2019/05/20
ファンタジーオンアイスが、いよいよ今週末に開幕です。
私は来週末に仙台に行くので、もちろん楽しみですが、今までのことで感じたこともあるので、ちょっと書いておきましょう。
トップブロガーさんが、このショーについて書いていました。そしてコメントも盛り上がっていました。私としてはよくぞ書いてくれたという気持ちです。同じことを感じる人は多かったのだなと思いました。
羽生君を見られるのは本当にうれしいけれど、昨年の場合のように大トリの3分間まで、休憩を入れて3時間20分待つのは、フィギュア好きであっても、本音を言えば辛抱が必要だった。前半の終わりにトークでもいいから出てくれればうれしかったな。
実際、この長さに、たぶん乗り物の時間が来てしまったのか、羽生君が出る10分ほど前に帰った3人の方がいて残念だったろうなと思います。
スケーターさんたちも、この待ち時間=拘束時間ともいえる、はどうなのでしょうね。緊張は解けないでしょうから。
Continuesを見てしまった後はもちろんですが、その前にもスターズやドリームでも羽生君がいないにもかかわらず満足感が大きかったのです。スケーターだけの演出だからかしら。
現役選手の動きのキレはさすがで、見ごたえがあります。プロになったレジェンドの方々は、体も重そうで、ジャンプも少なく物足りないのです。それはこれまでの功績、チャーミングなキャラクターとは無関係に物足りないのです。
ここで思うのは、浅田真央ちゃんの「サンクスツアー」。
まだ見たことはないのですが(ごめん)、このショーを知った時は真央ちゃんはさすがと思いました。
70~80分休憩なしで終了、既存のスケートリンクを使うため、チケット代はファンタジーの1/3~1/2とリーズナブル。真央ちゃんはアイスショーのチケット代が高いことを知っていて、考えてくれたのでしょうね。
そして、真央ちゃんの出番がたくさんある。
サンクスツアーの密着のテレビ番組を見たのですが、記憶間違いでなければ、40分間出ているとのことで、真央ちゃん自身は体がもつか心配だと言っていましたね。でも、見た方の満足感は高く、それが出演者の喜びにもつながると思います。
羽生さんは足の状態もあるだろうから、40分とは言わないにしても、もう少し顔を見せてくれたらうれしい。1回もジャンプを跳ばなかったContinuesでの満足は大きかったもの。
羽生さんの場合、新プロでなくても、今までの曲を短めにしたものや、メドレーで繋いだものもうれしい。それぞれの曲に思い出や思い入れがありますから。
話は変わりますが、私はバレエにも時々行きます。
毎回満足感は大きいのです。美しい舞台装置、バレエダンサーの美しさ、演技レベルの高さ、全力投球なのに、苦しさも見せず、体重がないかのように軽やか。あれだけの体型とテクニックを維持するためにどれだけの練習を積んでいるのだろうと、尊敬と憧れの気持ちが沸いてきます。
バレエでふと思ったことがあるのです。
笑われるかもしれないけれど、主役が舞台にずっといてくれる。あっという間にどこかに行ってしまわない。スケートのようにすごいスピードで駆け抜けていかない・・・
もちろん、スケートにスピードは必要で、そのようなスポーツなのですが、ずっと演技者を見ていられるのがうれしい。バレエダンサーはこんなに出ずっぱりで踊って大丈夫なの、というくらい舞台にいてくれます。
コンサート、パフォーマンスなどもそうですよね。お気に入りのアーティストがずっと舞台にいてくれて最高の演技を披露してくれる。それはファンにとって、この上ない喜びなんです。
まとまりがないけれど、今のところ、こんな感想かしら。