ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

ワラサのお刺身

2011年09月28日 | ごはん

撮影会が終わったその日の夕方。ピンポン・・・。

なんと、友だちがワラサを持ってきてくれました。

ワラサはブリのひと回り小さいもの。

ブリは大きさによって名前が変わる出世魚。

地方によって呼び名がちがいますが、なぜか私は関東風の呼び方をしています。

たぶんお料理の本で覚えたような気がします。

 

雨の中釣りの大会にいって14本も釣ったのだそうで、おすそわけしていただく。ブリも1本釣れたけど、サメが持っていったって(^^;)

こわっ。

 

とりあえずさばかなくては。

台所のカウンターに新聞を二日分重ねて起き、その上にまな板。準備完了。

 見て。でかい。60cmはゆうにあります。

出刃包丁が小さく見えます。

 

 

次の写真、ちょっと怖いよ。睨まれるよ。勇気あるひとだけ見て。

 

ひえー。すみません。こわい。こわいよー。

 

 

よし。6月に研いでもらった出刃包丁の出番です。

つるつるすべるから、キッチンペーパーやいらないふきんで押さえながら、格闘しました。

でも、何しろほんまに大きい。

必死で三枚におろして、皮をひこうと思ったら、大きすぎてひきづらく、気がついたら身が皮についていってぼろぼろに。

やばい。

とりあえずお隣に半分あげよう・・・と皮をつけたまま、まずは進呈。

 

さて落ち着いて。

仕方なくまずは半分に切って、そして皮を一気にひくと・・・成功。

とりあえず美味しく食べられそう。

でできたのが冒頭の写真。

もちろん、お刺身はこれだけじゃなくて山ほどあります。

 

 

アラ。

骨も何とか切れて、食べやすい大きさに切りました。

これはブリ大根を作ろう。ワラサだけど。

 

新鮮も新鮮。ほんまにおいしい。

数時間前まで元気に泳いでたんだものね。

何だか悪いことをしているみたいな気がする・・・。

 

部位によっておいしさが違って、こりこりした食感のも。

その違いを楽しめるのもお刺身だこそ。

 

 

とにかくへとへとになった、解体作業。

でも、ほんとにおいしいお刺身ができてよかった。堪能しました。


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