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山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)・・・単独登山多し、山をテーマに限定(時々脱線♪)した気まぐれ日記です‼

エゾオオカミは生きている!「分水嶺」を読んで

2014年12月01日 | 🗻山の本📖

作家・笹本稜平氏の作品には外れはないが、祥伝社刊行の「分水嶺」(2014/10/13発刊)は、あっという間に読めて面白かった

厳冬の石狩岳など大雪山系を舞台に、身近な山だけに緊迫感が伝わる。エゾオオカミ🐺が生きているような錯覚に陥る感じがした

今では絶滅し生存していないが、エゾオオカミが生きていたら、エゾシカによる鳥獣被害はあまりなかっただろうと思う。今日から師走の飲み会十数回が続く・・・

【主なあらすじ 「BOOK」データベースの商品解説引用】

風間健介は急逝した父の遺志を継ぎ、広告カメラマンから山岳写真家へと転身。父の愛した厳冬の大雪山で撮影中、風間は絶滅したはずのオオカミを探す田沢と出会う。十数年前、遭難の危機をオオカミに救われたという。さらに、彼が亡き父を尊敬していたこと、そして、大規模リゾート開発に絡んだ殺人犯だということを知る。風間は田沢と行動をともにするうちに彼の冤罪を信じた。幻のオオカミ探しに人生を賭けた田沢。父の遺志を継いで再出発した山岳写真家・風間。彼らの真摯な魂が触れ合うとき、奇跡が起こる。

石狩岳の地図が掲載されている・・・

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山の本 整理整頓

2014年10月18日 | 🗻山の本📖

今年、最初で最後の草野球の試合を終え、午後から山の本の整理など。野球の筋肉痛と登山の筋肉痛などは全く違うことが分かる。んで・・・山の本について2007年まで私的HPの中で読んだ本を一冊々紹介していたことがあったが、面倒くさくなってもうやめている。思い出したんで2007年1月までの本を紹介。個人的な感想が強くご了承を・・・

著者署名入りの市根井氏の写真集。私の名前も書いていただいている。お気に入りの道内山岳写真集だ。

山の本一覧(2007年1月まで読破したものだけ掲載している)

http://yoshikatsuyama.web.fc2.com/yamadokusyoitiran.htm

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絶景山 WORLD’S BEAUTIFUL MOUNTAINS

2014年10月15日 | 🗻山の本📖
娘の付き合いで国内最大級の函館蔦屋書店に行った。店内が広く、目が回りそうだったが、いい本?簡易的写真集に出会った。署名は「絶景山 WORLD’S BEAUTIFUL MOUNTAINS 」。コンパクトで山岳写真が美しい。「アルプスの尖り帽子・マッターホルン」「宇宙に一番近い山・エベレスト」「ヒマラヤの『人喰い山』ナンガ・パルバット」など世界各地の名山・奇山を紹介している。名山に纏わるエピソードも紹介され勉強になるし、面白く書かれている。寝る前に眺め、名山の頂に立った夢を見ている。写真:ピーピーエス通信社、 ゲッティイメージズジャパン、 アマナイメージズ 出版社:パイインターナショナル サイズ:20×20cm/107p
 
絶景山函館蔦屋書店はCCCの子会社。蔦屋書店として国内最大級。道南初のブック&カフェ形式。スターバックスやファミリーマート、コスメショップなどのテナントがある。
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月刊登山専門誌「山と渓谷」VS「岳人」

2014年08月21日 | 🗻山の本📖

主な月刊登山専門誌として、「山と渓谷(山と渓谷社)」&「岳人(中日新聞社)」がある。個人的には「ヤマケイ派」であるが、内容によっては硬派の「ガクジン派」でもある。しかし、中日新聞は、「岳人」の発行を9月号からモンベル傘下の会社に引き継いだ。んで・・・モンベル創刊号?「岳人」と「ヤマケイ」の両専門誌を飲みながら読み比べ

「岳人」は京都大学の有志により1947年に創刊。1949年から中日新聞社が発行、2014年2月に創刊800号。「山と渓谷」が入門者を主なターゲットとする“デパート”とすれば、「岳人」は“専門店”であると何かの記事で読んだことがあるが、いまでは「ヤマケイ」も専門書に近い記事も多くていい。「山と渓谷」は1930年に創刊。来年は85周年だ。表紙は美しい山のカラー写真が多い。読み応えのある登山ルポに便利な名山ガイド。時々知人も載っている。初心者から上級者まで幅広い層の登山愛好者に支持されている。編集長は「登山の用具」と「技術」と「ガイド」、この三つを必ず毎号入れたいと語っている。山岳環境や雪崩特集や遭難対策の記事も参考になる。

山ガールブームの火付け役は、2009年6月に創刊した女性向け雑誌「ランドネ」(エイ出版社)も超初心者にやさしいガイド本だ。男臭い汗くさい?「岳人」や「山と渓谷」などとはタイプが違う。モデルにすべて女性を起用。山ガール用のおしゃれなファッションや料理、道具を紹介している。 

「BE-PALビーパル(小学館)」は、アウトドア全般で面白いが、消費税増税で節約のため山特集の場合のみ買うことにしている。

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