この写真は、昨年の夏、次男が高3だった時、剣道部の九州遠征について行ったときに撮ったものです。
熊本で引退試合となった大会があり、試合応援後、路面電車に乗るために歩いていた時、さしかかったこの小川に心が惹かれました。
ちゃんと留めておきたくて撮った1枚。
たしか、水前寺公園の近く。
今回の地震の報道を見ながら、この小川はどうなっているのだろうか、なにげなく目を留めただけのものだったはずが、そんな日常のヒトコマさえ壊れてしまったかもしれない、そう思うと胸がつぶれそうになっています。
九州には数人友だちや知人がいて、その人たちの安否は確認できたけれど、友だちのお子さんは阿蘇の下宿で被災し、今とあるところに避難しています。
また、熊本に実家がある東京在住の友人は先祖のお墓が倒壊し、家族は実家に入れない状態だそうです。
どうか早くおさまってほしい。
これ以上被害が広がらないように、少しでも・・・と。
まずは祈ることしかできません。
ずっとテレビの報道にくぎ付けになりながら、現地の家族をおもう友だちを励ませたらと連絡を取っています。
阪神・淡路大震災、東日本大震災。どちらも京都、横浜と震源地からは離れてはいたものの、怖い体験をし、今もテレビから流れてくる緊急地震速報を耳にするだけで体がすくみます。
言葉にならない思いでいっぱいです。
特に宗教は持っていませんが、ただ神様に祈っています。