昨年秋から、親子リトミックに社会福祉学科の大学生の方数名を受け入れて、一緒に活動してもらったことがありました。これは地域住民サービスの実態を体験、観察するというゼミの一環です。
その報告会が今日あり、私も発表を聞きに行ってきました。
学生さんの発表を聞くのは、これで3年目なんです。
最初の年は、模造紙にサインペンの手書きの発表内容で、内容も感想程度といったものでした。
正直に言えば物足りなかった。プレゼンテーションのイロハを教わっていないと思いました。しかし、担当教授がいらっしゃるのに、私が何か言うことではないと思いました。
昨年はパワーポイントを使うようになったものの、どのような視点でとらえるかが、まだ考察があいまいだと感じました。
しかし、3年目の今年は担当の先生も交替されたようで、別の先生がお見えになりました。3つのグループがパワーポイントにデータをきちんと載せ、書くべき事実、内容を書き、それに基づく考察、問題点がきちんと語られていました。頭の中がずいぶん整理されていたように思いました。
毎年、学生さんは変わっていきますが、その変化がうれしくて、そのことを感想で述べさせていただきました。先生、学生さんのほっとしたような嬉しそうな様子がありました。
先生の教え方ひとつなんだと思います。
プレゼン能力は、どんな分野の仕事でも今後もっと必要になってくると思います。プレゼンなんて今どきの言葉でなくても、わかりやすく伝える能力、まとめる能力ということです。