山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)・・・単独登山多し、山をテーマに限定(時々脱線♪)した気まぐれ日記です‼

10年目の世界自然遺産「知床」

2015年07月20日 | 🗻山日記

今月17日に知床が世界自然遺産に登録されて10年となった

これは久々に知床テン泊(硫黄山→羅臼岳)でしょーと車中泊場所の岩尾別までは長距離運転で行ったのはいいが足首の調子がまだ完治とはいえず、しかも、ウトロハイヤーが「早朝料金3千円を加算し1万2千円かかります」というので足の確保がなく縦走は断念遺産登録前までは数千円だったのにさて10年たって知床がどう変わったのか・・・視察散策登山は硫黄山ピストンにとどめる(地図)片道4時間もかかってしまった現在、硫黄山登山には道路特例使用承認申請書と登山届けが必要だピーカンもう20度を超えたおー思い重い羅臼岳までの眺望、遠く斜里岳も知床岳だ~まだ未踏峰である数百メートルは残雪で滑るように下山知床ヒグマ「餌やり禁止キャンペーン」を守らない人もいるようだ。ヒグマはいきなり道路を横切るし、キツネは道路から動かない、エゾシカは高山植物を食いまくる、少しずつ生態系が崩れてきたのか、野性味がなくなってきたのか知床五湖の木道はこんなに立派にカムイワッカは秘境温泉のイメージがなくなってしまったような・・・岩尾別の無料露天風呂は爽快で気持ちがよい外国人観光客も多く、台湾人?がレンタカーで脱輪、数台で助けあうがあきらめて、英語ペラペラのお兄さんがJAFに連絡?テレビなど電化製品積みすぎでは・・・安全運転してほしい(頂上から五湖)世界自然遺産なので道外、世界各国から観光客が多く来ているが、貴重な植物の踏み荒らしやゴミ投棄も見られる

今後も環境悪化などが懸念されるので、観光客の一部立ち入り制限は引き続き実施してほしい。知床が永遠に生き永らえていくには必要である

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リングプルを集めている理由(わけ)

2015年07月15日 | その他

自然公園や登山道によく落ちている空き缶やゴミ。ある程度のゴミは拾うようにしているが、特にリングプルはまめに持って帰る。さらに、夏はビールが進む~晩酌だけで1日2缶飲み干しているので、リングプルもすぐ溜まる約10年前から「おやじの会」とかでリングプル収集活動もしていたので結構溜まるものだ。リングプルは約600㎏で車椅子1台交換の計算だ。区役所や小中学校にある程度溜まったら寄附しているいろんな団体や個々人から集まり、その後、老人ホームなどへ車椅子などが寄贈されているようだ。

その車椅子。2013年2月にアフリカ最高峰・キリマンジャロ(5895m)に車椅子で登頂した札幌市在住の猪飼嘉司さんの活動の影響で、山頂までの林道がある程度整備された山で車椅子を利用しがんばって登っているのを見かけるときもある小生と同世代の猪飼嘉司さんらが組織した「チーム・パラマウント・アドベンチャーhttps://twitter.com/TPA_Hokkaidoの取り組みはボランティア活動に対する社会的関心の高まりにつながっているとえる。

最近、夕張・冷水山(702m)では急勾配の砂利道5・2㎞を3時間で登っている。ボランテイアが押すだけでなく引っ張ることもできるように着脱式のけん引器具を車いすに取り付けて臨んでいるようだ。支笏湖外輪山の紋別岳(866メートル、千歳市)も約3時間かけて登頂している。

違う団体だが、函館にある車椅子登山実行委員会では七飯町の仁山(439m)に登っている。車イス参加者1人当たり18人以上のボランティアが必要で毎年募集している。実家に近いので機会があれば参加して応援したい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リハビリ登山?駒ヶ岳散策

2015年07月13日 | 🗻山日記

2週連続用あって道南登山。先週、亀の水槽運んでる最中に段差で躓き転んで右足首打撲

「あんたより亀ちゃん大丈夫だった」とのろまな亀(妻)グサッ。重いザックは無理そうなので小学生の遠足から何回か登っている赤井川6合目コース利用。往復約2時間〔地図〕駒ヶ岳火山観測ポイントの円山(1000m)と墨田盛(892m)ピーク(自己責任登山)まで行って帰る火山活動や崩落危険でスリルのある剣ヶ峰まで登れないのが残念20年前の剣ケ峰・直下からの円山と頂上まだザイルは残っているだろうか?帰路、もよおし豪華な洞爺のウインザーホテルでトイレ利用:サミットよりずっと々前に湖畔から登頂したことがある幌萌山624.8m(ポロモイヤマ)いまではゴンドラやホテル駐車場からの登山で簡単になってしまっただが、当時は洞爺・幌内山(一等三角点)という標識だった気がするあまり知られていない留寿都村役場直営の留寿都村温泉で暑い汗流す。清掃協力金200円の安さ時間帯によっっては一人貸し切り状態なのがいい夕方は混む。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道内ふるさと100名山 第8話 立象山と南西沖地震

