こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

錯 誤 体 質

2020-06-21 07:01:56 | Weblog
コロナウィルスによる活動自粛

という国家を挙げての一斉運動は

まったくの無駄だった

ウィルスの研究者にとって

分かっていたことでも

その他の専門家集団にとっては

必ずしもそうではなかった

認識の落差がそこに横たわっている


感染症の専門家は表層に注目し

ウィルスの専門家は

深層に注目した

そのはざまで

解釈を意図的に加えたことで

異なった結論を

意図的に導くことが

流行していた


一斉自粛による経済活動の強制的停止

は問題認識能力の違い

が生み出したもの

自粛というその行為には

コロナウィルスに直接対応するための

能力はない

穏やかな隔離

でしかそれはなかった


ヒトヒト感染するこのウィルスに

有効な手段は

一つもない

ワクチンもなければ薬もない

自然治癒を待つことだけが

唯一の療法

この事実は

生体活性の度合いの差

で決まるということ

生死の境が運命的に訪れる

単にそれだけのこと


隔離は感染機会を断つための

便宜的措置

その行為は未感染者増やすことでしかなく

将来の二次三次感染の規模

を却って高めることを意味する

隔離が医療行為ではなく

防衛手段であったため

ウィルスに対する抑止効果

は最初から認められてはいなかった


自粛は感染リスクを確かに減らしたのだが

免疫効果の誘導を

却って妨げることともなった

一時的な防遏効果を引き出すために

経済活動を成り立たせていたメカニズム

を消し去るほどの脅威

ではコロナはなかった

自然治癒を待つことだけが

最良の選択だった

知に偏った集合が

感染拡大が齎す危機を

不必要に煽った事実

がその結果として残され

ウィルスによる炎症が

臓器と血管に異常を齎したとしても

放っておけば勝手に治ったからだった


活性を失っている固体が

淘汰されたとしても

種としてのニンゲンは

末永く生き延びる

致死率が1%であるのなら

生存率は99%

この差を無視して

生命が断たれる事態の到来を

世間は懼れた

患者が急増したために

医療崩壊へと繋がる履歴が残された


生命体が作り出す社会が

新陳代謝するのは

未だ見出されていない法則が

そこに働いているからだ


死を恐れて生にしがみつこうとするのは

輪廻に背く

生命が再生産されるその機会を

自発的に拒否することでしか

それはない

一期は一会であって

よい


自粛の強制には

経済活動と医療活動にとって

どのような有効性もなければ

意味もなく

当然成果がある筈もない


ウィルス学の研究者たちは

既に独自の総括を行っていた

自粛解除の一斉実施

が早まったのは

この理由による

その他の専門家集団は

未だに模索しつづけていて

進むべき道の選択を

相変わらず探っている


行動自粛を強制実施したその決断



経済メカニズムを急停止させ

給付金制度を現実化した

自粛活動が景気を低迷させて

経済メカニズムを

意味もなく失速させた

だけとなったからである



資本システムの根幹にかかわる

この問題の本質を指摘した報告

が頓に増えてきたのは

文明にとって喜ぶべきこと


一知半解の中途半端な知識をもとに

世界中で自粛活動を強制し

大騒ぎしていながら

運動の成果は

経済活動の停止と生命の喪失だけ

という現実がこうして残された

これら一連の経過に

意義はない

データは既に出揃っている

要因分析を進めていくことにより

混乱が生んだ錯誤

の意味はほどなくして

見えてくるだろう


異なった分野の

専門知識を有する権威

とされた勢力の総体

が問題を曲解して

勝手な解釈を施し

メディアがそれを飯の種にした

国民の理解を

不正に誘導したというそのことが

漸く明瞭に示される時がやってきた


あらゆる活動の自粛行為が

感染症対策として有効だ

と思い込んでいた多数派に属する集団が

自粛活動を監視することで役立った

と思い込んでいた有害無益なだけのばかもの供

を一斉に雨後の筍のように叢生させ

