経済というものは
力学と心理学との
共通集合によって
つくられる
資本を手段とする力関係と
投資意欲
や
消費意欲
などが生み出す傾斜
が
経済実勢を成り立たせている
生みの親
一方
経済学と呼ばれている分野
が関わる領域は
その結果
についての評価であることを
意味する
経済的変化
に関する様々な解釈を
後で
適宜
施すことによって
切り口の違い
を観察することで
生起した事実
とその関係性を
論理的に再合成する
という学問
それ以上のものでは
ない
経済はダイナミズムによって
常に変化し続けるものだが
経済学は
確定した事実
を跡づけるためのもの
このことから
経済学で
未来の経済的変化
を予測することはできても
予兆を変える変動
を導き出すことは
不可能
過去の経済政策が
想定通りの結果になった
というためし
はミアタラない
世界中の政府機関が
経済政策を悉く誤り続けてきたその元凶は
経済学者などの識者
とされる一群からの
助言
を前提にした
ということに
ある
アベノミクスが失敗
に終わるだろう
ということは
始まる前から
よく分かっていた
ことだった
二年と四分の三
の年月が経過した現時点で
鳴り物入りで登場した経済政策の失速
が大方の目に明か
なものとなっている
確定するまで待つ
必要は最早あるまい
不確定要因を要素化
することを怠っていた
そのために
徒に時間と資本とを
失い
無駄な時間を積み上げていた
この不毛な経過が
所期の成果
とその到来を遠ざけていた
量的緩和の実施
による円安効果は
円の通貨価値を対ドルで半減させるものとなり
国民の可処分所得を
同じ比率で引き下げた
ということが
ドル資産を保有する組織と個人の豊かさに
利益を積み増す結果
へと繋がった
為替市場の値動きで
輸出産業はこぞって利益を得たのだったが
それは
国民に円安効果を強いることによって
個人消費を抑制する
というインフレ目標に逆行する
結果を引き寄せた
一連の経過は
基本計画の内部に瑕疵がある
というメッセージになっていた
株式市場では
国民の資産を運用するための環境整備を急ぎ
緩和マネーを流入させて
株価を高値へと誘導して
景気の改善を
印象付けた
だが
外資に利益を与える素地を提供し
富を率先して失う
という粗末な結果も導いた
株価に拘る性向が
富を失い
損失だけを
執拗に
積み上げるシステム
となって
国民へと残された
これにより官制相場が負った
不良債権は更に増大してしまい
膨大な含み損を抱え込む
経過を生んだ
評価損をどう始末するか
という問題が
政府機関の新たなる今後の課題
として
浮上するときが
近づいてきている
政府判断の内部に潜む
愚かさからくる固有の脆弱性に
意図的に目を瞑ってきた
マスメディアのすべてが
翼賛体制を成り立たせ
経済失政が与えた傷口を
押し広げる
という実に間抜けな役割を
これまでのところ
果たしてきた
アベノミクスの失敗が
最終的に確定したとき
彼らがどう変節するのか
を観る楽しみ
があってよい
経済学の薀蓄を傾けても
損失を抱え込んでしまったのなら
その知識は
何の役にも立たなかった
ということになる
力学と心理学
の意味と
その使い方を知っていたのであれば
損失を回避して
利得を増やす程度のことは
極めて容易なことだった
外資系のファンドにできていることを
応用する能力が
経済学者と政府には
一律に欠けていた
というだけのこと
経済の本質が
全く見えていないのだから
その判断には
当然
あやうさが隠されている
資本市場は投資の論理でうごくもの
古びた学説や
もっともらしい定説を根拠として
未実現
の時間に
適用していみたところで
初期の成果が
まったく得られなかった
というのはまさに当然の帰結
問題の本質というものは
単純な事実
だけから作られる
見通しを誤った日銀の責任は
いうまでもなく重大だ
打つべき手
は当初から限られており
奥の手などは存在しない
実施するタイミングは
既に過去
甘い見通しが
インフレ目標の実現を先送りさせ
不測の事態を連れてきた
異次元規模の量的緩和は
一年程度で結果をだす
筈の金融政策だったのだ
その実効性の行方
は未だにまったく見えてこない
日銀総裁がプロパー出身ではない
財務官僚だった
ということが
起きる筈のない長期金利の上昇を生み
債権価格の低下を防ぐ措置を急がせた
この経過の事実が
新任総裁を当時既に笑いものにした
という事実がある
株価の上昇を急いだあまり
債権から株券への乗り換えを誘導し
債券価格を反対に低下させ
長期金利を引き上げた
日銀の関係者であったなら
絶対に避けていた基礎中の基礎
が財務官僚出身の新総裁には
すっかり欠け落ちていた
