大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

「パンダ」と「サクラ」で明るい日本を!

2011年03月10日 | 日記
昨日、東大構内を散歩していたら工学部前広場の桜の花が一部開花しているのを発見した。開花した花は数えられるほど少ないが春の訪れは確実に近づいてきていることを実感する。東大構内より森鴎外の「雁」で有名な無縁坂を下りて行くと不忍池に突き当たる。この不忍池に隣接しているのが皆さんご存じの「上野動物園」だ。今、上野動物園では2月21日に中国からジャイアントパンダ2頭(リーリーとシンシンに名前が決定)がやってきて一般公開のためにスタッフは日夜準備に励んでいると聞く。一般公開日は何でも今月下旬とのことで、丁度上野の山の桜の開花時期と重なることが予想される。普通でも多い上野の桜の時期にパンダの公開だ。とんでもない人出が予想される。1972年に日中国交正常化を記念して「カンカン」と「ランラン」が初めて日本にやってきたときはパンダ見学のため3000人も並んだのである。今回は「パンダ」と「サクラ」である。上野がどんなになるか想像も付かない。因みにJR上野駅構内では写真の様に「パンダ」と「サクラ」を配したディスプレイが登場してもいる。ただ政治も経済も混沌として閉塞感漂う日本にとっては久しぶりに単純明快な明るいニュースかも知れない。