自粛警察として振る舞うことに

喜びを感じていた愚か極まる連中を

誤った行動へとそれが駆り立てた

類似の事例は戦前戦後にも起きていた

なんともオゾマシイことである


免疫を成り立たせているそのメカニズム

の意味をよく承知していたのであれば

抗体の有無

に関わらず

免疫反応の執着点がどこにあり

そこでどう折り合いをつけるのか

ということについて一定の理解

は得られていた


免疫反応であるという証明

が未確認であるという理由で

有効性についての判断を避け

批判したつもりになっていることの

有害性については無批判だった彼らこそ

混乱の幇助

という罪を適用されて然るべき

問題の解決を先送りして

国民が正しく理解することを

意図的に避けさせた

その事実を消すことはできない


外野守備型専門家の一部はこの点で

免疫機構を法則として

理解していなかった

ということを自らのその姿勢

が訴えていたことについて

謙虚になって

改めて知る必要があるだろう


これと同じ理由で

特徴的で偏頗な傾斜

という意味をもつ行為は外にもある

環境問題に於いては

ずっと前から

事実誤認に基づいた深刻な錯誤

に緊く縛られたままとなっていた


そのために

温暖化の原因物質を

CO2だと一方的に断定し

それ以外の理由はない

と世界中をそう思い込ませた

という点で悪質な経過

を世界中に導いた


気候変動を一段と募らせた

独善に盈たされた勢力を蔓延らせた

そこに刷り込まれていた誤った情報

が問題の解決を徒に

引き伸ばしていたにも関わらず

善または正義だと心得て

専断的に誤った方向へと推し進め

実効なき温暖化政策を

世界中に定着させた

という点で罪深い


CO2は空気より重いため

空中に長く漂っていることが

そもそもできない

この事実を確認するには

ドライアイスの白煙の行方

をみればよい

それが重い気体だ

ということは子供でも知っている

意味の関連付けがなおざりになっている

からこそ気候変動が

大気中のCO2が原因で起きたもの

とする事実誤認が拡散して定着した


事実関係の確認をする気になりさえすれば

ネットで簡単に検索でき

真実の所在が那辺にあるのか

ということを確かめる程度のことは

誰にでもすぐできていた


この経過から見えてくるのは

そんなことを誰もしたことがない

というその事実

これが温暖化を止まらない

ように差し向けた

その結果真犯人である高温の水蒸気

が罪を免れ

温室効果を世界中で

今尚高めつづけることが許されて

大気中に最も多い温室効果ガス

となっている水蒸気を確実に増やつづけている


CO2に雨を降らせる能力がなく

雲がなければ雨は降らない

雲を作りだすのは地表にできた水蒸気

これほど明白な事実を観ないで

二酸化炭素の削減に振り回されている


気候変動は益々苛烈なものとなり

命を失う人の数は減らずに増えた


高温の熱水蒸気は

蒸気発電という発電方式が生みだす

地下資源を燃やして液体の水を蒸気にし

できた蒸気を更に加熱して

100℃以上のレベルに高めていく

こうして圧縮された蒸気の熱

はどんどん高められ

蒸気が持つ温室効果を


圧縮熱が更にその温度を高める

この循環を火力発電所が成り立たせることで

蒸気タービンを毎分三千回転させつづけると

50ヘルツの周波数をもつ交流が

遅滞なく生み出せる


要するに

蒸気機関と同じことを

世界中の火力発電所がやっている

世界中の電力会社は何故か

おしなべて秘密主義を貫いている

世界中の知識人たちが

誤った解釈に陥っているのを知っていながら

過ちを糺したことが一度もない

そのために全く実効のない環境対策を

何年も続けていなければならなくなった

その過ちに気付けなかったのは

意図的な沈黙が与えられていたからだ


交流電流について間違いった理解をしても

電力会社は否定も肯定も

したことがない



知識人の全員が

交流電流について

正しく理解していると信じ込んでいる


周波数の意味について

誰ひとり正しく答えたことがない

交流電流に何故周波数が必要なのか

を誰も考えたことがない


電磁誘導の法則を知らずに

交流電流を語ることは

固よりできない

周波数の何たるかを知ることができていれば

交流電流の意味は自明であった

ここが分かっていなかったからこそ

温暖化の本質が

誰にも見えなくなっていた

間違った解釈が横行し

削減する必要のないCO2を

意味もなく一斉に減らそうとした


京都議定書が失敗に終わり

パリ協定が纏まらないまま棚上げ

となったことには相応の理由がある


水蒸気を強い力で圧縮すると

蒸気機関車を動かすほどの

強烈な回転力が取り出せる

蒸気圧を高めれば高めるほど

重い発電タービンを回すほどの

強い力が引き出せる

そのための圧縮プロセスが

水蒸気の熱を更に高めることになる


二酸化炭素は圧縮過程で

随伴現象として熱を高める

という変化を生むのと同様に

水蒸気もまた圧縮過程で高温を導く

蒸気圧を高めると

高温の蒸気が大気中へと放出される


蒸気は空気より比重が軽く

空へと昇って雨を降らせる雲

となる


CO2の温室効果は

上空の冷気で熱を奪われ

比重の違いで最終的に

海と大地へと落下して消える

上空で漂っているCO2は

極めて微量

僅か0.0004%でしかないのは

比重の差がそうさせたのだ

高層域の大気温は極めて低く

冷やすことしかできない


高空域に漂っているCO2は

航空機が吐き出したものが

ゆっくりと落下する途中で観測されたもの

低気圧が生む上昇気流で

落下する重いCO2を繰り返し巻き上げ

高層域へと連れ戻す

そこで高気圧という下降気流が

優勢な力でCO2を押し下げる

こうして一定量のガスが

大気圏内に留まり続けることとなる

真実を理解できずにいる環境保護団体と

国連のIPCCが

身勝手な解釈を世界中に押し付けて

何が何でもO2の所為だと

キメツケた

ということが気候変動を

年々歳々悪化させつづけていくことを

サダメへと変えた

この事実を悟らない限り

環境問題と経済問題とに纏わる

二律背反(トレードオフ)の相関関係

はトワに消せない

悪化の一途をひたすら辿り


あらゆる政府系機関が

電力会社の負担を減らそうとして採用した

再生可能エネルギーの導入

という対策を無効にした


CO2を削減した事実を

誰も証明したことがない

そのために文明社会は京都議定書を見限って

パリ協定へと

河岸を変える決断をするよう迫られた


交流電流と直流電流との違いを

世界中の知識人たちが

弁別することを

未だにまったくできていなかった

業界の秘密主義が

正しい情報を伝えずに

誤った解釈であることを知りながら

放置した事実だけがこうして残された

この現状を生み出した

一知半解の知識階級のすべて

が交流電流について

正しく説明することが

未だにできない

交流電流の特徴を知っていたなら

再生可能エネルギーには

環境を復元する能力がない

という事実を指摘することは

もっと早い段階でできていた


長年の環境投資の総ては

この知識階級の無知と怠慢「

しすて勝手な誤解

によって無駄となったまま劣化し

地の底へと消え去った

交流高圧送電という方法は

最低の電位である大地に

接地しておかなければ

流れることがまったくできない

節電行為は

エネルギーコストを無駄に捨てるだけのこと

電力会社が節電を求めなくなったのは

蓋し当然の結果であったのだ


環境投資によって

有効需要となる筈の成果は

いつまでたっても形にならず

気候変動で失われたイノチは

減ることなく増えつづける


環境負荷のない直流電源を

どれほどたくさん導入したところで

交流電源の回転数を減らせない以上

環境投資は無駄中の無駄


そんなことすら

分かっていなかった

世界中の似非知識人たちが共有する


権威主義シンドロームは

この点で頗る有害

間接情報を鵜呑みにして

ひとり勝手に目を瞑ったまま信じ込む

誤った情報を

善と信じて再生産し

気候変動をそうやって

一方的に募らせた
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愚 者 の 宴 | トップ | 無 恥 妄 昧 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事