ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

今年の節分は

2012年02月04日 | 日々のこと

 

見て、見て!! これ、なんでしょ。

「鬼のあしあと」ですって。ふふ。

福豆売り場を見ていたら、お豆の山に混じってこんなのが置いてありました。迷わず購入。おいしそうだし。

 

 

今年の節分は、何だか、どこかしらちぐはぐ。

恵方巻きも作って、食べたし、豆まきもしたし、福豆も食べたし。いわしはね、干物しかなかったから・・・。魚売り場のにいちゃんが「生のイワシを食べるのは関西だけです」って言ってたけど、そうなんでしょうか。

なんでもいいんだけど、小さいうるめ丸干しをあえて食べるのがいやで、・・・でも買いました。朝ごはん用だな。いいいわしがあったら梅干煮も作ろうかって思ってたから、なんとなく気持ちがそがれて・・・。

そんなこと言ってては福はこない、とあれこれ食材を買っていそいで帰る。下の息子と巻き寿司を作る約束をしていたから。

彼は「my巻きす」を持ってます。巻くのが好きなのだ。いえ、巻くだけじゃない、料理が好きなんです。

とにかく今日は心強い味方がいるから、楽しく支度ができそうだ。私は用意をして、あとは全部巻いてもらおう。しめしめ。

 

 

ところがです、中学から帰ってきたら咳と鼻水で、どうも風邪っぽい。うーん。それはちょっとキミの手で作らせるわけには・・・。せめてうがい手洗いとマスクね。

と、口うるさくなっていると、なんとなく剣悪に・・・。

 

 

どうにか普通の巻き寿司、かっぱ巻、鉄火巻、あさりのお吸い物などを作りましたが、なんだかスカっとしなくて、写真も全然うまく撮れなくて。だから、今日は巻寿司の話はこれくらいで。

あ、でもそうそう、ひとつ好評だったものがありました。かんぴょう、高野豆腐、干ししいたけ・・・、そう、巻き寿司の具。3つ一緒に甘辛く煮たのだけど、なんとなくノリの悪い晩ごはんのテーブルの端に、余ったのを置いておいたら、つまんで「おいしい・・・」と。

取り合いで、すぐなくなってしまいました。3つ一緒に味の母と濃口醤油とお砂糖、塩で煮ただけなんだけど。まあよかったよかった。

 

 

さて、豆まきです。

この升は、実は私の結婚式の時の樽酒の升。豆で見えないけど、名前と日付が入っていて、年に一度節分の日になると「あーそうだった」と初心を思い出す!?代物。そして、数十分してまたしまわれていく(初心と一緒に・・・ ^^;)・・・のだけど。

それと、熱田神宮のとかいろいろで、いつも誰がどれを使うか取り合いに。

 

今年のお豆は、ナチュラルハウスで買った、京都豆冨の、二尊院で祈願済みというもの。それと、奥の、都内の某商店街のおかき屋さんの炒りたて。北海道袖振大豆。さて、どっちが美味しかったでしょう。

ピンポン。そりゃあ炒りたてが・・・。

 

豆まきして、お豆を食べ終わる頃、またひとり帰ってきて、なぜかにわかに撮影会。足の飴がえらくウケて。あーだこーだとか言いながら盛り上がる。

 

 袋から出したほうがいいと言われて、もっと並べようとか言いながら・・・。

食べたいだけじゃないの? でも、このべっこう飴、とってもおいしい。つい、今もこの記事を書きながらお口にポイッしてます。

 

せっかくなので・・・とこれも撮影会。

 玄関に飾ってた鬼太鼓香合。

うまく撮れませんでしたが、かわいいのです。

 

何だかごちゃごちゃした節分の一日。でも、最後はにぎやかに笑って盛り上がって終わり、今年一年楽しく過ごせそうな気がします。

さて、今日は立春。

なんとなく日差しがやわらかに感じられて、春の訪れです。

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