石ノ森萬画館で走行中の一服
1998年に亡くなった漫画家・石ノ森章太郎氏の原画3万点などを集めた石ノ森萬画館である。
宮城県中田町出身(合併後登米市に)の石ノ森氏にとって、石巻市は映画を見に通ったゆかりの地である。石ノ森氏は、リンパ腫による心不全のため60歳で死去している。石ノ森氏は漫画には面白い、おかしいだけではない多数の表現が可能になったとして、漫画の新しい呼び名・萬画を提唱以降は自らの職業を漫画家ではなく萬画家と称した。
石ノ森萬画館は、マンガの可能性を体験し学んでもらう事を目的としたマンガミュージアムとなっている。SF漫画、ギャグ漫画から学習漫画まで幅広いジャンルの作品を量産し、漫画の王様・漫画の帝王と評された石ノ森氏。内容の濃いミュージアムである
代表作はサイボーグ009佐武と市 捕物控009ノ1さるとびエッちゃん幻魔大戦人造人間キカイダー、マンガ日本経済入門、レッドビッキーズ、星の子チョビンHOTEL・・・など。仮面ライダーシリーズを始め、特撮作品の原作者としても活躍していた。
キカイダー石巻市内を歩くとあちこちに石ノ森氏の作品が飾られているハカイダー仮面ライダー石巻駅
石ノ森氏は、任天堂のゲーム・ゼルダの伝説のコミカライズを手がけていた。石ノ森章太郎デジタル大全の1冊として電子書籍版が読める現実逃避し冒険旅行でもしたいものだ安比高原の山々が眼下に・・・