この一事だけで
判断能力に
疑問符が付けられた
あまりにも愚かな出来事
が経済史へと記録されたのである
経済学に関する膨大な経験と知識
があったとしても
経済政策を任せてはならない
という認識の欠如
が
世界中の経済政策を失敗へと陥らせ
成長からリセッション
へと追い落そうとして
草むらに身構えている
更に中国共産党政府に通有する
経済に関する基礎的な認識不足
というものが
大陸の株式市場を制御できると過信させ
投資家の信頼を裏切って
資本の還流を却って急がせた
この変化を抑止しようとして
手持ちのドル資産を大量に売って
人民元を買い戻し続ける
というその反転した真逆の行為が
外貨準備を取り崩させることとなり
人民元の通貨価値を裏付けていた固有の機能を
自らの判断の過ちで
自発的に失わせる事態となった
人民元の通貨価値は
ドル安政策に対抗するカウンター攻撃
となっていた元安政策の結果
として共産党政府が
意図せずに
たまさか手に入れたもの
ドル建ての資産を取り崩せば
それは
人民元の価値
の補償が不在となった
という事実を世界中に告げ
共産党政府に対応を
急遽迫るようになる
それは
中国にハイパーインフレが訪れる
ということを予告する
意味になる
このようにして
アメリカが生んだ
ドル余り現象が
世界中に拡散させた
マネーゲームは収縮へと転じ
過剰供給されていた資本は
あらたに有望な投資先
をもとめてさすらい続けるものとなる
その一部が日本市場に訪れるだろうことは
リスク回避の円高
が既に起きている事実から
あきらか
有望な投資先が他に不在なら
余剰資本は日本を目指し
一斉に大挙して上陸を開始する
85年のプラザ合意が
ドル安政策を実現するための
協調介入を実施させ
ドルが日本市場へと大量に押し寄せた
それが日本で不動産バブルを生み育て
その後の一連の失政をこの国へと連れてきた
当時の国会成員のすべてが
この時の責任を
何一つとっていない
そもそも
問題認識能力それ自体がなく
罪の意識がないのだから
恥も感じずに
昂然と過ごしてきた
無責任な多くの日々が
国家財政の膨大な赤字
となって残された
国民の不幸は
国会のノー☂ぶりに
あるのだ
自覚なき犯罪を
問う法律の制定が
いまこそ必要な時代は
かつてない
力学と心理学との
共通集合によって
つくられる
資本を手段とする力関係と
投資意欲
や
消費意欲
などが生み出す傾斜
が
経済実勢を成り立たせている
生みの親
一方
経済学と呼ばれている分野
が関わる領域は
その結果
についての評価であることを
意味する
経済的変化
に関する様々な解釈を
後で
適宜
施すことによって
切り口の違い
を観察することで
生起した事実
とその関係性を
論理的に再合成する
という学問
それ以上のものでは
ない
経済はダイナミズムによって
常に変化し続けるものだが
経済学は
確定した事実
を跡づけるためのもの
このことから
経済学で
未来の経済的変化
を予測することはできても
予兆を変える変動
を導き出すことは
不可能
過去の経済政策が
想定通りの結果になった
というためし
はミアタラない
世界中の政府機関が
経済政策を悉く誤り続けてきたその元凶は
経済学者などの識者
とされる一群からの
助言
を前提にした
ということに
ある
アベノミクスが失敗
に終わるだろう
ということは
始まる前から
よく分かっていた
ことだった
二年と四分の三
の年月が経過した現時点で
鳴り物入りで登場した経済政策の失速
が大方の目に明か
なものとなっている
確定するまで待つ
必要は最早あるまい
不確定要因を要素化
することを怠っていた
そのために
徒に時間と資本とを
失い
無駄な時間を積み上げていた
この不毛な経過が
所期の成果
とその到来を遠ざけていた
量的緩和の実施
による円安効果は
円の通貨価値を対ドルで半減させるものとなり
国民の可処分所得を
同じ比率で引き下げた
ということが
ドル資産を保有する組織と個人の豊かさに
利益を積み増す結果
へと繋がった
為替市場の値動きで
輸出産業はこぞって利益を得たのだったが
それは
国民に円安効果を強いることによって
個人消費を抑制する
というインフレ目標に逆行する
結果を引き寄せた
一連の経過は
基本計画の内部に瑕疵がある
というメッセージになっていた
株式市場では
国民の資産を運用するための環境整備を急ぎ
緩和マネーを流入させて
株価を高値へと誘導して
景気の改善を
印象付けた
だが
外資に利益を与える素地を提供し
富を率先して失う
という粗末な結果も導いた
株価に拘る性向が
富を失い
損失だけを
執拗に
積み上げるシステム
となって
国民へと残された