2015年07月09日 | 道内ふるさと100名山

檜山に住んでいた頃サマーキャンプといえば鴎島、熊石、乙部、奥尻・・・そして瀬棚にテン泊した。いまではどこのキャンプ場も綺麗に整備されてワイルドな環境ではなくなってしまったが、瀬棚町の立象山(標高95m)近くにあるキャンプ場「せたな青少年旅行村」からの絶景は今でも忘れられない。立象山は「巨大な象が立っている姿に似ていることから」名付けられたそうだ(そうは見えない)が、山頂からは360度のパノラマが広がり、狩場山や遊楽部岳、日本海に浮かぶ奥尻島まで望める夜は、漁り火が点り幻想的な眺めだ久しぶりに登ったら景勝・三本杉岩とともに発電用・風車群に目を引く。日本初の洋上風力発電風車で「風海鳥(かざみどり)」と名付けられ「新エネ100選」に選ばれている。山頂から見下ろす三本杉岩に沈む夕日は言葉を失うほどの美しさだ。奥尻を眺めながら走る海岸線はいつみても美しいが、平成5年の「北海道南西沖地震」は絶対忘れてはならない。奥尻島を中心に、火災や津波で大きな被害を出し、死者202人、行方不明者28人を出している。その年、社会人1年生で故郷を思い胸が痛んだ。帰省などで用があって瀬棚町を通る際は「事平羅神社」「姥神大神宮」などに寄って参拝する露国軍艦アレウト号乗組員遭難慰霊碑で参拝をする勘違いの人もいるが・・・。瀬棚には津波防水と関連して、狩場渓谷の馬場川下流には防潮水門がある津波が川から進入するのを防ぐために整備されたもので、震度4以上のときなどには自動的にゲートが下がる仕組みになっている。ユニークな形状で、土木景観としても楽しめる。展望テラスから、三本杉岩、立象山などが見える。また、過去に数回、広報コンクールの審査に携わったことがあるが、瀬棚の観光ポスターは実に面白い町民をモデルに起用するなどユニークなアイデアで知られる観光ポスターだ。韓国ドラマの「冬のソナタ」ではなく「夏のセタナ」や「やぁせたな」「この夏、せたなでヴィクトリー」など予算が苦しい中で町職員による手作りポスターはテレビなどにも取り上げられ反響が大きかった。「また、せたな(待たせたな)」「幸せた(だ)な」とか親父ギャグみたいのもあって面白い。ポスターで笑うのもいいが、「せたな観光協会」自賛のフットパスコースを歩いてみるのもいい立象山かけ降りる全部で567段沈む夕日に~また津波がことを祈る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狩場山・事比羅神社奧宮修理手伝う

2015年07月07日 | 🗻山日記

7/4八雲町に用事があり帰路せたな町を経由し「事比羅神社」から低山・立象山(95.4m)を登ったら「たまに狩場に寄ってや~」との山神が小生を呼ぶので数年ぶりに再訪立象山からの狩場山(1520m)狩場山地図初級レベルの簡単な新道を利用したがルートを初めて間違う立象山登山口に事比羅神社があるがその奥宮が狩場山頂にある年に10回程狩場山に登る地元瀬棚のパトロールおじさんと傾いた鳥居の立て直しのお手伝いをするしめ縄を飾るペンキ塗る親沼・・・旧道が廃道になったのが悲しい南狩場近くからの眺望。ヒグマが谷の雪渓にいた日本300名山とあって関西から単独やグループなどが来ていた別名メタボ試しの割れ石なんとか通れた下山、雪渓回避していたら、うっかり真駒内コースを歩いていた小生が悲しい衰えたか。初級コースを舐めて身軽に地図も持たず調子に乗りすぎた自分に反省ganさんのガイド本の影響で沢登り愛好家が増えているようだ冬の狩場山もいいよ~ちはせがわ(千走川温泉)いまは500円

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする