立春の横浜は、日中あたたかでした。大雪で大変なところもあるのに、急に春が来たと思うおひさまの暖かさでした。
そんな中、今日はたくあんを漬けました。母直伝です。
春にたくあん・・・。もう10年以上漬けていると思いますが、こんなのは初めてです。例年は12月の半ばごろ、干し大根が届きます。でも、今年は出荷が遅れに遅れて、今週届きました。
頼んでいたのは太陽食品。昨日取りに行ってすぐ漬けようと思っていたのに、午後寒くて挫折。外に置いておけば多分傷むこともないかと思い、今日に延ばしたらこの暖かさ。
作業は楽だったけど大根が心配で心配で。でも楽しくできました。
立派な樽でしょ。私の結婚式の・・・いえいえ、ちがいます。でも、そう、樽酒のです。京都の亡父が手配してくれたもの。ずっと使っています。
使う前に洗って水を張っておきます。でも、すぐ抜けていきます。たがも外れてます。でも、こうして使えるように準備出来た状態です。
宮崎県・川越さんの有機栽培干し大根。良い状態で届きました。細めでよくしなります。
材料をそろえて準備。糠は太陽食品。鷹の爪は都筑区宮台さんのを秋に買って干しておいたもの。昆布は京昆布田なかさんの日高昆布。全部顔が見えるってやつです(^^)v
あ、陳皮ですけど、作っとくの忘れてたんです。慌てて太陽食品で買って、ストーブでひと晩。
こんなして乾燥させて。
そのあと外に干しました。カラカラになったけど、薬効はあまりないでしょね。仕方ない。
糠、塩、その他材料を全部混ぜます。
多いので1/3ずつ。塩分濃度は本には6%、保存をよくしたい時は10%と。私、毎年どんなで作ってたっけ・・・思い出せません。毎年こうして悩みながら・・・。間を取って8%に。いいのかこんなアバウトで。
まず下に敷き詰めて。
一段目。
この上に糠をかぶせます。段ごとにね。
二段目。
だんだん本数が増えていくのがお分かりでしょうか。
三段目。
やったー。ぴったりです。こんなにうまく並べられたのは初めてかも。きっと美味しくできそうな予感♪
この上にまた糠を。本当なら、ここで干し葉を敷き詰めます。でも、今年はなかったの。これもきっと初めてのこと。仕方ない。糠を多めに上からかぶせます。
プラの中ぶたをして。
木のだったのですが壊れて変えました。このほうが扱いやすいかも。
重石をして完了。重石の重さは大根の・・・すみません。適当です。
このまま日の当たらないところに置いておけば、水が上がってきて、そのうち食べられるようになります。
例年ならお正月に初ものを出して、今ちょうど美味しいさなか。今年はどんなふうに出来上がっていくのかなあ。
・・・なんて、作業終了の心地よさの中にいたら・・・ぎゃー。私、間違えた。
たくあん、なぜか11本と思い込んで、1本約300gだから塩は・・・って計算してました。でも、11本?そんなはずはない。だけど記憶は不確かだし、もう一度やり直さないといけないのか、確かめる術は・・・あったー。そうだ、ブログ用に写真撮ってるやん。
・・・と、数えましたよ。
さて、何本でしょう・・・19本でした。多分。
もう一度計算し直して、足す分の塩を糠に混ぜて上からさらにかぶせて、今度こそ本当に完了。さて、おいしくできますように。