花ノ木ダムの工事で、堰を切ったため水位が下がり、川岸が露出した。七久保川の出口から100m位下流、白っぽい花崗岩の岩盤に、黒い片麻岩が覆い被さるように重なっている。紛れもなくここが境界だ。すると自宅は領家変成岩の片麻岩の上にあって、隣の宮川さんの家は花崗岩の上に建っていることになる。70年近く住んでいても、まだまだ知らないことが多い。
出沢のサバ山と七久保のガラ山、花崗岩は風化して、厚い真砂土の層に覆われるが、片麻岩はあまり風化せず殆ど表土がない。七久保の猪が痩せているのは、地質に依るに違いない。それは勿論、人にも当てはまる。努力の限界を感じる今日此の頃。
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