2019/06/21
明日は夏至です。
1年のうちでもっとも日が長い時期。
日本では夏至といっても特にお祭りはないようですが、北欧では日照時間の長い夏至は活動的で大切な時期であるようです。
北欧のキリスト教圏では聖ヨハネの日と結びついて、お祭りが行われるようです。花の多い季節なので花の冠を作って頭を飾ったり、ポールに植物を飾ったりする風習があります。
夏至ということで、きれいな絵本があることを思い出しました。
夏至の夜に花たちが庭にやってくるお話。
私は作者のエルサ・ベスコフの絵が好きで、この絵をブログのアイコンにしていたこともありました。
花の精
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エルサ・ベスコフ(1867年~1953年)はスウェーデン、ストックホルム生まれの画家です。
この花まつりの絵本は、お話のスジがおもしろいというより、とにかく絵がすてきです。花が擬人化されて、花の特徴にあったキャラクターで話が展開されているのです。
タンポポやアザミ、菜の花
夏になったことの喜び、庭や野原に植物や花があふれ、それをいとおしむ作者の心情が表れているような絵本です。
こちらも美しい絵本です。