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こんなところにも 未利用エネルギー

2008-06-15 10:59:14 | Weblog
原油の高騰でエネルギーコストがあがると、暮らしはたいへんだ。そこで、心得のある人たちは送電線の下に住居を移すようになる。キャンピングカーなどに、人気がでる。

 
夜暗くなってから高圧の送電線の下にたっていると、手に持った蛍光管が勝手にひかる。そばにコンセントなどはない、野外でおきる不可解な怪奇現象。 
この電気を利用すると、一年中電気代のかからない生活ができるようになる。


電気を盗むというわけではない。電流そのものは減らないのだから。流れにくくなる、ということはあり得るが。人類は利用できるエネルギーの50%を、これまで活用してこなかった。 


電気と磁気はひとつでセット。いままでは電気エネルギーだけを取り出していたのだったが、これからは磁気エネルギーも有効利用しなければならない。


送電線にコイルを近付けていくと、そこに電流が発生する。電流の大きさは、コイルと電線の距離の二乗に反比例する。必要な電力を得るには、コイルを送電線に近づけていけばよい。


みんなが一斉に磁気エネルギーを有効活用する時代になると、電力会社は送電をやめる? そんなことはない。法律で規制をかけてくるだろう。だが、エネルギーの有効利用を止めることはできない。課金するの関の山。


送電線がなくなくなれば、CO2の発生は減る。鉄塔や電信柱がたっている地域なら、その下であればどこだって磁気エネルギーはでている。地中化しても磁場は浸み出す。シールドされていない限り。


科学の成果を生かそうとしなかったから、地球の体温が上がってエコシステムが病気になった。失調障害と呼ばれている。


電磁誘導の理屈を知っていれば、未利用エネルギーを活用することは以前からできていた。電気代が上がって下がらないこれからの時代には、磁気エネルギーに注目する企業が増えるだろう。


法律に違反していないのだから、すべての住宅でこの方法を公然と実施するようになる。それが温暖化を止めて経済を活発にする早道。遠慮する理由は、どこにもない。


タダの電気を消費者が自らの努力で使うのは、温暖化を抑えるという目的に叶うこと。堂々とやったらよい。未利用エネルギーを生かせない国は、滅ぶ。これからはコイルメーカーが繁盛するようになるだろう。


誰も損をしないのだから、こんなにうまい話はほかにない。電力会社の売り上げが減るのは、交流送電というシステムそのものに欠陥があったから。消費者のせいではない。 
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