帰りがけにいただいたのです!!
私は今までに幾度となく魚柄先生の講演を拝聴していますが、その時によく登場するのがこのお鍋の話。
一番初めに講演会に行ったのはもう十数年前になりますが、そのときもお話されていました。
そして、ホワイトボードとかにこのお鍋の絵を描かれて、効率の良い調理の仕方のお話をされていました。
つまり、このお鍋でお米を炊く時に、上のざるにおいもや人参、かぼちゃなどを入れておけばご飯が炊けたころには蒸し野菜ができあがってる。
ごはんにはひじきや大豆を一緒に入れて炊く。
こうしてごはんを炊くだけでなくて一度にいろんな食材を調理してしまう!!・・・というものです。
それを、今回の「魚柄仁之助を呼ぶ会」の講演会では実演、というか実際に調理してこられたものを見せてくださったのでした。
そうして、帰りがけには試食もできたというスペシャル企画だったわけです♪
あの今までホワイトボードのイラストで想像していたものが実際目の前に!!
それだけでも感激なのに、その、そのお鍋をいただけたのでした。
先生は、「このお鍋を持ってまた帰りの電車に乗るのがね・・・」とおっしゃっていました。
なんでもいいです。実際に今私の目の前に、うちんちの台所にあるのです!!(感涙)
わかりますか。これは持って帰ってきてすぐの画像です。
よく見ると焦げ付きが・・・。
講演会後、会場の給湯室で娘が洗ってくれたのですが、それだけできれいになるわけはなく、先生が使用されてごはんを炊かれたそのなごりが感じられます!!
そして、取っ手のところには・・・
「はかせなべ K.S.C」の刻印が!!
これはこの鍋を発明された、早稲田大学理工学部名誉教授の小林寛博士という方が開発された当時の、初期のものにしか入ってないのだそうです。
そ、そんなレアものを・・・。
今はもう小林博士はお亡くなりになられているいうことで、そしてこれは魚柄先生が直接いただかれたものだということなので・・・。どれだけ価値があるものかは言葉にしようがありません。
本当に感激です。
思わず「家宝にします!!」と叫んでしまいましたが、当然のこと。
持って帰って子どもたちに自慢しましたが、みんな一様にうなずいてくれました。
私がどれだけ魚柄先生のことを信奉してきたかをわかってるからなんですね(*^^*)
といっても仕舞い込んでいたのでは、いただいた意味がないというもの。
それで使っています。
使ってみたら、それがもう、めっちゃ使い勝手がいいのなんの。
と、熟練したらアップ・・・と思っていましたが、まだそう自慢できるほどの使い方はできていません。
まあでもそのことをちょっと次に書きたいと思います。
あ~、なんだかついつい興奮して書いてしまいました。
こうなるのがわかっていたので、時間を置いたつもりでしたが、・・・ダメです。
そしてひとつ書いておきたいことが。
毎日使う中で、先生の焦げ付きが少しずつ取れてしまってきています。
使用感満載だったルックスが変わってきてしまって・・・(涙)
って、ちょっとこれ、変態っぽいでしょうか。
使用済みなんとかをコレクションしてる人みたい・・・、いえちがいます~!!
だって、鍋ですもん!!
こうして毎日この「はかせ鍋」を見ながら、しあわせな気持ちでいる私、これって弟子入りできたってことでしょうか?
いえいえ、まだまだ全然ダメです。
お鍋を使うだけじゃダメ、先生の教えはお料理だけではない、もっと根底にあるもの、生き方を変えなくては!!・・・と反省しきりです。
でも、うれしい気持ちが今もあふれてるので、こうして自慢しちゃいました~♪(*^^*)(*^^*)