ひとつだけでも。

 

GWが終わり、日常が戻ってきました。

といっても、私は普段の週末とほとんど変わらない生活で、ちょっとよかったことと言えば、後半の数日は朝寝ができたこと（＾＾；）。

娘が高校の部活の試合で６時過ぎに出て行ってたから、毎日早く起きておにぎりを作って（家のみんなが食べるのは「おむすび」でなくて「おにぎり」なの、私の中で。）、雨だったから駅まで送って、帰ってきてもう一度寝る。

この朝寝の１時間が至福の喜びでした。

うーん、寝るって気持ちいい。いつまでも寝ていたい。あー、ついナマケモノの血が・・・。１時間がつい２時間になり、誰かの叫ぶ声が・・・。

 

 

そんな数日の中でわずかに成果があったのが、上の鉢植えと、花壇１箇所、あとちょこちょこっと寄せ植え。

とにかく花のある生活を取り戻さなければと、ちょいちょいと植えられるだけ、好きなお花だけ買ってこようと出かけた連休最終日。

パパっと選んで帰るつもりが、あかん、ついつい「どれにしよーかなー」状態になってしまう。

食材見るのとおんなじくらい、苗売り場はワンダーランド。楽しすぎる。

でも、心を鬼にして１時間ちょっとで必死の思いで切り上げました。

 

 

好きなものは紫色のお花。それに合う白いお花や真夏に強いマリーゴールドを一緒に植えるのが好きな組み合わせ。

子どもの迎えやらで時間が限られてたから、そして、急に射すような日差しなんだもん、日焼けがこわいし急いでババっと１５分くらいで花壇完成。

　　

といっても、ブルーサルビアと白いチェリーセージは去年のがそのまま植わってて、これからきれいに咲くところだから、こうして植えても閑散として寂しい感じ。

それでも、これからここがお花でいっぱいになるのが楽しみ。

 

 

この日いっぱい買ったのはラベンダー。今ちょうど種類も豊富で選ぶのが楽しい時。

一番上の写真のように、大きな苗を鉢に植え替えるだけで、素敵なお庭になった気がして心が弾みます。

他にも鉢植えやら花壇のレースラベンダーやらもちょこちょこ植えて、とってもうれしい。

 

 

今座っているリビングのテーブルのところから、このラベンダーの鉢がちょうど見えます。

ほおったらかしだったお庭を花いっぱいにするのはまだまだほど遠いけど、このひとつの鉢を眺めてるだけでしあわせになれるから、きっとまたお花を楽しむ人になれる気がする。

花が好きだった母はどこかで見てくれているだろうか、また楽しみ始めた私のことを。

でも、少しずつにしよ。そうでないとまた思い出す、あの楽しかったころを。電話で報告しあったお互いの庭の話を。

 

 

ひとつだけ、ちょっと心があったかくなるくらいがいい。今の自分には。そう思う。