これにより官制相場が負った
不良債権は更に増大してしまい
膨大な含み損を抱え込む
経過を生んだ
評価損をどう始末するか
という問題が
政府機関の新たなる今後の課題
として
浮上するときが
近づいてきている
政府判断の内部に潜む
愚かさからくる固有の脆弱性に
意図的に目を瞑ってきた
マスメディアのすべてが
翼賛体制を成り立たせ
経済失政が与えた傷口を
押し広げる
という実に間抜けな役割を
これまでのところ
果たしてきた
アベノミクスの失敗が
最終的に確定したとき
彼らがどう変節するのか
を観る楽しみ
があってよい
経済学の薀蓄を傾けても
損失を抱え込んでしまったのなら
その知識は
何の役にも立たなかった
ということになる
力学と心理学
の意味と
その使い方を知っていたのであれば
損失を回避して
利得を増やす程度のことは
極めて容易なことだった
外資系のファンドにできていることを
応用する能力が
経済学者と政府には
一律に欠けていた
というだけのこと
経済の本質が
全く見えていないのだから
その判断には
当然
あやうさが隠されている
資本市場は投資の論理でうごくもの
古びた学説や
もっともらしい定説を根拠として
未実現
の時間に
適用していみたところで
初期の成果が
まったく得られなかった
というのはまさに当然の帰結
問題の本質というものは
単純な事実
だけから作られる
見通しを誤った日銀の責任は
いうまでもなく重大だ
打つべき手
は当初から限られており
奥の手などは存在しない
実施するタイミングは
既に過去
甘い見通しが
インフレ目標の実現を先送りさせ
不測の事態を連れてきた
異次元規模の量的緩和は
一年程度で結果をだす
筈の金融政策だったのだ
その実効性の行方
は未だにまったく見えてこない
日銀総裁がプロパー出身ではない
財務官僚だった
ということが
起きる筈のない長期金利の上昇を生み
債権価格の低下を防ぐ措置を急がせた
この経過の事実が
新任総裁を当時既に笑いものにした
という事実がある
株価の上昇を急いだあまり
債権から株券への乗り換えを誘導し
債券価格を反対に低下させ
長期金利を引き上げた
日銀の関係者であったなら
絶対に避けていた基礎中の基礎
が財務官僚出身の新総裁には
すっかり欠け落ちていた
この一事だけで
判断能力に
疑問符が付けられた
あまりにも愚かな出来事
が経済史へと記録されたのである
経済学に関する膨大な経験と知識
があったとしても
経済政策を任せてはならない
という認識の欠如
が
世界中の経済政策を失敗へと陥らせ
成長からリセッション
へと追い落そうとして
草むらに身構えている
更に中国共産党政府に通有する
経済に関する基礎的な認識不足
というものが
大陸の株式市場を制御できると過信させ
投資家の信頼を裏切って
資本の還流を却って急がせた
この変化を抑止しようとして
手持ちのドル資産を大量に売って
人民元を買い戻し続ける
というその反転した真逆の行為が
外貨準備を取り崩させることとなり
人民元の通貨価値を裏付けていた固有の機能を
自らの判断の過ちで
自発的に失わせる事態となった
人民元の通貨価値は
ドル安政策に対抗するカウンター攻撃
となっていた元安政策の結果
として共産党政府が
意図せずに
たまさか手に入れたもの
ドル建ての資産を取り崩せば
それは
人民元の価値
の補償が不在となった
という事実を世界中に告げ
共産党政府に対応を
急遽迫るようになる
それは
中国にハイパーインフレが訪れる
ということを予告する
意味になる
このようにして
アメリカが生んだ
ドル余り現象が
世界中に拡散させた
マネーゲームは収縮へと転じ
過剰供給されていた資本は
あらたに有望な投資先
をもとめてさすらい続けるものとなる
その一部が日本市場に訪れるだろうことは
リスク回避の円高
が既に起きている事実から
あきらか
有望な投資先が他に不在なら
余剰資本は日本を目指し
一斉に大挙して上陸を開始する
85年のプラザ合意が
ドル安政策を実現するための
協調介入を実施させ
ドルが日本市場へと大量に押し寄せた
それが日本で不動産バブルを生み育て
その後の一連の失政をこの国へと連れてきた
当時の国会成員のすべてが
この時の責任を
何一つとっていない
そもそも
問題認識能力それ自体がなく
罪の意識がないのだから
恥も感じずに
昂然と過ごしてきた
無責任な多くの日々が
国家財政の膨大な赤字
となって残された
国民の不幸は
国会のノー☂ぶりに
あるのだ
自覚なき犯罪を
問う法律の制定が
いまこそ必要な時代は
かつてない
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