ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

コンパクトの思い出

2012年09月26日 | 日々のこと

今日は朝からすっきり晴れて、とても気持ちのいい一日でした。

昨日は急に冷え込んだせいかさみしい気持ちになったりしたもんだけど、今日みたいなお天気はやる気倍増で、元気に動き回りたくなりますね。

ぽかぽか暖かい間に、来週の料理講座の食材探険&予約に行ってきました。そしたら、ちょっと面白い野菜が手に入るかもで楽しみ。でも、今週末の台風の動き次第。流通量の少ない、繊細な野菜なんです。

なんとかそれてほしいなあ。

 

 

さて、昨日書いた「ひみつのアッコちゃん」のテクマクマヤコンのコンパクト。それにまつわる思い出を書きます。しばしお付き合いの程を。

 

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あれは幼稚園か小学校の頃だったのではないかしら。

私は当時大ブレイクしたあのコンパクトがほしかった。とってもほしかったのです。

それであまりしないおねだりを両親にしました。

でも、どこもかしこも売り切れで、まったく手に入らなかった。それで、父は考えた。そして、おもちゃ問屋をやっている友だちのところに私を連れていってくれました。



そこは、駄菓子も売っているようなTHE問屋みたいなお店。そこに何連にもなって吊るしてあったコンパクト。

それを「あった、あった」と言って手にとった父を見ながら、少し不安はあったのです。果たしてこれはあのコンパクトなのかどうか。

なんとなく柄が違うし、あの包装もやばそうだった。でも、私も「よかった~。ありがとう」と言って喜びを伝えて家に戻ったのでした。



そして、家の座敷卓、これはとても大切なものとされていたのだけれど、なぜかこの時は許されてそこに乗って、満身心をこめて「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、〇〇になあれ」



何になりたいと願ったかは忘れました。でも、でも、・・・そう、何も変わりませんでした。

何回かやってみたけど、まったくだめ。

そして、そのあと、「これニセモノやからやん」・・と大声で泣いて両親に抗議しました。

そのときの両親の困った顔。もうぼんやりとしましたが、今でもあのせつない悔しい気持ちと、理不尽なことを言っている・・・そう、どこかであれは夢物語だと知っていたのでしょう。

でも、変身への憧れはものすごく大きくて、もしかしたら私は変身できるかもしれない・・・と信じたかったのでしょう。



今となれば懐かしい思い出。

だけど、結局両親にこの申し訳なかった思いは告げることがないままになってしまいました。

まあ、きっといつかしら忘れてしまったでしょうね、両親も。

でも、ものすごくものすごく私を大事にしてくれていた父、だからこそ探し回ってくれた父は、傷ついていたのかもしれないなと思います。



だけどね、あの時の愛情は私の中に忘れられない思い出として今も残っているの。それはたしか。

ありがとう、お父さん、お母さん。

って、今ごろ言っても届くかなあ(^^;)  おしまい。



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買い物から帰って、気持ちいい空を見上げてみたら、うっすらと飛行機雲が。見えるかなあ。

 

  

 

6月、カラスの襲撃に遭った(泣)ジューンベリーの木。夏の間ほおったらかしにしてたら、無造作に繁ってしまっています。

気持ちのいい季節。ちょっと日を決めてお庭の手入れもしないといけないなあ。草ぼうぼう、木々はあっちこっちにむいて、とてもお見せできません。

あー、秋もいそがしい。

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